SIM×デバイス指南

アルミ合金で高級感抜群 5.5インチディスプレー採用の「VAIO Phone Biz」

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 昨年後半より各メーカーから発売され注目を集めている、Windows 10 Mobile登載スマホ。今回紹介する「VAIO Phone Biz」も、OSにWindows 10 Mobileを登載したスマートフォンです。

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 ディスプレーサイズは5.5インチ(1080×1920ドット)、CPUはSnapdragon 617を採用しています。メモリーは3GBで内蔵ストレージは16GB。外部ストレージとしてmicroSDカードスロットも用意されており、最大64GBのカードが利用できます。

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 本体はアルミ合金の削り出しで、ブラスト加工がされており手触りも良好。VAIOのロゴも彫り込んであり高級感のあるデザインです。このデザインは同社のPC、「VAIO Canvas Z」を踏襲したもの。VAIO Canvas ZもハイエンドPCらしいデザインとなっており、VAIO Canvas Zユーザーならそろえて使いたいところです。

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 サイズは約77(W)×8.3(D)×156.1(H)mmで重量は167約g。5.5インチサイズとしては標準的な大きさとなっており、片手操作時の場合、四隅のタッチがやや厳しいものの、画面スクロールやアプリの切り替えは軽快なので、ストレスなく利用できます。

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 アルミ素材といっても、角張っているわけでなく、角を落とした傾斜があるデザイン。長時間握っても手が痛くなるようなことはなく、しっかりと手にフィットします。

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 SIMスロットはトレー式で、ピンを使って押し出すタイプです。デュアルSIM対応で、nanoSIMとmicroSIMがセット可能。ただし、nanoSIMはmicroSDカードとの排他使用となります。
 残念ながらデュアル3G/LTEではないので、日本国内ではどちらか片方のSIMスロットしか利用できませんが、海外なら片方をGSM(2G)として利用可能。もちろんSIMフリー端末なので、片方に日本のSIMを挿入してGSMで電話とSMSの待ち受けに、片方は現地のプリペイドSIMを挿入して、低価格の現地プランでモバイル通信といった使い方ができます。

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 LTEの対応バンドはBand1、3、8、19、21。ドコモのLTE4波に対応してるので、エリアの心配はなし。さらにドコモとは法人向けプランで協業しており、IOT(相互接続性試験)を実施。CAにも対応しているので、高速で安定した接続も期待できます。ちなみにau系の格安SIMには非対応となっています。
 本体下部には、microUSBポートを採用。充電などのケーブルは一般的なmicroUSBケーブルが利用できます。バッテリー容量は2800mAhで交換はできませんが、連続通話時間で約11時間、連続待ち受け時間は約300時間となっています。

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 カメラ機能は背面のメインが約1300万画素、フロントは約500万画素。カメラアプリもOS標準のため特別な機能はありませんが、普通に撮影して使うぶんには十分。このあたりは、サードパーティーのカメラアプリの充実に期待したいところです。

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 Windows 10 Mobileの目玉機能と言えば、外部ディスプレーと接続し、キーボードやマウスと組み合わせてPCライクに使用できる「Continuum」です。「VAIO Phone Biz」もContinuumには対応していますが、接続方法はワイヤレスのみ。Continuumを利用するためには、ワイヤレスディスプレイアダプターが必要となります。ちなみにVAIO社では、アクションテックの「ScreenBeam Mini2 Continuum」を推奨しています。

 残念ながらレビュー時にScreenBeam Mini2 Continuumがなかったため、Continuumは試せませんでしたが、発表会などのデモ機でテストした限りでは、ワードやエクセルなどはサクサクと使える印象でした。

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 VAIO Phone Bizは5.5インチと大型のディスプレーを採用しているので、ワードやエクセルデータをアプリで開いた際に見やすいのもポイント。タッチ操作ではソフトウェアキーボードが表示されるので、編集作業がややしにくくなりますが、Bluetoothの外付けキーボードやマウスを接続すれば操作しやすくなります。
 Continuumを使わなくても、小型のPCとして使うのもおもしろいかもしれません。

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 OSがWindows 10 Mobileなので、今までiPhoneやAndroid端末でできていたことが、すべてできるわけではありませんが、LINEやTwitterなどメジャーなサービスは利用可能。細かなサービスやアプリに関しては、やはり今後に期待です。

 そのほか、OneDriveやOfficeなど、PCのヘビーユーザーで、マイクロソフトサービスを多用しているユーザーには、iPhoneやAndroid端末よりも連携機能がOSレベルで強化されているので使いやすいです。

 現在は先行予約受付中。直販価格で5万9
184円となっており、4月後半から出荷予定。Windows 10 Mobileスマホをしっかりと使いこなしたいというユーザーは、候補の筆頭に上げられるモデルです。
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