SIM入門

データ通信量を節約!スマホで目の前の相手にファイルを渡すワザ

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一緒に出かけた相手に写真を渡すとき、LINEやメールで送受信している人が多いでしょう。ただ、それではデータ通信量が掛かってしまいます。目の前にいる相手なのに、わざわざネットを使うのも腑に落ちませんよね。月末にはデータ通信量が不足しているときもあり、できればデータ通信を使わずに渡したいところです。

そこで、iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidへとファイルを渡す方法を説明します。異なるOSのスマホの場合はネットを使うしかないので、Wi-Fi環境のある場所でメッセージツールやクラウドサービスを使って渡しましょう。

iPhone同士ならAirDropを使う

iPhoneからiPhoneへと写真や書類を渡すときには、「AirDrop」が便利です。AirDropはBluetoothとWi-Fiを使用して通信する仕組みで、その通信距離は公式に発表されていませんが、最大10mの距離まで送受信できると言われています。

それでは、AirDropでファイルを送受信する方法を説明します。受信側は、相手から受信できるように設定しておく必要があります。相手が連絡先に登録されている人なら「連絡先のみ」、登録していない人なら「すべての人」を選択します。

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「設定」から「一般」を開き、「AirDrop」をタップし、「連絡先のみ」、または「すべての人」を選択します。

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ファイルを送るには、そのファイルを開き、共有ボタンをタップします。

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受け取ることができる相手が表示されます。送りたい相手のアイコンをタップします。

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ファイルが送られてくると、画面に表示されます。「受け入れる」をタップすると、iPhoneに保存されます。

もし、AirDropを受信できる相手を「すべての人」にした場合は、誰からでもファイルを送りつけられる可能性があります。電車内でアダルトやグロ画像などを送りつける「AirDrop痴漢」が話題になりましたが、送りつけられた時点で画像の内容を見てしまうため、不快な思いをすることは避けようがありません。自衛策は、AirDropを「受信しない」、または「連絡先のみ」に設定しておくことです。AirDropは必要な送受信が終わったら、「受信しない」、または「連絡先のみ」に設定し直す習慣を付けましょう。

Android同士ならFiles by Googleを使う

iPhoneのAirDropはよく知られていますが、Androidにも同様のことができるアプリがあります。それが「Files by Google」です。Files by Googleも、BluetoothとWi-Fiを使用して通信するため、データ通信を使いません。また、こちらも最大10mの距離で送受信できると言われています。

Files by Googleは、あらかじめお互いのスマホを接続し、その後ファイルを転送します。Files by Googleをお互いのスマホにインストールしてから、以下の手順で送受信してください。

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アプリを起動し、「共有」タブの「送信」をタップします。初回は名前を登録する画面が表示されますが、任意の名前でかまいません。

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待機状態になります。接続相手が「受信」をタップするのを待ちます。

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相手が受信を選ぶと相手のアイコンが表示されるのでタップします。

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受信側は「接続」ボタンをタップします。

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接続されると、送信側にはファイル一覧が表示されます。送信側はファイルを選択し、「送信」をタップします。

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接続を解除するボタンが表示されます。「←」から「切断」をタップして終了です。

今回は画像で説明しましたが、AirDropもFiles by Googleも、動画ファイルや書類なども送受信できます。ファイルの大きさを気にせず気軽にやりとりできるので、ぜひ試してみてくださいね。

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鈴木朋子
ソフトウェア開発会社にてシステムエンジニア業務に従事、のちフリーランスライターに。iPhone、Android、SNS、Webサービスなど、身近なITに関する記事を執筆。初心者がつまずきやすいポイントをやさしく解説することに定評があり、入門書の著作は20冊を越える。中高生のデジタルカルチャーを追っており、大人が知らないLINEの使い方などに詳しい。