SIM×デバイス指南

ガラケーの使い勝手でスマホとして操作できる「LG Wine Smart」

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 ケーブルテレビのJ:COMを運営しているジュピターテレコムが10月からau回線を使ったMVNOサービスをスタート。その端末ラインアップとして用意されたのが、LG製のクラムシェル型スマホ「LG Wine Smart(LGS01)」」です。

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折りたたみ式だけど中身はスマホ

 LG Wine Smartは一見すると折りたたみ式のフィーチャーフォンのように見えますが、OSにAndroid 5.1.1を採用したれっきとしたスマホです。

 同じようなタイプで、大手キャリアが提供するいわゆる「ガラホ」というジャンルがあります。ガラホの場合、Google Playが利用できずアプリが自由に追加できないなど制限があるモデルが多いですが、LG Wine SmartはGoogle Playが利用可能。スマホとしての性能がフルに利用できます。

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 本体サイズは約58.7(W)×16.6(D)×117.7(H)mm/約143g。折りたたみ時は手のひらにすっぽりと収まるコンパクトサイズです。また本体背面はレザーふうの質感で落ち着いた印象。年配の人が使っても違和感のないデザインに仕上がっています。

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 操作ボタンはテンキー部分に集約しているので、本体サイドや背面にはボタンがなく、イヤフォンジャックとmicroUSB端子のみでシンプル。
 ディスプレーは3.2インチ(320×480ドット)と最近のスマホと比べると小型ですが、文字入力はテンキーから行なえるので、ディスプレーにはソフトウェアキーを表示する必要がなく、画面が小さくて見にくいということはないです。

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 テンキー部分は、フィーチャーフォンの配列をほぼ踏襲。テンキー上部には通話キーやカーソルキー、メール起動キーなども用意されています。Android用のホームボタンや戻るボタンは、テンキー部分の最上段に装備。ボタン自体も大きめで、片手でスムーズに操作できます。

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 メニュー操作はテンキー上部のカーソルキーなどで行え、通話終了ボタンが電源ボタンになっていて、長押しで電源のオン・オフができるなど、使い勝手はフィーチャーフォンそのもの。メニュー画面などインターフェースも簡素化されているので、カーソルキーからも十分サクサクと操作可能です。フィーチャーフォンから移行してきても、違和感なく操作できます。

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 ディスプレー部分はタッチ対応なので、スマホ的な使い方も問題なしです。ただし開閉角度は最大が決まっており、ヒンジ部分の回転機能などもありません。そのためディスプレー部分だけをもって操作するのはやりにくく、やはりテンキーでのいわゆる「ガラケースタイル」での操作がメインとなります。

データ通信量を気にせず動画が楽しめる!

 

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 また、カーソルキーの右がに「ZAQ(ざっくぅ)キー」を装備。標準ではこのボタンを押すと、「MY J:COM」というユーザーポータルサイトが起動。さらにZAQキーを押したときの動作は、設定で変更可能。インストールされているアプリのなかからユーザーが指定できるので、LINEを使う機会が多い人はLINE用ボタンに。音楽をよく聞く人は、ミュージックプレーヤーアプリに割り当てるなど使いやすくカスタマイズできます。

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 ケーブルテレビ会社らしいサービスとして、動画配信サービスのJ:COMオンデマンドが利用可能。さらに同アプリを操作したり動画を視聴するぶんのパケット通信量がカウントされないのもうれしいポイントです。

 動画のストリーミングサービスは、データ通信量が多いためWi-Fi環境以外では使わないようにしているユーザーも多いかもしれませんが、これならいつでもどこでも気にせず利用できます。

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 本体背面のカメラそばに大型のスピーカーを装備しているので、イヤホンをしなくてもドラマなどのセリフが聞き取りやすく、しっかりと動画が視聴できるのも◎。ただし机の上に背面をつけて置いてしまうと、音が反響して籠もってしまうので、本体スピーカーを使うときは、開いた状態で立てるか手に持って試聴したほうがいいです。

 通信はLTEに対応し、VoLTEも利用可能。CPUはMSM8909(1.1GHz、クアッドコア)で、4GBのROMと1GBのRAMを搭載。メインカメラは300万画素となっており、スペック的にはローエンドモデルですが、そのぶん3万3000円とお手ごろ価格。さらに端末代金が実質0円になるキャンペーンも開催中なので、フィーチャーフォンからスマホに移行してみたいと考えているユーザーにはピッタリです。

 注意点は一般の量販店などでは販売しておらず、J:COMのケーブルテレビ提供エリアのユーザーのみが対象というところ。ですが、J:COMユーザーには割り引きサービスも用意されているので、自宅のケーブルテレビがJ:COMのユーザーは要チェックです。
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