SIM道場スペシャル

SIMロック解除できない頃のiPhoneを無理やりSIMロック解除してみた!

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このままiPhoneを眠らせておくなんて…。

という人も多いのではないでしょうか。最新のiPhoneを入手したけど、手元に残ったiPhoneを使いあぐねているという方です。

キャリアでの機種変更では、下取りプログラムなどがありますが、MVNOなどではそれもありません。とはいえdocomo、au以外のiPhoneではMVNO利用も難しい。

僕もそのひとりだったりするわけです。MVNOに移るまえはSoftBankだったため、どこの格安SIMも使えない。愛用していたiPhone 5sは机の中で眠ったまま…。もったいない、もったいない。

もったいないので、無理やりSIMロックを解除する方法を模索しました。

手持ちのiPhoneは本当にSIMフリー化できないのか? を確認

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現行のiPhone 6sシリーズは、キャリアで購入したとしてもSIMロックフリー化できるとされています。では、過去に発売されたモデルの扱いはどうなっているのでしょうか? キャリアに確認してみました。

Q.どのiPhoneがSIMフリー化できる?

ドコモ:6s、6s Plusだけなんです。
au:6s、6s Plusから対応となります。
ソフトバンク:iPhoneはすべてSIMロック解除全部対象外です。iPhone 6sシリーズに関しては機種としてはSIMロック解除機能がありますが、現時点ではSIMロックは解除できません。

ソフトバンクの説明がすごく周りくどいものになっていますが、「SIMロック対応機種だけど、SIMロック解除のサービスは展開していない = まだ販売から90日経過していないためマニュアルができてない」。ということなのでしょう。

まぁ、ようするに旧iPhoneはSIMフリー化できない。

というわけです。

できぬなら、SIMフリー化させてみよう、iPhone5s

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道が閉ざされたわけではありません。しかし、まず最初に言っておきますが、非推奨・非保証です。それを踏まえた上で現実的な方法は大きく分けて2つ。

  1. 「SIMロック解除アダプタ」を利用する(安い!)
  2. 「ファクトリーアンロック」を申し込む(高い!)

手軽に試せるのは「SIMロック解除アダプタ」となります。Amazonなどの通販サイトで購入できるアダプタで、SIMカードとトレイの間に挟むと、SIMフリーとして使えちゃうという不思議なアダプタ。仕組みは謎です。

「使えた!」「使えない!」

さまざまな報告があるので、せっかくなので試してみました。

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結論から言うと使えました。

手順は割愛しますが、SoftBank版iPhone 5s(OS 8.0)で、見事docomoのネットワークに接続! やるじゃん!

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データ通信も問題なく利用できます。情報画面を見るとネットワークが「NTT DOCOMO」となっているのに、キャリアが「ソフトバンクモバイル」になっているあたりがすっごくクール。しかし、事実上SoftBank版iPhoneのSIMフリー化成功です。

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鬼門と言われている4Gでの通信も利用できました。ただし、テザリングは利用できません。そして困ったのが…、

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再起動したらこの有様。
こうなってしまうと、もう一度同じ手順でSIMカードを認識させなくてはいけません。めんどい!

この他にも、不意に電波を拾わなくなってしまう、いわゆる「圏外病」なども起こるようなので、あまり積極的には利用しないほうがよいかもしれません。iPhoneって、操作性と体験の上質さがウリというところもあるので、圏外や再アクティベーションに怯える日々は正直おすすめできません。そもそもサポート外の裏ワザですし…。

また、SIMロック解除アダプタには、まがい物が混じっていることもあるという点には留意する必要があります。

SIMロック解除アダプタ自体がある意味まがい物なので、ナントモカントモといった表現ですが、SIMロックを解除できるかどうかは運次第。と思ってください。お金をドブに捨てる可能性もある博打です。

ファクトリーアンロックって?

もうひとつの手段として挙げた「ファクトリーアンロック」ですが、ざっくりと言うと、国外のアンロック業者に委託して、Appleのサーバへの登録を「SIMフリー状態である」と書き換えるSIMフリー化です。

国内ではサービスを行っておらず、主に海外の業者や仲介業者に委託する必要があります。

ファクトリーアンロックでは、iPhoneは手元に置いたまま、IMEIを業者に教えればOK。という手軽さが魅力。ただし、対応は完璧とは言えず稀に再アクティベートが求められるようなケースもあるようです。iPhone 5sの場合で2万〜2万5000円ほどと、料金も高めなのも懸念点。

やはり国内ではサ
ポート外のサービスなので、便利そうですが推奨はできないところです。

では手元に残った端末はどうすればいいの?

SIMロック解除アダプタはリスキー。ファクトリーアンロックもやはりリスキー。腕に覚えアリな方ならば試してみてもいいかもしれませんが、安心して使うという観点から見るとイマイチです。……ぶっちゃけ売っちゃどうでしょう?

「おばあちゃんの形見のiPhone 5sなんです!」

といったような、どうしても同じ端末を手放したくない理由があるならまだしも、MVNOが安心して利用できないという状況である以上、型落ちのiPhoneをそのまま使い続ける理由ってあまり無い気がするんですよね。

例えば…ですが、SoftBank版iPhone 5s 16GB(スペースグレイ)のソフマップでの買取価格は…、

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こんな感じ(2015年10月末)。もちろんこれはコンディションが良い端末の場合の上限金額で、本体の傷や汚れ、付属品の有り無しで価格は変わってきます。しかし、個人的には思っていたよりもずっといいお値段でした。

このくらいの値段で売れるなら、いっそ売却して格安スマホ買うってのもアリなんじゃないかなぁ…って。

現状、2万円以下で買えるSIMフリーのAndroid端末というと、やはりスペックはそれなりです。しかし、格安SIMで使えて、外出先で通信できるという点では、SIMロック状態のiPhoneよりは役立つシーンも多いのではないでしょうか。

もしくは来年出るであろう次期iPhoneの購入に向けて、貯金しておくというのもアリかもしれませんね。2万円プラスすれば、ストレージのサイズを2段階上げられます。

128GBモデルも狙えちゃう!

それもまたステキで実用的な運用だと…思いません?

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