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MVNO各社の「直近3日間の通信量」に基づく速度制限をまとめてみた

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携帯電話各社の通信速度制限は、「1カ月ごとの通信量に基づくもの」と、「直近3日間の通信量に基づくもの」の二つがあります。
このうち、後者の「直近3日間の通信量に基づく通信速度制限」が、昨年末よりドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの順番で相次いで緩和されることが発表されました。

そこで、今回はMVNO各社の「直近3日間の通信量に基づく速度制限」内容を比較してみたいと思います。
まずはドコモ系のMVNOから。

ドコモ系MVNOの「直近3日間の通信量に基づく速度制限」

通信事業者
およびプラン名
基準となる通信量 制限内容
ドコモ(キャリア) Xi契約の場合、制限なし
(2014年12月下旬より)
OCN モバイル ONE 制限なし
(2014年10月より)
IIJmio 高速データ通信が可能な「クーポン」残高が無い状態(通信速度が最大200kbps)で、直近3日間の通信量が366MBを超えた場合 通信速度を制限する場合がある
日本通信
※スマホ電話SIM
直近3日間の通信量が366MBを超えた場合 通信速度を制限する場合がある
So-net モバイル LTE 直近3日間の通信量が360MBまたは500MBを超えた場合 通信速度を制限
ぷららモバイルLTE 制限なし
freebit mobile 連続する2日又は3日間の通信量が合計300MB 通信速度が遅くなることがある
DMM mobile 直近3日間の通信量が366MBを超えた場合 通信速度が遅くなることがある

ドコモ系のMVNOでは、本家のドコモがXi契約者向けに「直近3日間の通信速度」に基づく速度制限を撤廃しており、MVNO各社も速度制限を緩和する方向にあります。

その中でも速度制限の基準値だけで比較すると、日本通信とSo-netが比較的厳しい基準で速度制限を行っていることがわかります。

続いて、KDDI(au)系のMVNOの比較です。

au系MVNOの「直近3日間の通信量に基づく速度制限」

通信事業者
およびプラン名
基準となる通信量 制限内容
KDDI(キャリア)
直近3日間の通信量が3GBを超えた場合

※2015年2月1日より、通信量を1GB ⇒ 3GBに拡大

通信速度を制限する場合がある
mineo 制限なし
(2015年2月より)
UQ mobile 直近3日間の通信量が1GBを超えた場合 通信速度を制限する場合がある

KDDI系のMVNO(と言っても数は多くありませんが)では、UQ mobileが「直近3日間の通信量が1GBを超えた場合」に通信速度制限を行う場合がある。としており、KDDIでは容量が3GB、mineoは速度制限が撤廃されているのと比べると、厳しい制限となっています。

ただし、基準値である「直近3日間の通信量が1GB」を超えても、実際に通信速度制限の対象になるかどうかは、サービスを提供する事業者ごとに異なっています。ソフトバンクモバイルのように、閾値を超えた場合は厳しく通信速度を制限する事業者もある一方で、実際にはほとんど通信速度制限を行っていない通信事業者も存在します。

このため、通信速度制限の対象となる条件を把握しておくことも大切ですが、MVNO各社と契約する際には、実際にはどの程度厳しい速度制限が行われているのか?を口コミなどで調べておくと良いでしょう。

今回は、MVNO各社の「直近3日間の通信量に基づく通信速度制限」についてご紹介しましたが、例え通信速度制限が厳しく設定されていない(あるいは制限が無い)場合でも、通常時の通信速度が低速であれば速度制限が設定されていないことの意味はありません。

繰り返しにはなってしまいますが、実際にMVNOを選ぶ際に「どの程度の通信速度が期待できるのか」は、既存のユーザの満足度などの調査結果などを参考にすることをオススメします。

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