SIM道場スペシャル

引っ越しして回線が開通するまでこう耐えろ! スマホだけでネット孤立を防ぐ5つの方法

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これからの季節は「引っ越し」も増えます。

ともなれば困るのは? そう、ネット回線。固定回線の開通までのネットロスです。

引越し先によっては、越してからネット回線が開通するまでの間、否応なしにインターネットをスマホに頼る生活が続きます。しかし、モバイルデータ通信は有限です。使いすぎると128kbpや200kbpsなどへ制限されてしまいます。

こうなると、ソシャゲもメールも、YouTubeも、SNSも。快適に使えない、そもそも利用できないサービスも出てくるでしょう。ある意味エンタメからの孤立と同義です。

そのため、スマホに与えられた高速通信容量という命を、回線が繋がるまでの間、繋がねばなりません。

友人の身に降り注いだ3ヶ月の回線なし生活

特に春は引っ越しの多い季節なので、早め早めの対処が必要です。1年ほど前のこの季節に都内の友人が引っ越しをしたのですが、彼は実に3ヶ月間、スマホのみに頼る生活を送ることになりました。

原因としては、引っ越す手前にインターネット契約の手続きをしておらず、引っ越しシーズンともかち合って、スタートが遅れてしまったとのこと。加えて、光回線工事にトラブルが続き、実に引越し後3ヶ月間もスマホだけで過ごす生活を余儀なくされていました。

Twitterに度々上がってくるトラブル内容の報告や、ゲームの大型アップデートをするためにネットカフェやゲームバーへ通うという嘆きを見て、こちらもやるせない気持ちになったものです。

ではこうした固定回線が無い時に、どう対処すればいいのか? 契約しているデータ容量で上手くやりくりするための「通信の節約」、そして外出先で効率よく通信するための「通信手段の確保」という2つのアプローチで生き残り方法を考えてみましょう。

1.Twitterの画像・動画の自動読み込みを停止

まずはSNS時代のデータ節約術。Twitterはテキストだから軽い!というのは過去の話しで、最近は写真や動画がバンバン貼られてタイムラインを眺めているだけでも容量消費が激しいことになります。

節約するならば、画像や動画を自動で読み込まない設定へと変更しておきましょう。

Twitterアプリで自分のアイコンをタップし、「設定とプライバシー」を開きます。

1.「データ利用の設定」から「データセーバー」をオンにする。

2.「画面表示とサウンド」から「メディアのプレビュー」をオフにする。

こうすることで、動画や画像の自動読み込みが停止され、URLだけになります。内容を確認したいものだけをタップして再生できるので、タイムラインはテキストのみ。データ消費も最低限に抑えられます。

2.ブラウザのデータ節約機能を確認する

通信量を節約するために、ネット検索はしない! というのはちょと無理筋なので、ネットで調べ物やサイトチェックでの通信節約テクニックもどうぞ。

iPhoneの場合

「設定」→「Safari」とタップし、「トップヒットを事前に読み込む」をオフにします。これで、検索した時に最上位に表示される検索結果がタップで開く前に自動的に読み込まれなくなります。

なお、かつて「Opera mini」などデータ節約が可能なブラウザアプリもありましたが、現在AppStoreではリジェクトされています。

Androidの場合

Chromeを起動したら、メニューから「設定」→「データセーバー」とタップ。「データセーバー」のスイッチをオンにするだけで、自動的にネットから読み込まれるデータを軽量化してくれます。

3.メールの自動画像読み込みを停止する

頻繁にやり取りする電子メールも、通信量を節約できるポイントです。画像の自動読み込み機能をオフにしておきましょう。

iPhoneの場合

「設定」→「メール」とタップして、「サーバ上の画像を読み込む」をオフにします。これで、HTMLメール上に組み込まれた画像は、自動で読み込まれません。

Androidの場合

Gmailアプリを起動して「≡」→「設定」とタップ。設定を変更したいGmailアドレスを選びます。その後画面一番下にある「画像」を「表示前に確認」へと変更。これで、画像の自動読み込みが停止されます。

4.周囲の無料Wi-Fiスポットを調べて「タウンWi-Fi」を導入する

これが一番大事かもしれません。自宅にWi-Fiがなくても、街にはWi-Fiが溢れているのです。

コンビニ、カフェ、レストラン、美容院、駅、図書館、病院まで。実にさまざまな無料Wi-Fiが用意されており、利用登録を済ませれば、夢のような無制限で高速なWi-Fiを利用できます。

こうした無料Wi-Fiを利用したい時に便利なアプリが、街にあるフリーWiFiに自動で接続できる「タウンWi-Fi」です。

さまざまなWi-Fiスポットへの接続情報を持ち、この1つのアプリの利用登録を済ませておけば、それらフリーWi-Fiをスムーズに利用することができます。

マップ上からWi-Fiスポットを調べることもでき、事前に通信速度の目安をチェックできたり、接続したくないWi-Fiスポットへの自動接続をオフにするといった機能も。

こうしたWi-Fiスポットの中には暗号化されていないものも多いので、利用には注意も必要ですが、自宅以外で高速なWi-Fiが手軽に利用できるという恩恵は計り知れません。

ネットが繋がるまでの間は、外出時に電子書籍や動画のダウンロード、スマホのアップデート、アプリのアップデートなどを済ませておきましょう。

5.「あとで読む」系のサービスを活用しよう!

街中のWi-Fiを利用する方法を得ることで、このテクニックも活きてきます。

たとえばiPhoneではSafariの「リーディングリスト」」機能で、Webページを保存しておくことができます。AndroidでもChromeにダウンロード機能があります。

外出時に高速な通信手段が利用できるのであれば、その時にチェックしたい情報をあらかた保存しておけばいいのです。

iPhoneの場合

保存したいWebページをSafariで開き、「アクション」ボタンから「リーディングリスト」をタップ。しばらく待つとページが保存されます。Webページの保存には少々時間もかかるので、すぐにWi-Fi圏内から出ないように注意が必要です。 リーディングリストを読むには「ブックマーク」ボタンからメガネマークの「リーディングリスト」をタップして保存したページをタップします。

Androidの場合

保存したいWebページをChromeで開き、メニューから「ダウンロード↓」ボタンをタップすれば、ページが保存されます。

保存したページを読むには同じくメニューから「ダウンロード」項目をタップして、保存したページを選びます。

これらオフライン保存は咄嗟の調べ物には対応できませんが、長いコラムを読みたい場合をはじめ、Webの検索結果を保存しておきたい場合などにも便利です。

また、NetflixやAmazonビデオなど、ダウンロードに対応しているビデオ見放題サービスは、Wi-Fiスポット内でコンテンツをダウンロードしておきましょう。YouTubeもPremiumサービス(1,180円/月)を契約していると、動画をスマホにダウンロードできます。

引っ越し予定なら、ネット回線の準備も忘れずに

以上、効果の大きなものから小ネタまで。スマホだけでやりくりするテクニックを紹介しました。

一番効果が大きいのは無料Wi-Fiの活用だと思われるので、まずは引越し先の近くでオアシスとなるWi-Fiスポットを探すことからスタートしましょう。

とはいえ、理想は引っ越したその時に回線が利用できる。なので、引っ越しが決まっているのであれば、事前にネット回線引き込みの手続きを済ませておきましょう。開通までのタイムラグが少なくて済みます。

また、引っ越しが続いたり回線なし生活を回避したいなら、「Softbank Air」、「auスマートポート」などのモバイル回線を利用したホームルーター、「WiMAX 2+」のような比較的制限のゆるいモバイルルーターを導入するというのも手段のひとつ。

自分の環境に合わせて検討してみましょう。

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