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Nokia「8110 4G」はグーグルサービスが使えるスーパーフィーチャーフォンだ!

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スマートフォン代わりに通話やちょっとした地図検索などを手軽にできる、4G対応フィーチャーフォンをセカンドマシンとして持ち運んでいる人もいるでしょう。ノキアからライセンスを受けたHMD Globalが2018年にリバイバル版として復活させた「Nokia 8110 4G」もそんな製品です。特徴的なデザインとフィーチャーフォンならではの軽快な動作、そしてフィーチャーフォンを超える機能を実現する「KaiOS」を搭載しています。なお海外端末の利用は各国の法律に基づいて行ってください。

HMD Global Nokia 8110 4Gの主なスペック

【Nokia 8110 4G】

・CPU:Snapdragon 205

・メモリ:4GB

・ストレージ:512MB

・画面サイズ:2.4インチ、320×240ピクセル

・リアカメラ:200万画素

・インカメラ:無し

・バッテリー:1500mAh

・本体サイズ:133.5×49.3×14.9mm、117g

・OS:KaiOS

・通信方式:4G/3G/2G(周波数は販売国による)

バナナのような湾曲したデザイン

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独特の湾曲デザイン


4Gに対応したフィーチャーフォンは日本でもいくつか販売されています。Nokia 8110 4Gは横から見るとカーブした形状のデザインが大きな特徴です。こんな不思議な形状をしているのは、実は過去に発売された同じ型番であるNokia 8110のリバイバルモデルからなのです。Nokia 8110は1999年の映画「マトリックス」で主演したキアヌ・リーブスが現実世界からかかってくる電話を受けるときに使ったモデルで、フリップを伸ばして使う姿がカッコいいものでした。そんな有名な製品が2018年に4Gフィーチャーフォンとしてよみがえったのです。2者を比べてみました。

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奥がオリジナルのNokia 8110


その形状からNokia 8110は「バナナフォン」とも呼ばれ、リバイバル版となったNokia 8110 4Gには黄色い色のモデルも存在します。しかし常用するならやはり落ち着きのある黒のほうがいいかもしれません。価格は1万円前後なので、2台買ってその日の気分で好きなほうを使う、とういのもいいでしょう。スライド式のカバーで10キーが隠されるので誤操作の心配も少なく、手軽に持ち運んで使えます。なおDSDSモデルもありますが、4G+2G(GSM)の仕様。GSMを採用していない国や停波した国では片側のSIMスロットしか有効になりません。

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フリップ部分は薄い。ボディーは樹脂製なので見た目に反してカジュアル感もある

スーパーフィーチャーフォンと呼ばれるKaiOS

Nokia 8110 4GはフィーチャーフォンながらSnapdragon 205をCPUに採用しています。OSはKaiOSというフィーチャーフォン向けOSを採用しています。このKaiOSにはグーグルが出資しており、グーグルサービスが一部利用できるというメリットがあります。またTwitterやゲームなどのアプリもKaiOSのストアからダウンロードできます。電源ONですぐに起動しサクサク動くフィーチャーフォンでありながら、スマートフォンのようにアプリが一部利用できることからこの類の製品を「スーパーフィーチャーフォン」と呼ぶこともあります。

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KaiOSのアプリストアにはいくつかのアプリが用意されている。


残念ながら日本語入力には対応していませんが、表示は簡易的にできます。Wi-Fiも搭載しているので簡単なブラウジングも可能でしょう。もともと中国語圏では販売されていますし、2018年末には韓国でも発売になっているので、日本語入力への対応もできないことはないでしょう。開発者の方が現れることを祈りたいものです。

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グーグルアプリが一部対応、YouTubeも標準搭載


カメラはメモ程度ですが気軽に写真撮影が可能。ほかにアプリはブラウザ、カレンダー、ノート(メモ)、音声録音など。バッテリー容量は少ないですがテザリングにも対応するのでルーター代わりにもできます。常用しているスマートフォンのペアとして使いたくなる、そんな魅力がNokia 8110 4Gにはありそうです。


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山根康宏
香港在住の携帯電話研究家。1年の大半を海外取材にあて渡航先では現地のスマホやSIMを必ず買うほどのマニア。メジャーからマイナーまであらゆるスマホを追いかけている。