SIM入門

ブックオフの1万円スマホをタダでもらって使ってみた

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 格安SIMにはインターネットプロバイダーなどのIT系から、スーパーなどの流通業界までさまざまなジャンルの会社が参入しています。そのなかで、1月から新たにサービスをスタートさせたのが、中古本販売の最大手ブックオフです。

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 ブックオフは中古本だけでなく、ゲーム機などのハードウェアの売買も取り扱っており、最近ではスマホも人気商品のひとつ。店内ではユーザーから買い取った中古スマホを多数展示している店舗も多いです。

オリジナル端末も販売スタート

 さらにブックオフは、今回スタートした格安SIMサービス「スマOFF」と合わせて、エイサー製のSIMロックフリー端末の「Liquid Z200」も発売。エイサーは古くからAndroidスマホをリリースしていたのですが、日本で正式に発売するのはこれが初めて。

 初物に目がない筆者としては購入してみなければとチェックしていたところ、古いケータイ・スマホを売ると、このLiquid Z200が無料で手に入るキャンペーン中とのこと。

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 幸い手元には数台の使い古した端末があるので、それを片手にブックオフに行ってみました。ちなみに、端末をその場で購入できる取扱店は全店舗ではないので、即日で端末が欲しい場合はブックオフのサイトで取扱店が確認できます。

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 Liquid Z200を無料でゲットするための対応端末は「docomo、SoftBank、auから発売され、2007年以降に製造された動作に問題無いスマホ・ガラケー」となっています。今回はドコモ2012年8月発売の「AQUOS PHONE sv SH-10D」を買い取ってもらいました。

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 ケースを使わずに持ち歩いていたので、外装はかなりボロボロ。箱や付属品もなしの状態で持って行ったところ、4500円の買い取り価格がつきました。こ
の4500円は、Liquid Z200の無料ゲットとは関係なく支払われるので、中古のスマホを売ったお金と、新品のLiquid
Z200が同時に手に入るわけです。

 実は、2010年発売のケータイ「SA002」(au)も持って行ったのですが、こちらはSH-10D以上にボロボロ。スライド式のモデルですがスライド機構がかなり硬くなっており、それが理由で買い取り金額100円。店頭で「買い取り金額100円の場合はLiquid Z200を無料の対象外です」と言われてしまいました。

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 SH-10Dの買い取り終了後はLiquid Z200無料交換券つきのチラシをもらい、その場で購入。Liquid Z200販売の対応店ではない場合は、自宅に持ち帰ってチラシに記載さえている番号からオンラインで購入できます。

 手続きに必要なものは、運転免許証などの本人確認証と支払用のクレジットカードです。中古端末の買い取りから、格安SIMの登録、Liquid Z200の無料購入まで20分ぐらいで、無料のスマホがゲットできました!

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契約内容には注意が必要

 というわけで、スムーズに新品のスマホが入手できたのですが、いくつか注意点もあります。Liquid Z200無料交換格を利用する場合、格安SIMの「スマOFF」の契約も必須となります。

 さらにスマOFFはデータ専用プランで、単体で契約する場合は契約期間などの縛りなどはありませんが、無料交換では2年間の契約期間が必要。期間中に解約すると1万円の違約金が必要となります。

 Liquid Z200自体の価格は1万円なので、2年間使わないと無料にならない計算です。ちなみにスマOFFは月額980円で、高速データ通信が毎日70MB使えるプランとなっています。

1万円スマホの実力は……

 無料でゲットした、Liquid Z200ですがスペックは、CPUはMediaTek製のデュアルコア1GHz。ディスプレーは4インチで最近では少なくなったコンパクトサイズ。ただし解像度は480×800ドットと数世代前のモデルと同じレベル。カメラもメインのみで200万画素となっています。

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 使用した感じでは、アプリや画面の切り替えに若干もたつく感じ。流石に日本の大手キャリアから販売されているハイエンドモデルや、SIMフリー端末でも3万円前後のモデルと比べると数段落ちます。

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 対応する3G(2.1GHz帯、900Mhz帯)と2G(GSM)のみ。LTEには非対応です。また、デュアルSIMとなっており、標準SIMサイズとmicroSIMサイズの2枚を同時に挿せます。ただし、3Gでの利用はどちらかのスロットひとつだけなので、日本で2枚のSIMを同時に待ち受けすることはできません。3Gと2Gの同時利用はできるので、海外でなら同時待ち受けもオーケーのようです。
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 背面はエンボス加工がしてあり、指紋などが目立たないのが◎。カメラレンズの下には物理ボタンを装備しています。このボタンを長押しすると、カメラアプリが起動します。

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 さらに、普通に押した場合は指定したアプリを起動。アプリは設定から変更できるので、よく使うアプリを登録しておけば、サッと使えるので便利です。
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 ホームアプリはベーシックモードのほか、シニアモードなども用意されており、スマホに慣れてない人でも、簡単に使いこなせるような工夫がされています。

 全体的なチープさは否めませんが、1万円という価格は魅力。しかも格安SIMの2年間契約期間という縛りはあるものの、スマホの買い取りをすればタダでもらえるというのはポイント。子どもやちょっとスマホを試してみたいというユーザーにはピッタリです。

 また契約したSIMは、ほかのLTE対応端末で使えば問題なくLTEで通信ができるので、普段は別の端末を使って、サブ端末としてLiquid Z200を使うというのはアリかも。デュアルSIMスロットなので、海外旅行用の端末としてもオススメです。

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