SIM×デバイス指南

Wi-Fiで2.4GHzと5GHzの同時利用が可能なLTEルーター「AirCard AC785」

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ドコモのLTEにフル対応

 ネットギアからLTE対応のSIMフリーモバイルルーター「AirCard AC785」が登場しました。価格は実売で1万7800円前後となっています。

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 本体サイズは約68.9(W)×109.9(D)×14.6(H)mmで重さは約127gと標準的なモバイルルーターのサイズです。ボタンは本体上部の電源ボタンとナビゲーションボタンの2つだけ。1.77インチのカラー液晶を搭載していますがタッチ操作には非対応なため、本体を直接操作する場合は、電源ボタンとナビゲーションボタンを組み合わせて行います。

 ディスプレーには電波状況やバッテリー、接続台数、データ使用量が表示されており、電源ボタンを押してディスプレーを点灯させれば、これらの情報がひとめで確認できるようになっています。

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 本体下部にはmicroUSB端子を装備。ここから充電を行います。バッテリーサイズは2000mAhで連続通信時間は約10時間。フル受電ならほぼ1日充電なしで使えるのでスタミナは十分。
 また本体下部には外部アンテナ用の接続端子を装備。家庭用のルーターとして活用できるオプションのスマートクレードルとの連携に利用できますが、スマートクレードルの国内発売は未定となっています。

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 SIMスロットは本体背面のカバーを外したバッテリーの下にあります。そのため電源を入れたままのSIMの交換はできません。スロットのサイズはmicroSIMを採用。

 対応バンドは 4G LTEがBand 1(2100)/3(1800)/5(850)/6(800)/9(1700)/19(800)/21(1500) 。3GはBand 1(2100)/9(1700)/19(800)の3つ。ドコモが提供している4つのLTEバンドに対応しているので、ドコモのLTEエリアがフル活用できる仕様です。ただし、CA(キャリアアグリゲーション)には非対応なため、通信速度は下り最大150Mbpsとなっています。

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 無線LAN機能はWi-Fi 802.11 b/g/nに対応。2×2 MIMOにより最大300Mbpsでの通信が可能です。さらにWi-Fiは2.4GHzと5GHzの同時利用にも対応。5GHz非対応の端末が混在していても、わざわざ設定を切り替える必要がないので便利です。
 さらにマルチSSIDで、片方のWi-Fiをゲスト用に別のネットワークとしても提供できます。メインのSSIDは自分専用、ゲスト用は友だちや来客用に開放と使い分ければ、セキュリティー面でも安心です。

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専用アプリが使いやすい!

 本体のボタンは2つと少ないですが、ワンタッチでスマホなどと接続できるWPS機能も登載しています。とはいえ、タッチディスプレー非搭載なので、本体だけでの操作ややめんどう。ですが、そのかわりに専用のスマホアプリが機能面で充実しており、AirCard AC785に接続したスマホからサクサクと本体設定が可能です。

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 専用アプリからは、まず本体の電波状況やバッテリーの残量といった基本情報が確認できます。さらに2.4GHzと5GHzの切り替えや、電源のオフといった操作にも対応しているので、本体はカバンに入れっぱなしでも問題なし。

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 またAPNの書き換えも専用アプリから行えます。モバイルルーターの場合、APNの書き換えはウェブブラウザーからアクセスして行う方式が多く、画面の小さなスマホからは意外と操作しにくいのが一般的です。その点、AirCard AC785の専用アプリはスマホ用に開発されているので文字入力など操作がしやすく、スマホからでもサッとAPNなどの設定が書き換えられます。

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 そのほかバックライトの点灯時間や、Wi-Fiのレンジを3段階で設定して利用範囲を調整するといった機能も装備。バッテリーの残量に合わせて調整することで、連続利用時間のコントロールができます。

 ちなみに専用アプリはiOS 、Androidだけでなく、Windows Phone用のアプリもリリースされているので、最近マウスコンピューターから発売された「MADOSMA」ユーザーにもピッタリ。

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 モバイルルーターとしての基本機能はキッチリと抑えてあり、さらにスマホアプリでの操作もラクラク。スマホでの利用がメインでモバイルルーターを探しているユーザーにはオススメの端末です。

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