SIM道場スペシャル

謎サービスがデータ大量消費!? iPhoneの通信量節約の鍵となる「時間と場所」とは?

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これ、本当に意識してませんでした。
毎月のデータ量と戦い、いかに節約して過ごすか? を追求している格安SIMユーザーにとって、意図しない&恩恵の少ない通信は親の仇のような存在です。
スマホの利用歴も、格安SIMの利用歴も長い自分としては、かなり突き詰めた設定を行なっているつもりなのですが、改めて自分の通信量を確認したら、まったく気にしていなかったサービスが結構モリモリとデータを使っていたのです。それが…「時間と場所」。

iPhoneのシステムが利用するデータ量を確認してみた

iPhoneの設定にある「モバイル通信」では、現在までのモバイルデータ通信量を確認できます。ここを見直すことで、アプリごとの通信量を確認でき、データ通信のムダを見つけるのに便利です。多くの人は動画サービスやブラウザなど、通信量の多いアプリが上位に来ていることでしょう。
そして、同時に「システムサービス」もまた、上の方にあると思われます。「システムサービス」はアプリ以外の、iPhoneの機能が利用している通信量です。こちらを開くと、iPhoneの機能ごとのデータ通信量を確認できます。
「インターネット共有」が1GB近く使っていますが、これはテザリング機能なので、データ量が増えるってのは承知の上。問題なのは第2位にランクインしている「時間と場所」です。意識して使っていないのにもかかわらず、216MBも消費されています。…なんだこれ!

前回の計測リセットは2ヶ月前なので、単純計算ですと1ヶ月に約100MBほど勝手に消費されている計算。おそらく皆さんのiPhoneも、「時間と場所」がそこそこな容量を消費していると思われます。
1ヶ月間で100MB前後というとわずかな消費のようにも思えますが、3GB程度の低容量プランを利用している人にとってはちょっと嫌ですよね。言い方を変えれば、実質2.9GB/月になるというわけですし、100MBあれば、20分近くの動画だって見られます。

「時間と場所」って何だ?

そこで、「時間と場所」はどういったデータ通信なのか?を調べてみました。すると、「時間と場所」では、

1.「日付と時刻」の自動設定
2.「位置情報サービス」

がどうやら関連しているようです。
「日付と時刻」の自動設定は、GPSや受信している基地局からのモバイルデータ通信など連動して、地域に合わせた時刻へ同期してくれる機能。海外などに行った際では時計合わせをせずに済むという便利な機能ですが、この時刻チェックで少量のデータ通信が消費されるようです。
「位置情報サービス」は、iPhoneの機能やアプリが利用している位置情報取得のための機能。
これらの基本サービスが利用した通信量がまとめてカウントされているので、それぞれの設定を見直してみました。

●1.「日付と時刻」の設定を見直す

「設定」→「一般」→「日付と時刻」とタップし、「自動設定」をオフにしましょう。その後iPhoneを再起動すればOK。
ただし、これは自然と生じる時計のズレを補正するためにも機能していると思われるので、念の為定期的に時刻があっているか? を確認しておきましょう。

2.「位置情報サービス」のアプリを見直す

「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」とタップ。まずはアプリごとの位置情報の利用を見直します。明らかに位置情報を使う必要がないアプリは「許可しない」もしくは「使用中のみ」にしてよいでしょう。
また、画面の下にある「システムサービス」をタップ。こちらはiPhoneの機能ごとに位置情報の利用状況が表示されます。この中で、位置情報を使う必要がないな! と感じる機能があれば、オフにしておきましょう。
ただし、システムサービスに関しては、オフにすると不便になったり、これまで利用できていた機能が利用できなくなるといったトラブルもあり得ます。位置情報の各機能については、セキュリティソフトで人気の「カスペルスキー」のブログにて解説されています。そちらを参考にしてみてください。

カスペルスキー「iOSによる位置情報追跡を防ぐ」 https://blog.kaspersky.co.jp/ios-tracking-setup-part-2/12324/

設定を見直してどうなる? 2週間後にチェックしてみた

これらの設定を見直して2週間を過ごしてみました。結果、「時間と場所」で消費されたデータ量は「10.6MB」。1ヶ月で換算するとおおよそ5分の1まで減りましたね。データ節約の成功です。
そしてこの設定を行なって困ったことは…ありませんね。今の所不自由は感じていません。もし、低容量プランでやりくりしたいと考えているなら、こちらの設定をどうぞ。

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