SIM道場スペシャル

最新GALAXYやXperiaも登場! MWCで見た日本発売が期待のスマートフォン

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 3月2日から5日にかけ、スペイン・バルセロナで世界最大の携帯電話関連見本市「Mobile World Congress」(MWC)が開催されました。

 MWCは、世界中からキャリア、メーカー、インフラベンダー、コンテンツ・プロバイダーが集う展示会。各社が通信ネットワークの将来像を示したり、最新の端末を発表したりと、スマホ関連のニュースが目白押しのイベントです。

 今回のMWCでも、サムスンの「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」や、ソニーの「Xperia M4 Aqua」などが発表されました。ほかにも、日本で発売されそうな端末が多数出展されたMWC。今回は、このMWCで見た、日本上陸が期待できる端末を中心に紹介していきます。

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GALAXYやXperiaは新モデルが登場

GALAXYはデザイン一新で2モデルを同時展開

 GALAXYシリーズでおなじみのサムスン電子は、「Galaxy S6 edge」と「GALAXY S6」の2機種を発表しました。

 従来のシリーズからはデザインを一新。S6 edgeは、日本でドコモとauから発売される「GALAXY Note Edge」のような湾曲したエッジスクリーンを両側に搭載しています。

 Note Edgeとの大きな違いは、この部分をもっと”普通”に使っていること。Note Edgeのように、アプリのショートカットは置けなくなり、ディスプレイの額縁を見えづらくしていることがコンセプトになっています。

 左右が湾曲しているため、手に持ちやすいのも特徴です。また、この部分には連絡先を5件まで、付箋のように置いておくことができます。ディスプレイ側を下にして机の上に置いたとき、ここから光がこぼれるのもポイントと言えるでしょう。

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 S6、S6 edgeとも、背面にはガラス素材を採用。フレームは金属製で、今までのプラスチック感が目立っていたGALAXYとは一線を画したデザインに仕上がっています。

 光学フィルムをガラスの下に敷いているため、角度によって色の見え方が変わるのもデザイン上の特徴です。

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 CPUはサムスン製のオクタコア。メモリ、ストレージも高速化を行い、サクサク感は抜群。重たいアプリを動かしたときに、その差がよく分かります。スペックで飛び抜けたGALAXYというブランドの原点回帰を果たしたモデルと言えるでしょう。

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 サムスン電子幹部によると、日本ではドコモとKDDIが取り扱う予定。MVNOでは販売されませんが、それぞれのネットワークを借りるMVNOのSIMカードなら、利用はできそうです。

Xperiaはミッドレンジモデルを強化

 「Xperia Z4」への期待が高まるソニーですが、MWCでの発表はありませんでした。

 代わりに登場したのが、ミッドレンジモデルの「Xperia M4 Aqua」です。このモデルは、Xperia Z3のテイストを受け継ぎつつも、ディスプレイの解像度や側面の質感を落とし、買いやすい価格を実現したモデル。ソニーモバイルの関係者によると、欧州ではXperia Z3の半額程度で販売される予定とのことです。

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 防水仕様や、カメラ機能の一部はXperia Z3を引き継いでいます。

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 一方で、従来のXperiaになかったmicroUSBのキャップレス防水に対応しているのが、この機種の「Aqua」たるゆえん。キャップの開閉なく充電できるので、手間がかかりません。

 こうしたポイントは、当然Xperia Z4にも受け継がれることが期待できます。

 残念ながら日本での発売は予定されていませんが、性能を絞ってそこそこの価格の端末は、MVNOでの人気も高い商品です。ASUSの「ZenFone 5」などが、そのような端末の代表例と言えるでしょう。日本で展開すれば、思いのほか人気が出るかもしれません。

 ソニーモバイルは、日本で、So-netとタッグを組んで、MVNO向けのスマホを発売する予定です。ここに向けてどのような端末を用意しているのかはまだ分かりませんが、M4 Aquaのような機種もぜひ発売を検討してほしいものです。

中国メーカーも発表ラッシュ、ZTEはSIMフリー端末を強化

ZTEは「Blade S6」を、4月に日本で発売

 ZTEは、Mobile World Congressで、1月に発表された「Blade S6」を日本で発売するこ
とを明かしました。

 発売時期は4月、SIMフリー端末としてMVNOでの取り扱いもあるようです。

 Blade S6は、ミッドレンジモデルながら、質感にこだわった1台。背面はフラットなデザインをしており、オクタコアCPU、2GBのRAMを搭載します。

 カメラも1300万画素と、ミッドレンジながら比較的スペックは高い1台と言えるでしょう。

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 OSにはAndroid 5.0を採用しています。ゼスチャー操作を強化しているのもポイント。

 本体を耳に近づけると自動で電話を発信したり、端末を振るとライトが点灯したりと、サッとやりたいことを呼び出せます。

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ファーウェイは電話もできるタブレットの後継機を発表

 日本で、SIMフリースマホを積極的に展開するファーウェイも、MWCで新端末を発表しました。

 「MediaPad X2」と呼ばれるモデルで、7インチ、1920×1200ドットのディスプレイを搭載。オクタコアCPUに、2GBもしくは3GBのRAMを搭載しています。

 金属の筐体を採用しており、7.18㎜とスリムなのが特徴です。

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 7インチというとタブレットだと思う人もいるかもしれませんが、ファーウェイはこの機種を「ファブレット」と位置づけています。

 ファブレットとは、スマホとタブレットの中間という意味の造語。かつては5インチ以上のスマホが海外でファブレットと呼ばれていましたが、今やスマホで5インチは当たり前。ファブレットもスライドするように大型化して、7インチのモデルがこう呼ばれるようになったというわけです。

 ファブレットなので、当然電話にも対応しています。

 先代のMediaPad X1は、日本でSIMフリーモデルとして発売済み。この機種も、日本上陸が楽しみです。

 また、ファーウェイはスマートウォッチの「Huawei Watch」を発表。Android Wearを採用するモデルで、ステンレスと円形のディスプレイが高級感満点。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 こちらも、日本上陸を期待したいところです。

Windows Phoneの存在感が急上昇したMWC

freetel、Acer、京セラなどが続々とWindows Phoneを発表

 以上はすべてAndroidのスマートフォンですが、MWCではWindows Phoneも注目を集めていました。

 日本メーカーでは、freetelがWindows Phoneを発表。タフネススマホのTorqueを開発する京セラも、試作機としてWindows Phoneを出展していました。また、先日日本でSIMフリー端末の販売を開始したAcerも、Windows Phoneに参入しています。

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 その背景には、Windows 10の登場が年内に控えていることが挙げられます。

 Windows 10では、OSをPC、タブレット、スマホで共通化しており、ユーザーインターフェイスを合わせるだけでアプリを簡単に流用できます。これまでアプリの数がiOSやAndroidに比べて少なかったWindows Phoneですが、これでPCの資産を流用しやすくなります。

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 また、Windows Phoneを出展したあるメーカーによると、Windowsは法人ユーザーに根強い人気があり、そことの連携が取りやすいWindows Phoneの引き合いが強くなっているとのことです。

 MWCではマイクロソフト自身もブースを出展しており、最新の「Lumia 640」と、その大型版である「Lumia 640XL」を発表しました。

 いずれも「Windows 10 Ready」として、将来のアップデートが予告されています。

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 日本では、auが発売した「IS12T」が最初で最後のWindows Phoneになっていますが、Windows 10の登場で巻き返しもあるかもしれません。特に、メーカーの裁量が大きいSIMフリー市場では、注目の存在と言えます。

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