SIM×デバイス指南

Cat6対応で最大300Mbpsでの通信が可能な「Mobile Wi-Fi E5383」

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 SIMフリー端末というと、スマートフォンやタブレットに注目があつまりますが、モバイルルーターも魅力的な製品が登場しています。なかでも、ファーウェイから発売された「Mobile Wi-Fi E5383」は、スマホでもまだ対応機種の少ない、最大300Mbpsでの通信が可能なCat6対応のモバイルルーターです。

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 対応するLTEのバンドは1、3、19、21とドコモが提供している帯域をフルサポート。さらにキャリアアグリゲーションにより、最大300Mbpsでの通信に対応しています。
 ドコモ回線での300Mbpsは3つの周波数を組み合わせる規格のため、利用できるエリアはまだまだ限られていますが、すでに600以上の都市で導入されており、都市部で通信を利用するユーザーにはピッタリです。

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 またWi-FiもIEEE802.11 a/b/g/n/acまで対応。2.4GHzと5GHzの両規格が利用可能です。5GHzは混線に強いので、Wi-Fiのアクセスポイントや電波の多い都市部でも安定して通信ができるのはうれしいポイント。また、Wi-Fiのアクセスポイントに接続して中継機能としても利用できるので、ホテルなどの宿泊時に宿のWi-Fiが弱いので中継させるといった使い方もできます。

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 本体サイズは約95(W)×16.4(D)×58(H)mm/約120gと、モバイルルーターとしては一般的なサイズ。本体背面がバッテリーカバーになっており、バッテリーの取り外しが可能です。バッテリー容量は3000mAhで連続待受時間は最長1200時間。連続通信時間は最長13時間となっており、ほぼ1日電源をオンにして使っていても、充電不要で使えます。またWi-Fiでの通信ほか、USB接続での通信にも対応しているので、パソコンで使う場合はUSBで接続すれば、充電しながら安定した通信ができます。

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 SIMカードスロットは、本体バッテリー下に用意されており、SIMカードを差し替えるには本体カバーとバッテリーを取り外す必要があります。SIMの規格はmicroSIM。

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 物理ボタンは本体上部の電源ボタンのみ。ポートもmicroUSBのみといたってシンプル。そのため、本体操作のほとんどを、タッチディスプレーから行ないます。ディスプレーサイズは2.4インチ。カラー表示でアイコン類が大きく、さらにメイン画面に現在の通信量などが表示され必要な情報がすぐに分かるようになっています。

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 たとえばパスワードを入力せずに、手軽にスマホなどと接続を行なうWPSも、本体タッチディスプレーのメニューからオンにします。
 また、MVNOのSIM用にあらかじめAPN情報が登録されています。登録されているMVNOは下記のとおり。

  • IIJmio
  • BIGLOBE LTE・3G
  • nifty
  • DMM mobile
  • mopera U
  • U-mobile
  • hi-ho
  • So-net
  • OCN モバイル ONE(LTE)
  • 楽天モバイル 通話SIM

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 この8つのサービスなら、本体メニューから選ぶだけでAPNの設定が可能。ユーザー名やパスワードなどの入力作業が省けて便利です。
 もちろんこれ以外のMVNOでも、ドコモ回線を使ったサービスなら利用可能。ただし新規APNの入力には、パソコンやスマホのウェブブラウザーからE5383へとアクセスして設定する必要があります。本体だけで入力できないのはちょっと不便なところ。

 都市部ではキャリアアグリゲーションによる高速通信が、さらに山間部などに強いバンド19(800MHz帯)にも対応しているので、利用可能なエリアが広いのがE5383強みと言えます。
 価格は直販サイトで2万1384円。定額プランのMVNOと組み合わせて、外出先でタブレット、パソコンなどと接続して使うのにオススメのルーターといえます。
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