SIM道場スペシャル

Apple「マップ」「Googleマップ」「Yahoo!地図」、格安SIMと相性の良い低通信量マップはどれ?

Pocket

 マップアプリってどれがベストなの?

を突き止めてみましょう。特定の地点を調べたり、周囲の施設を検索したり、目的地までのルートガイドを調べたり。今や生活において「マップ」アプリは必要不可欠になっていますが、みなさんどのマップを使っています? 定番といえばやはり「Googleマップ」ですが、iPhoneユーザーは標準のApple製「マップ」アプリを使っている人も多いかもしれません。また、さまざまな通知や状況をチェックできる「Yahoo!地図」アプリを導入している人も。

それぞれマップアプリは特徴が違うため、自分の使いやすいものを選んでいきたいところですが、格安SIMを使っていると気になるのが、データ通信量。

これらのマップアプリはいったいどのくらいデータを通信しているのでしょうか?

何気なく使っているマップアプリも、正しい選択をすればもっと少データで、通信量を節約できるのかもしれません。検証してみましょう!

規定の操作でマップの通信量を確認する

通信量をチェックすると言っても、マップアプリはそれぞれ表示スケールも違いますし、条件を統一するのが難しいところもあります。そこで、今回はあくまでも一例として以下のレギュレーションの元で比較しました。

  1. 現在地を表示
  2. 3地点(代々木・青森・鹿児島)を検索表示、最大まで拡大、航空写真に切り替え、通常表示に戻す
  3. 最終検索地点(鹿児島)までのルート検索

という流れです。ただし航空写真は明らかに通信データ量が多く、日常的には使わないことも多いため、航空写真への切り替え無しの場合の計測結果も同時に確認して併記します。ではどうぞ!

1.Apple「マップ」 7.3MB(航空写真無し 2.5MB)

2015-08-13ma01

LTE接続であればMAPの表示・スクロール共にサクサクです。航空写真になると若干の読み込み待ちが挟まりますが、ストレスを感じる程でもありません。そして 読み込みデータ量は航空写真無し状態では2.5MBと、今回検証したものの中で最も少ない値となっています。

理由としては、他の地図と比べると表示情報が少ないことにも起因しているのではないでしょうか。アバウトにスポットを調べるのは良いかもしれませんが、初めて訪れる土地の地図を調べたい時などは、情報量の少なさで若干の頼りなさを感じるかもしれません。

2.Googleマップ 5.4MB(航空写真無し 3.9MB)

2015-08-13ma02

こちらもMAPの表示・スクロール共にサクサクです。航空写真もストレスなく快適です。航空写真無しでの通信量は3.9MBとAppleのマップに負けてしまいましたが、航空写真表示アリ条件では最軽量となります。Googleの航空写真は非常に高精細ですが、それでもファイルサイズはかなり低めに抑えられているようです。

2015-08-13ma03

ちなみに、Googleマップの目玉機能であるストリートビューも試してみました。特定の場所のストリートビューを見てグリグリと視点を動かした場合は、4MB程度通信量が増えたので、参考として覚えておきましょう。

3.Yahoo!地図 8.5MB(航空写真無し 7.0MB)

2015-08-13ma04

スクロール時、ズーム時の読み込みが他のマップに比べると遅めです。遠距離を調べると日本地図スケールで表示するという特徴があるため、今回のレギュレーションに沿うとズーム回数が多くなるという不利な条件でした。結果、通信データ量としては今回のワーストアプリとなってしまっています。

2015-08-13ma05

ただし、拡大時にちゃんと番地まで表示してくれるなど、表示される情報量は他の地図より多め(その分ごちゃごちゃしてしている感もありますが…)。また、雨雲レーダーで周囲の降雨状況をチェックできたり、熱中症情報を確認できたり、地図の文字を大きくできたりと、細かな心配りはさすが日本の地図というイメージです。これはこれで便利ですね!

単純に通信データ量だけをまとめると以下のようになります。

  Apple「マップ」 Googleマップ Yahoo!地図
航空写真あり 7.3MB 5.4MB 8.5MB
航空写真なし 2.5MB 3.9MB 7.0MB

航空写真への切り替えを行なう状況下ではGoogleマップが最も通信量が少なく、純粋なマップ表示だけではApple「マップ」アプリが最も通信料が低いという結果です。

日常的な使い勝手を加味するとどれがベスト?

通信量を抑えたいのであれば、Appleの「マップ」アプリは優秀です。

iPhoneユーザーでち
ょっとでも通信量を節約したいならば、純正マップアプリが適当かもしれません。ただし、利用者であれば感じているとは思うのですが、Apple「マップ」の情報は荒削りなところも多いのが現状です。

デビューしたての頃から比べれば評価はかなり高くなりましたが、それでも国内の店舗情報・スポット情報は多いとは言えません。特に、現在地周辺から飲食店や喫茶店を探したい場合などは圧倒的にGoogleマップが優れています。

no title

それら日常使いの利便性と、Apple「マップ」の通信データ量の差を考えると、情報量や機能性とのバランスが良いGoogleマップを選択するべきではないでしょうか。

実はApple「マップ」やYahoo!地図がすごかった! …なんて結果になれば面白かったのですが、やっぱりトータルで考えるとGoogle様は優秀でした…。

きっと現在もGoogleマップを利用しているという方が多いかと思います。安心してそのままGoogleマップをご利用ください。

オマケ検証:200kbps制限時にどれだけ快適に利用できる?

オマケ的に通信制限時でも快適に利用できるのか? をチェックしてみました。
こちらはIIJmioの200kbps制限状況下で、それぞれのマップアプリで、地点検索→ズーム→周囲をチェック→航空写真を表示という流れです。

全く同じ操作ではないので、あくまでも一例ですが、200kbps時の読み込み速度の目安として御覧ください。





Apple「マップ」はスクロール時でもキビキビと高速です。200kbps時でもあまりストレスは感じないので、ざっくりとした場所を調べたいときなどはApple「マップ」がやはり適していますね。

次いで読み込みが速かったのがGoogleマップ、若干の「待ち」も生じましたが、200kbpsでも十二分に活躍してくれるはずです。一方で、Yahoo!地図はスクロールとズーム時の遅さがそのまま増加する傾向があり、あまり快適とはいえませんでした。

航空写真はというと、さすがに画像を読み込んでいるだけあって重い重い…。一応Yahoo!地図は他の地図に比べると読み込みは速めですが、その分解像度は低く、Googleマップのように細部まで確認できるようなものではありません。

まぁ、わかりきっていたことですが、200kbps状況下で航空写真は使っちゃいけません。ストレスがマッハです。

Pocket