SIM道場スペシャル

教えて!『格安スマホ』ってどのくらいの性能があればいいの?

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具体的には○○円くらい。

という指針がほしくありませんか? 一言に「SIMフリースマホ」、「格安スマホ」と言っても、最近はさまざまなスマホが選べるようになっています。そこで、今回は格安のSIMフリースマホデビューに臨む前に、果たしてどのくらいのスペックを選べばいいのか?というところを考えていきましょう。

まぁ、ぶっちゃけると、いくら位出せば快適に使えるんだ!? というところです。

ケース1:とにかく安くスマホデビューするための1機種

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安価で入手できるSIMフリースマホの候補として有力なのがgoo SimSellerが販売を開始した「g01」。なんと1万円(税込み1万800円)です。主なスペックとしては以下のような感じ。

OS:Android 5.0 Lollipop
CPU:MediaTek MT6582M クアッドコア 1.3GHz
液晶:5インチTFT(854×480)
RAM:1GB
ROM:8GB
外部メモリ:micro SDHC(最大32GB)
カメラ:アウト500万画素/イン200万画素
バッテリー:1850mAh
通信:3G/Wi-Fi/Bluetooth 3.0
対応Band:
CDMA=B1/B6/B19
GSM=900/1800/1900
価格:1万800円

詳しくはこちらへ。

クアッドコア、メモリ1GB、ストレージ8GB。これはよくある格安スマホの構成です。OSに最新のAndroid 5.0を搭載しているのは新鮮さを感じさせられますね。良いポイントとしては、最近のトレンドである5インチサイズの大型ディスプレイとなっている点でしょう。

欠点としては、液晶の解像度が低く若干見辛そうな点。そしてLTEに対応していない点。後者は見逃すことができない弱点です。CPUはクアッドコアですが、通信速度の遅さの点でストレスを感じるシーンもきっと出てくるのではないでしょうか。

安いながらもある程度は快適に使いたい!というのであれば、こちらは回避したほうが良いかもしれません。とは言うものの、やはり1万800円という価格面での優位性もまた無視できないので、「とにかく安くスマホデビューしたいんだ!」という方には選択肢となり得る機種です。

 

ケース2:日常使いに最適なオススメなエントリーモデル

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「どのくらいの性能があればいい?」という質問に対しての答えを出すならば、ずばりこのあたりが最低ラインとなるのではないでしょうか。同じくgoo SimSellerのスマホ「g02」。価格は2万1,600円(税込)。2万円台になると、検討したい機種も増えてきますがどの機種を見てもおよそスペックは変わりません。その中でも最も安価なのがこちらです。

OS:Android 5.0 Lollipop
CPU:Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz
液晶:5インチIPS(1280×720)
RAM:1GB
ROM:8GB
外部メモリ:micro SDHC(最大32GB)
カメラ:アウト800万画素/イン500万画素
バッテリー:2400mAh
通信:3G/LTE/Wi-Fi/Bluetooth 4.0
対応Band:
FDD-LTE=B1/B3/B19
CDMA=B1/B6/B19
GSM=900/1800/1900
価格:2万1600円

詳しくはこちらへ。

どことなく『これはiPhone 6じゃあるまいか?』というくらいソックリさんですが…。ちがうよ、ぜんぜん違うよ。ZTE社のAndroidスマホです。

クアッドコア、メモリ1GB、ストレージ8GBと、スペック的には標準的ですが、1万円の「g01」で懸念されていた解像度の低さ、通信規格の問題が払拭されていて、カメラの画素数も高め。と、十分に戦える性能で、コストパフォーマンスの極めて高い端末です。

ただし内蔵ストレージの少なさはやはり心もとないところ。写真はmicroSDカードに保存するとしても、アプリを沢山入れることは不可能です。そのため、大容量でリッチなゲームを沢山遊びたい!といったニーズにやはり向かず、あくまでも日常使い的な用途としての割り切りも必要となります。

なおg01との共通要素として、goo simsellerで購入の場合は「OCNモバイルONE」のSIMカードがセットになっています。なお、6月24日から、ビックカメラ・ヨドバシカメラなど家電量販店でも取り扱いが始まっています

価格が安いと質感も気になるところなので、実店舗に行けるかたはそちらで実際に手に取って確認してみましょう。

 

ケース3:ゲームも写真も快適。「格安」でベストな1台!

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2万円台までのスマホはあくまでも「格安スマホ」の領域を出ません。メモリも1GBしかありませんし、ストレージは8GB。そのため、もうちょっとだけいい機種が欲しいかも? と欲も出てきますよね。そのニーズを満たす機種が、ちょうど先日発売されました。Huaweiが投入してきた薄くて軽くてスペックも良い「HUAWEI P8lite」

CPUにHisilicon Kirin 620 オクタコア (A53/1.2GHz)で、RAMは2GB、ストレージは16GB。ディスプレイは5インチのHD解像度と、ミドルーハイクラスの性能を持っています。価格は3万888円と、スペックの割には安め。

OS:Android 5.0 Lollipop
CPU:Hisilicon Kirin 620 オクタコア (A53/1.2GHz)
液晶:5インチIPS(720×1280)
RAM:2GB
ROM:16GB
外部メモリ:micro SDHC(最大32GB)
カメラ:アウト1300万画素/イン500万画素
バッテリー:2200mAh
通信:3G/LTE/Wi-Fi/Bluetooth 4.0+LE
対応Band:
FDD-LTE=B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28
TDD-LTE=B40
UMTS=B1/B5/B6/B8/B19
GSM=850/900/1800/1900
価格:3万888円

詳しくはこちらへ。

1.2GHzとクロック数は控えめですが、オクタコアと並列処理に強く最近のAndroidの使い方に合致したCPUを搭載。ストレージも標準で16GBが用意されているので、容量の大きなアプリでもさほど気にせず突っ込めるのがいいですね。カメラの画素数も高くアウトカメラは1300万画素でF2.0とレンズも明るめ。多少なりとも写真にコダワリたいのであれば、やはりこのクラスの性能は欲しいところです。

対応Bandも実に多彩。docomo所持Bandは軒並みカバーしているので、docomo系MVNOと特に相性がよく、次期格安スマホの主力となるかも?な1機種です。ある程度予算に余裕があるならば、コレを買っておけば間違いはありません。

購入は直販サイトでの購入の他、楽天モバイルNifMoDMM mobileではすでにセット端末として取り扱いが開始されているので、SIMとセットでスタートすることができます。

最近は「格安スマホ」というジャンルは非常に広くなってきています。今回のどのくらいの性能があればいいの? という区切りでエントリー機種からミドルーハイクラスの端末をいくつかご紹介しましたが、最近はアジアメーカーのフラッグシップモデルも日本市場へと数多く投入されてきています。

現に、ASUSの「Zenfone 2」、Huaweiの「Ascend Mate7」など、ハイスペックなSIMフリースマホも注目されており、MVNO事業者もセット端末として用意しています。

「格安SIMながらスマホは格安じゃない」

という、ちょっと不思議な状況になりますが、通信費を抑える代わりに端末を奮発する……。というのもまたひとつの選択肢です。

格安SIMへの乗り換えには、まずは自分は何をしたいのか?といった用途、現在の使い方。そしてなにより予算。これらを総合的に考えて、慎重に機種を選んでいきましょう。

参考までに現在のスマホ事情ですと、だいたい2万円で「スタート」。3万円で「快適」。それ以上で「コダワリ」を得られます。

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