SIM速報

海外でデータ通信できないMVNOには欠かせないmineoの「海外プリペイドSIM」を試した!

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 格安SIMと呼ばれるMVNOのほとんどは、データ通信の国際ローミングに対応していません。また、大手キャリア(MNO)の契約をしているユーザーでも、海外でデータ通信を利用すると、1日辺り最大2980円の料金がかかります。この料金は段階制で、必ず2980円かかるわけではありませんが、スマホで普通に通信を行えば、ほぼここに達してしまうと考えていいでしょう。1日、2日の短期滞在ならいいのかもしれませんが、これが10日になると料金は2万9800円で、金額もばかになりません。

 MVNOのSIMをメインにしているユーザーや、大手キャリアのユーザーで料金を節約したい人は、どのような手があるのでしょうか。

 

現地SIMを買う敷居の高さを解消する、海外用SIMカード

 MVNOをメインにしているユーザーなら、多くがSIMフリーのスマホを持っていることでしょう。SIMフリーのスマホがあれば、現地でのコストを割安にすることが可能です。

 SIMロックがかかっていないということは、日本だけでなく、海外のSIMカードでも読み込めます。現地で販売されているプリペイドのSIMカードを利用すれば、そのぶん、割安な料金が適用されるというわけです。

 料金は国によって異なりますが、筆者が先日行ったアメリカでは、T-Mobileというキャリアで、6GBで65ドル(約7621円、1月18日時点)。滞在期間にもよりますが、大手キャリアの国際ローミングを使うよりは、割安でした。

 とは言え、現地でSIMカードを手に入れるのは、それなりに骨が折れます。ある程度その国の言語ができないとショップの店員さんと話もできませんし、そもそもキャリアショップを探すのにもひと手間かかります。

 そんなときに活用したいのが、日本で販売されている海外用のSIMカードです。海外では、国際ローミングの費用を安価に抑えたSIMカードがあり、今ではこうした会社と提携して日本でサービスを提供する事業者もいます。海外用SIMカードにはいくつか種類がありますが、今回は比較的大手で、入手もしやすいmineoの「mineo海外用プリペイドSIM」をカナダで利用してみました。

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 mineo海外用プリペイドSIMは、アイルランドのキュービックテレコム社のサービスを利用した海外用のSIMカード。料金はゾーンごとに異なっており、今回筆者が渡ったカナダは1MBあたり32円の「Zone1」に属しています。10MBで320円、100MBで3200円と、そこまで安くはありませんが、現地でSIMカードを買うまでの“つなぎ”として使うには重宝しそうです。

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 国によっては、もっとお得に使うこともできます。mineo海外用プリペイドSIMでは、データパックチャージと呼ばれるパック料金が用意されています。これを利用すると、30MBで650円、100MBで1480円、500MBで5480円、1GBで9800円になります。

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 データの使い方にもよりますが、ホテルではWi-Fiにつなげるなど、節約しながらであれば、1GBで足りてしまうかもしれません。1週間程度の滞在で1GBで済めば、大手キャリアの国際ローミングより割安になるというわけです。また、そもそも国際ローミングのデータ通信が提供されていないMVNOのユーザーにとっては、非常にいい選択肢と言えます。先に挙げたように、現地のSIMカードを買うまでの一時的な通信手段として使うこともできます。

 

国内でチャージして現地で使うだけでOK

 利用の仕方も非常に簡単です。SIMカードを購入したら、手順に従い、アクティベーションをします。

 その後に、チャージをすればOK。今回は、データパックチャージのないカナダで、短期間だけ利用しようと思ったので、1000円をチャージしました。カナダでは、1MBあたり32円かかるので、1000円入れておけば、およそ31MB使うことができます。これだけあれば、空港で多少の情報収集をするには十分です。

 チャージの仕方は、以下の画面をチェック。自分のアカウントにログインして、ダッシュボードから「従量チャージ」をクリック。その後、金額を指定してカートに追加し、支払いを行います。

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 チャージが済んだら、SIMカードを端末に挿入。APNは「mineo-g.jp」、ユーザー名は「mineo-g@k-opti.com」、パスワードは「mineo-g」になります。筆者はSIMフリーのiPhone 6sを利用していたため、このページから、構成プロファイルをダウンロードして、インストールしました。

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 あとは、SIMカードを挿して、現地で使うだけ。注意したいのは、国際ローミングの設定です。mineo海外プリペイドSIMは、国際ローミングとして各国で接続する仕様になっているため、端末の「データローミング」をオフにしていると、データ通信をすることができません。また、現地に着いてからトラブルがあると面倒なので、きちんとSIMカードが読み込めるかどうかは、あらかじめ日本でテストしておくことをオススメします。

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 現地での接続は、基本的には3Gで行います。国やその場所の混雑度にもよりますが、そこそこ快適に通信することができ、マップなどもサクサク見られます。チャージが切れると、データ通信ができなくなりますが、mineo海外プリペイドSIMのページには接続可能なので安心。ここで再びチャージをすれば、利用を再開できます。

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 現地のキャリアからプリペイドSIMを買うよりは割高になりますが、それでも、海外について、すぐに通信できる安心感は抜群。マップや翻訳アプリを使えば、旅先での移動やコミュニケーションもスムーズになるはずです。MVNOに回線を一本化しているユーザーは、国際ローミングという手段が使えないため、このような海外用SIMカードを1枚持っておくと安心です。mineo海外用プリペイドSIMの場合、1年に1回でもチャージをすれば失効しないため、1枚維持しておくことをオススメします。

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