SIM×デバイス指南

au系の格安SIM「mineo」をWiMAX2+ルーターで使ってみた!

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WiMAX2+はSIMを採用

 2013年10月にスタートした「WiMAX2+」。対応エリアも日本全国に広がっており、一部地域では下り最大220Mbpsでの高速通信が可能となっています。
 WiMAXとWiMAX2+で大きく変更になってポイントは、「SIMカード」を採用していることです。そのため、この記事と同じように、WiMAX2+ルーターもSIMを挿し変えて利用することができます。

 ただし、利用できるSIMはau系のSIMに限られます。現在格安SIMとして主流となっているドコモ系は利用できないので注意が必要です。

mineoを使ってみる

 というわけで、WiMAX2+ルーターとau系のSIMを使ったテストをしてみます。今回使用したルーターは、ファーウェイ製の「HWD15」。残念ながら下り最大220Mbpsの規格には対応していませんが、WiMAX2+での通信に加え、auのLTE(800MHz帯)も利用可能です。

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 さらにSIMは、「mineo」を利用。契約は1GBのデータ通信専用「シングルタイプ」です。通信料金は月額850円となっています。
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APNの設定などが必要

 mineoで利用する場合は、SIMを挿入して電源を入れただけでは利用できません。APNなどのプロファイルを設定し直す必要があります。これは、HWD15の本体からは設定できず、HWD15にWi-Fiで接続した端末でブラウザーから「http://wi-fiwalker.home」にアクセスして行ないます。

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 上記URLにアクセスするとログイン画面が表示されます。初期設定のままの場合は、ユーザー名は「admin」、パスワードは本体背面に書かれているIMEIの下5桁となります。

 無事ログインできたら、「設定」→「プロファイル設定」→「新規」へとアクセスして、新しいプロファイルを登録します。

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 登録する内容は下記のとおりです。

プロファイル名:任意の名前
APN:mineo.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP
IPタイプ:IPv4 & IPv6

 入力が完了したら「保存」をクリックして、画面が切り替わったら「続行」を押せば準備完了です。

WiMAX2+もauのLTEも同じ料金で接続

 ここまで設定すれば、普通のモバイルルーターと同じように利用できます。ただしHWD15は、3つの通信モードがあり、WiMAXとWiMAX2+が使える「ハイスピード」、WiMAX2+とauのLTEが使える「ハイスピードプラスエリア」、WiMAXのみの「ノーリミット」と切り替えられます。

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 このうちmineoのSIMを使う場合はWiMAXが利用できないため、「ノーリミットモード」にすると圏外となり使えません。また「ハイスピード」でも、WiMAX2+が圏外でWiMAXのみのエリアでは同じく圏外で使用できません。

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 そのため、mineoを使う場合は、「ハイスピードプラスエリア」に設定したおいたほうが安定して使えます。ちなみにUQでの契約の場合、auのLTEに接続すると追加料金が必要となりますが、mineoの場合は不要。「シングルタイプ」ならWiMAX2+とauのLTE、両方合わせて1GBまで料金ないで高速通信ができます。

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 UQのWiMAX2+といえば、月間データ量の制限がないプランでヘビーに使うユーザーにはピッタリですが、利用料が月額4380円と割高。さらにauのLTE回線を使うと月額1005円の追加料金が必要です。
 たまにルーターを使いたいというユーザーには、格安でしかもWiMAX2+とauのLTEという広いエリアが追加料金なしで使えるのがポイントです。

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ルーターの入手方法

 ちなみに現在WiMAX2+のルーターは単体で販売していないので、中古や新古品を購入するしかありません。HWD15の新古品は1万円前後。さらに、下り最大220Mbpsに対応した最新モデル「W01」は、それよりも安い9000円前後で販売されているのでこちらもオススメですよ。

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 ただし、UQが販売しているWiMAX2+モバイルルーターのうち、NEC製の「WX01」と「NAD11」はauのLTEに非対応となっています。auのLTEも使えた方が、断然利用エリアが広がるので、mineoなどau系のMVNOで運用する場合は、ファーウェイ製のルーターを選びましょう。

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