SIM×デバイス指南

2500万画素のセルフィーカメラを搭載した低価格機、ファーウェイNova 3i

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ファーウェイのスマートフォン「Nova」シリーズはフロントカメラを強化した自撮りスマートフォンともいえる存在です。日本では「Nova 3」が販売されていますが、海外ではその姉妹機として「Nova 3i」も登場。Novaシリーズのラインナップを厚いものにしています。今回はNova 3とはどこが違うかを中心に、Nova 3iを紹介しましょう。なお海外端末の利用は各国の法律に基づいて行ってください。

ファーウェイ Nova 3iの主なスペック

【Nova 3i】
・CPU:Kirin 710
・メモリ:4GB or 6GB
・ストレージ:64GB or 128GB
・画面サイズ:6.3インチ、2340×1080ピクセル
・リアカメラ:1600万+200万画素
・インカメラ:2400万+200万画素
・バッテリー:3340mAh
・本体サイズ:133.5×49.3×14.9mm、117g
・OS:Android 8.1 / EMUI
・通信方式:4G/3G/2G(周波数は販売国による)

Nova 3の機能を絞り低価格化を実現

Nova 3の姉妹モデル

高画質なフロントカメラとコスパ重視の低価格、Nova 3iは2つの側面を持ったスマートフォンです。ぱっと見た外観はNova 3と変わりませんが、本体の大きさも両者はほぼ同一です。背面のグラデーションをかけた色分けのデザインもNova 3、Nova 3iに差は無いように見えます。

グラデーション仕上げの背面

ところが両者を手にもって比べてみると明らかな差が感じられます。Nova 3は背面から側面への角の部分のカーブが強く、手にフィットしやすい形状になっています。一方Nova 3iは角が垂直に近いため、角が立っている、という感じ。本体の幅もNova 3iはNova 3より横が1.5ミリ、厚みが0.3ミリ大きいのですが、この背面形状の差の影響で数字以上にNova 3iのほうが大きく感じます。

Nova 3(左)とNova 3i(右)。側面部分へのカットの形状が異なる

カメラはNova 3が1600万画素F1.8と2400万画素モノクロの組み合わせに対し、Nova 3iは1600万画素F2.2と200万画素の深度測定用。Nova 3のほうがより暗さに強く、引き締まった絵が撮れます。とはいえNova 3iは3万円台で買えますから、むしろ次に説明するセルフィースマートフォンに興味ある人に向いているかもしれません。

セルフィーカメラはNova 3と同じ解像度

Nova 3iのフロントカメラは2400万画素F2.0と200万画素の深度測定用の組み合わせ。画素数はNova 3と変わらず、CPUスペックを落としているもののセルフィー機能は同等となっています。ここがNova 3iが低価格帯を狙った端末ではなく、「Nova」の名を冠している理由でもあるわけです。美顔モードは当然搭載。筆者の顔ではお見苦しいのでカメラUIの一部を写真でお見せします。

フロントカメラ性能はNovaを名乗るだけのことはある

こうしてNova 3iをNova 3と比べてみると、「Nova 3 lite」という名前をなぜ付けなかったのかと思うほど、Nova 3の低価格版というイメージを受けます。しかし「lite」という名称は全体的にスペックダウンしたモデルという印象を与えてしまいます。Nova 3iと同価格帯のモデルには例えばOPPOのAX7がありますが、フロントカメラは1600万画素でNova 3iのほうが高画質。liteという名前を安易につけなかった理由がなんとなくわかります。

低価格で高画質なセルフィーカメラを搭載、本体の出来も悪くない

Nova 3iの売りはこのように同価格帯のモデルやさらに上位機種よりも高画質なフロントカメラを搭載していることです。「iPhoneを持っているけどセルフィーに納得がいかない」なんて女性にも向ているかもしれません。そう考えると日本でもNova 3iを「2台目の自撮り端末」として低価格で売り出すのもありでしょう。ファーウェイは様々な製品を出していますが、Novaというある意味ニッチな市場向けの製品も次々と新しい展開を行っているのです。

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山根康宏
香港在住の携帯電話研究家。1年の大半を海外取材にあて渡航先では現地のスマホやSIMを必ず買うほどのマニア。メジャーからマイナーまであらゆるスマホを追いかけている。