SIM入門

データ通信・SMS付き・音声通話。SIMカード(契約)の種類で何ができて何が違う?

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何が違うのか? 自分はどれを契約すればいいのか?悩んでしまいますよね。それも当然です、キャリア(ドコモなどの携帯電話会社)で、スマホを契約する時は基本的に通話できてインターネットもできる環境で渡されますし、これまで考えたことも無かった疑問かもしれません。しっかりとお答えしていきましょう。

3種類のSIM契約を知る

1.データ通信専用SIM

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最も安価なプランがあるのがこのタイプです。たとえば僕が使っているIIJmioでは3GBで900円。1,000円以下で高速なLTE通信を利用可能。ただし、その名のとおり「データ通信専用」となります。そう、音声通話やSMSによるメッセージなどは利用できないのです。

・データ通信専用SIMの使い道→タブレットやモバイルルーター

データ通信専用SIMはスマホにもセットできますが、主に音声通話を目的としていないタブレットやモバイルルーター向けのサービスです。スマホにセットした場合はアンテナピクト(電波状態)が表示されないといった現象が起こる場合があります。

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また、通話対応スマホにデータ通信専用SIMをセットすると、音声通話用の回線を常に探し続けてバッテリーを急速消費させる「セルスタンバイ」も過去に問題になりました。最近のLTE対応SIM・LTE対応端末ではこの問題は起こらなくなっていますが、注意すべきポイントです。

2.SMS機能付きSIM

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データ通信専用SIMに電話番号でのメッセージ機能である「SMS」を付与したSIMがこちらです。SMSが付くことで若干値段が上がります。IIJmioの場合はでは3GBで1,040円。データ通信専用SIMとくらべて毎月の出費は+140円/月の増加です。

・SMS機能付きSIMの使い道→古いスマホの有効活用

データ通信専用SIMをスマホにセットすると、前述した問題が起こる可能性があります。しかし、SMS機能を付けることで回線アンテナピクトが表示されない問題や、セルスタンバイが起こらなくなるのです。

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SMSは1通ごとに3円ほどの送信料がかかるため、常用には向きませんが、LINEなどはサービスの認証にSMSを使っているため、それらのサービスをスムーズに利用できるというメリットもあります。通話はIP電話やLINEなどに頼ると割りきった、古いスマホの再利用法として有効です。

3.音声通話付きSIM

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データ通信専用SIMに音声通話機能を追加したSIMで、格安SIMに限らずスマホで使えるSIMと同じです。IIJmioではこれを「みおふぉん」として販売しており、3Gプランでの価格は1,600円。データ通信SIM(900円)+音声通話機能(700円)という内訳になっています。データ通信SIMと比べると価格は上がりますが、キャリアと比べると遥かに格安です。

・音声通話付きSIMの使い道→メインスマホの維持費を安くする

いわゆるスマホ用の格安SIMで、現在のスマホのまま毎月の料金を安くしたいといった場合が主な利用シチュエーションです。スマホにSIMロックがかかっている場合は、同じキャリアの回線を使ったMVNOでなければなりませんが、MNPにも対応しているので、電話番号そのままで乗り換えることも可能です。

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音声通話機能付きSIMは音声通話だけなの?と思う方もいますが、答えはNO。音声通話SIMはいわば完璧超人のようなもので、データ通信もSMSも音声通話もできるという最上位モデルなので、安心しましょう。使い勝手としてはキャリアのSIM契約と同様です。

ではまとめましょう。格安SIMの3種類の機能は以下となります。

 

 

データ通信専用SIM

SMS機能付きSIM

音声通話SIM

モバイルデータ通信

SMS送受信

 

音声通話

   

SIMカードのサイズにも注意しよう

SIMの契約タイプの他にもう1点、SIMカ
ードのサイズにも注意が必要です。SIMカードは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類があります。こちらもセットしたい機器に合ったものを選ぶ必要があります。

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最近のスマホの多くはnanoSIMになっていますが、2〜3年ほど前はmicroSIMが主流でした。また、スマホでは標準SIMはほとんどありませんが、モバイルルーターでは標準SIMサイズのものもあります。

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現在のスマホを格安SIMに変えたい場合は、一度SIMトレイスロットを開けてSIMカードのサイズを確認しておきましょう。本体側面でピンを使って取り出すタイプ、本体ケースを開けて取り出すタイプなど、機種によってSIMがセットされている場所は違います。

SIMの種類とサイズ。普段は気にしなくていいことですが、格安SIMを使うには必須の知識。しっかりと覚えておきましょう。

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