SIM道場スペシャル

交友関係を分けたい!格安でLINEのサブアカウントを作る方法

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いわゆる「サブ垢」というもの。

LINEは今や日常的に利用されるコミュニケーション手段です。手軽に多くの人と「友だち」になれるというのは大きなメリットですが、時に自分の素性を隠したい、趣味の友だちと会社の交友を分けたい、友人間でも交友関係を限定したい。といった場合に不自由に感じることもあるでしょう。

しかしLINEは基本的に、ひとつのスマホ(電話番号)につき、ひとつのアカウント。そのため、普段とは別のLINEアカウントを作りたい、人間関係に合わせてアカウントを変えたいといった場合は、サブアカウントとスマホがもう1台必要です。

スマホは使い古したものでもOK、SIMフリーの格安スマホなどでも良いでしょう。サブアカウントの発行は、SIMカードの電話番号認証と、Facebookアカウント認証という2つの方法があります。Facebook認証ではFacebookのアカウントが必要となり、一部機能に制限もあるので、オススメしたいのは、格安SIMを利用したサブアカウントの発行です。

SMS付きのデータSIMや、「LINEモバイル」のSIMカードを選ぶことで、メインアカウントとほぼ同じ機能を持ったサブのLINEアカウントを、費用を抑えて手軽に作成・維持することができるのです。

では、SMS付きデータSIMを選ぶ場合、LINEモバイルを選ぶ場合のメリットをそれぞれ確認してみましょう。

音声通話ではなくSMS機能付きSIMを選ぶメリット

まずSMSを使う方法です。音声通話付きのSIMカードなら標準でSMSにも対応していますが、LINEを使うだけならば音声通話は不要です。そのため、サブアカウントとして利用するだけなら、音声通話SIMではなく、SMS機能付きのSIMカードを選んだ方がコストを抑えられます。

一例として僕が利用している「IIJmio」で比較すると以下のような維持費になります。

・音声通話付きSIMカード(3GB)……1,600円/月

・SMS付きデータSIMカード(3GB)……900円/月

au回線の「タイプA」での比較すると、実に700円も変わってきます。これはデカイ!

また、完全にサブ回線として高速通信容量が少なくても良いのであれば、「イオンモバイル」では1GBプランが480円/月から選べます(au回線の場合。ドコモ回線では+140円/月)。

・データ1GBプラン(1GB……480/月(au回線の場合)

・データ1GBプラン(1GB……620/月(ドコモ回線の場合)

SMS付きの格安SIM、料金比較表

もちろん、現在格安SIMを利用しているのであれば、初期費用や契約のしやすさなども関係してくるので、最安を狙うのが最善とは限りません。そこで、人気の格安SIMの中から、低コストで維持できるSMS機能付きのプランをピックアップしました。

コストを比較すると、最安値は前述のようにイオンモバイル。ドコモ回線、au回線共に選べるのも利点です。

なお、ドコモ回線ではSMSオプション料金が+120円〜140円程度発生するMVNOもあるので注意しましょう。

LINEモバイルを選ぶメリット

LINEモバイル」はLINEが提供している格安SIMで、LINEと密接にサービス連携をしています。

その機能のひとつとして、データ通信専用SIMカードでも、LINEアカウントを登録できたり、年齢認証を行なえるというメリットがあります。データ通信専用SIMカードを選んだ場合、暗証番号はSMSの代わりに契約したメールアドレス宛に暗証番号が届くのです。

また、LINEアプリ内の一部の通信がカウントフリーになるといったメリットもあり、ことLINEを利用することに限れば、他社の格安SIMを選ぶのと比べて、高いコストパフォーマンスで、サブアカウントを作成・維持できます。

このLINEモバイルの最安のプランを選んだ場合の維持費は以下のようになります

・LINEフリープラン(1GB/LINEの一部通信データは制限無し)……500円/月

まさにワンコインでLINEのサブアカウントを作成できる構図です。回線の種類はドコモ回線・ソフトバンク回線で選択可能。それぞれSIMでロック解除をしていないキャリアスマホでも利用することができます(詳しくは対応表参照)。

格安SIMでLINEのサブアカウントを作成する

では実際に格安SIMを使って、LINEのサブアカウントを作成する方法を解説していきます。今回はサブ端末としてiPhoneを利用した場合の手順となりますが、Androidでも大きく手順は変わりません。

スマホに新たに契約したSIMカードをセットしてLINEアプリをインストール、起動。「はじめる」をタップして、SIMカードの電話番号を入力して進めます。

SMSの送信確認が表示されるので「OK」をタップ。暗証番号が記載されたSMSが届くので、そちらの数字を入力します。

LINEモバイルのデータ通信専用SIMの場合

LINEモバイルのデータ通信専用SIMの場合は、電話番号を入力する手順は同じですが、暗証番号は「LINEモバイル契約時に登録したメールアドレス」宛てに届きます。端末に設定してあるメールアドレス宛てではないので注意しましょう。

なお、接続している回線の種類で判断しているようなので、認証を行なう時はWi-Fiを一時的に無効化してモバイルデータ通信状態にしておきましょう。

続いての手順はSMS付きの格安SIM、LINEモバイル共に同じです。アカウントの引き継ぎを問われたら「アカウントを新規登録」を選び、サブアカウントを新規作成し、パスワードも設定します。

格安SIMは基本的にLINEの年齢認証が行なえませんが、例外的にLINEモバイルではLINEモバイル契約時の登録した年齢情報を利用して、LINEの年齢認証が行なえます。

これにはLINEモバイルのマイページから確認できる「利用コード」を入力する必要があります。もし、ID検索や電話番号検索などを利用したいのであれば、年齢認証しておきましょう。

年齢認証後は基本的に画面の指示に沿って手順を進めていけばOKです。1点注意したいポイントとしては、友だちの自動追加設定。メインアカウントと切り離して、姿を隠したい場合はどちらもオフにしておくと良いでしょう。

使い古した古いスマホ、格安スマホでLINE二刀流へ

使い古したスマホや中古スマホ、格安SIMフリースマホでもよいでしょう。それらがあれば、格安SIMを使って、月額500円程度でアカウントを分けて、さらにモバイルデータ通信もできるLINEのサブアカウントを作成できます。

ここではSMS付きとLINEモバイルという2種類のスタート方法を紹介しましたが、最後にもう一度それらの特徴をおさらいしてみましょう。

SMS機能付きSIMカードの利点

1.SMSサービスが利用できる

2.LINE以外のSNS認証も利用できる

3.幅広いMVNOの中から選ぶことができる

LINEモバイルを選ぶ利点

1.比較的安価にLINEアカウントを作成できる

2.LINEアプリの特定の通信が使い放題

3.LINEの年齢認証が行なえる

ざっくりと切り分けるとこうなります。

SMS認証はLINE以外でも二段階認証として利用されているので、SMS機能付きのSIMカードを選べば、それらのサービスも利用できるというメリットもあります。まさにサブアカウント向けの機能です。

LINEだけに機能を絞るのであれば、LINEモバイルはコスト、使い勝手、データ通信量のすべてにおいて有利です。また、LINEモバイルでも月額+120円で、SMS付きのSIMカードも選べます。LINEのも使いやすくSMS機能もあるという、両方の利点を得られるので、SNS時代において使い勝手の良いサブ回線を得られるでしょう。

1つの端末、回線、アカウントだけで人間関係を完結できない、したくない方は格安SIMでまた別の人生をお楽しみください。

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