SIM入門

つながりやすくなった?ワイモバイル=ソフトバンク回線を沖縄でチェック

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近年つながりやすくなっているソフトバンク

これまで「ドコモ回線最強、ついでにau回線もあれば完璧でしょ」とタカをくくっていた熊山です。

そうとも限らないのは、筆者を含めた多くのドコモユーザーが知るところ。3Gエリアの広さこそ随一ですがLTEが期待外れで、都心では利用者の多さからかスピードが遅く、僻地だとそもそも繋がらないことが多いのです。

かたやauはLTEのエリアが広く回線速度もサクサク。実際各社のエリアマップをご覧いただくとわかる通り、例えば北アルプスの槍ヶ岳〜穂高岳間は「ソフトバンク>au>ドコモ」の順でLTEエリアが広いらしいのです。これは筆者の実感とも符号します。
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 ドコモのLTEエリア。ただし、シーズン中は臨時中継局が建つことも。
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 auのLTEエリア。
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 意外(失礼)と広いソフトバンクのLTEエリア。確かに奥穂山頂でつながりました。

iPhone3GSユーザーだった筆者の常識が覆されるほど、いつのまにかソフトバンクがめちゃくちゃつながりやすくなっているのです。

その象徴的なエピソードが昨年夏の南アルプス。荒川岳や赤石岳、聖岳などの登山ベースとなる椹島でのことです。ロッジの方に「携帯電話は繋がりますか?」と訊いたところ、「どの会社のをお持ちですか?」と返された筆者は内心ドヤ顔で「ドコモとauです」と答えました。しかし戻ってきたのは「ソフトバンクだったら繋がるんですけどね」という想像を絶するセリフだったのです。

どこでもスマホを使うにはソフトバンク回線も必要なのかもしれない。以降、筆者はドコモ、auにくわえソフトバンク回線の確保も念頭に入れるようになりました。

いわばソフトバンクのMVNO、ワイモバイルを試す

実際にソフトバンク回線は繋がりやすいのでしょうか?  個人的には登山に持って行きたいところですが、あいにく季節は真冬につきガチンコの雪山でテストするには装備も経験も足りません。

というわけで逆に、あたたかい沖縄に行ってみることにしました。

ソフトバンクにはSIM単体プランがなくMVNOが存在しないので、今回はソフトバンク回線をローミング接続で利用するワイモバイルの音声付きSIMを持っていくことにしました。月額2,980円で10分以内の通話なら300回まで無料、かつデータ通信が1GB利用できるという同社のミニマムプランです。事実上ソフトバンク回線をもっとも安く利用できるこちらのSIMを、Nexus5に突っ込んで臨みました。

最初に訪れたのは沖縄本島の玄関口・那覇ですが、当然都心部とあってどこでもワイモバイル(ソフトバンク)の回線はサクサクつながります。エリアマップを見てみると、本島北部にある森林地帯のやんばるエリアの一部を除けばほぼ全域でソフトバンクのLTE回線が利用できるようです。
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というわけで本島最北端の岬・辺土岬へ。もちろん繋がります。ちなみに道中ドコモは3Gエリアが多かったです。
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さらに本部エリアにある 人気のスポット美ら海水族館。観光地だけあってもちろん圏内。
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一方、南部エリアにある世界遺産・斎場御嶽でも繋がります。ドコモは3Gエリアになりがち。
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ただし、玉泉洞みたいな洞窟内では繋がりません。当たり前か。

毎度のことながら「エリアマップを見たら、行く前からわかるだろ!」という結果ではありましたが、ワイモバイル(ソフトバンク)はドコモよりLTEが繋がりなおかつサクサクでした。 正直ソフトバンク回線を持つのはアリです。

ただ、必ず話し放題が付いた割高なプランしか選べないのが残念。もう少しデータ容量が多く価格が安いプランも用意してほしいものです。各社月々1,000〜2,000円程度で維持できるMVNOの格安SIMがあれば、かつて1社に支払っていたケータイ料金で全キャリアのエリアをカバーする最強の通信体勢が組めるはず。その時は、日本でもダブル〜トリプルSIMスロットのスマホが求められそうですね。

ともあれ、現在ドコモ2回線という筆者の残念な通信体勢を見直したいものです。

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熊山准
自身のゆるキャラ“ミニくまちゃん”とともに、IT・ガジェットを中心に旅行・登山・アート・恋愛ネタまでやっつけるロス ジェネライター。自称アーティスト。通信端末は消去法でiPhone/iPadを愛用中。 www.kumayama.com