SIM×デバイス指南

キーボード付きスマホの普及モデル、BlackBerry KEY2 LE

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スマートフォンの文字入力は今やタッチパネルからソフトキーボードで行うことが一般的ですが、物理的なキーボードの付いたスマートフォンが根強く販売されています。「キーボードと言えばブラックベリー」。日本でも「BlackBerry KEY2」が販売されていますが、スペックが高いため価格はやや高めです。海外ではその廉価版ともいえる「BlackBerry KEY2 LE」が販売されています。なお海外端末の利用は各国の法律に基づいて行ってください。

BlackBerry KEY2 LEの主なスペック

【KEY2 LE】

・CPU:Snapdragon 636

・メモリ:4GB

・ストレージ:32GB or 64GB

・画面サイズ:4.5インチ、1620×1080ピクセル

・リアカメラ:1300万+500万画素

・インカメラ:800万画素

・バッテリー:3000mAh

・本体サイズ:150.3×71.8×8.4mm、156g

・OS:Android 8.1

・通信方式:4G/3G/2G(周波数は販売国による)

独立したキーボードを搭載して文字入力も楽々

独立したキーボードの推しやすさは抜群

BlackBerry KEY2 LEは1つ1つが独立したQWERTYキーボードを搭載しています。長年キーボード端末を手掛けているブラックベリーですが、現在の製造はアルカテルブランドのスマートフォンも手掛けるTCL。しかしTCL製となってもキーボードのタッチの良さは従来機と変わっていません。両手で本体を握って親指で快適に文字入力ができるのです。

ブラックベリーのロゴが映える背面

背面はマットな仕上げで軟質系の樹脂素材。滑り止め加工がされているので片手で持っても安定したグリップ感を与えてくれます。カメラは左上にデュアルで片側は1300万画素。背面中央のロゴはブラックベリーファンにはおなじみの「BlackBerry」の「B」の文字を重ねたものです。

全体的にスクエアな本体形状

キーボードを搭載しているものの、本体サイズや厚みは一般的なスマートフォンと変わりません。また重量も156グラムと適度で重くはなく、片手でも十分持てるサイズでしょう。キーボードがあるもののタッチパネルだけでの操作ももちろん可能です。CPUはSnapdragon 636で、一般的な使いかたをする分には不満が出ることもないと思われます。

ショートカットも使える便利なキーボード

本体の下側にキーボードがあるため、ディスプレイのサイズは4.5インチと他のスマートフォンよりも小さくなっています。横幅はあまり変わりませんが、縦の解像度が低くなっているのです。そのためスマートフォンをビュワーとしてよく使う人にはやや不満が出てくるかもしれません。でも長文の文字入力をよくする人にはしっかり押せるキーボードの付いたBlackBerry端末がお勧めと言えます。

またキーボードを1つ押すと、その頭文字で始まるアプリを呼び出せるショートカット機能も備えています。うまく使えばタッチパネル端末よりもより高速な操作が可能なのです。

アルファベットを押すと、その頭文字で始まるアプリを呼び出せる

さて一番気になるのは日本で発売中の「BlackBerry KEY2」との比較でしょう。まずキーボードはサイズが若干違うものの、押しぐあいはほとんど変わりません。本体サイズはLEのほうがわずかに小さく、12グラム軽くなっています。背面の仕上げ具合が異なるので、握った感じは両者で若干違うように感じられます。

スペックはLEのほうがCPU、メモリ容量が若干落ちますし、バッテリー容量も3500mAhのKEY2に対し、KE2 LEは3000mAhと小型化。一方カメラはKEY2が1200万+1200万画素とやや高画質です。両者の価格の差は2-3万円ですから、どちらを選ぶか悩ましいところ。もしもメインスマートフォンを持っているなら、キーボード入力のサブ機としてKE2 LEを買うのがいいかもしれません。いずれにせよどちらの機種も、キーボード入力派の人にはぜひ一度触ってみてその押し具合を試してほしいものです。

BlackBerry KEY2(左)とBlackBerry KEY2 LE(右)
BlackBerry KEY2 LE (BBE100-4) Dual SIM 64GB SIMフリー 並行輸入品 (Atomic)

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山根康宏
香港在住の携帯電話研究家。1年の大半を海外取材にあて渡航先では現地のスマホやSIMを必ず買うほどのマニア。メジャーからマイナーまであらゆるスマホを追いかけている。