SIM×デバイス指南

コスパ最強のSIMフリー端末「Zenfone 5」をチェック!!

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 ASUSから登場したSIMフリー端末の最新スマホ「Zenfone 5」。ASUSといえば日本ではパソコンのイメージや、Android端末でもどちらかというと、「Nexus 7」シリーズやauから発売された「MeMO Pad8」などタブレットがメインといった印象が強いかもしれません。
 ですが、スマートフォンもお膝元の台湾をはじめ各国で販売しており、なかでもこの「Zenfone 5」は、コストパフォーマンスの高さで人気のモデルとなっています。

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ASUSイチオシのモデル

海外でも高い人気を誇る

 10月28日に開催された日本モデルの発表会では、台湾ASUSTeK Computer会長のジョニー・シー氏も来日し、「Zenfone 5」のプレゼンに登壇しました。このことからも、ASUSがいま最も力を入れている自信の端末といえます。

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 そんな「Zenfone 5」の特徴は前述のとおり、コストパフォーマンスの高さです。CPUはミドルクラスのSnapdragon400(1.2GHz)を採用。Snapdragon400シリーズを搭載したミドルクラスのスマホの多くは、メモリーが1GBというのが一般的。そのため多くのアプリを起動させると、メモリー不足で動作が遅くなるケースがみられます。
 その点、「Zenfone5」は、メモリー容量は倍の2GB。メモリー不足におちいることなく、ミドルクラスのCPUでもサクサクと動作します。

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 パソコンでも同じですが、ハイエンドのCPUと少ないメモリーの組み合わせより、ミドルクラスのCPUと十分なメモリーを搭載したマシンのほうが快適に動作します。低価格のCPUを採用しながらも、快適さは失わない「Zenfone 5」のコストパフォーマンスの高さは、「どこにポイントを置いて強化すれば快適になるか」というのがわかっている、パソコンメーカーとして歴史のあるASUSだからこそと言えます。

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 ディスプレイは5インチ(720×1280ドット)。大きすぎず片手でしっかりとホールドできるサイズです。ホームボタンなどは本体下部にセンサータイプのボタンが用意されています。

デザインにも手抜かりはなし

 本体正面のベゼル部分はブラックですが、背面はブラック、ホワイト、レッド、ゴールドの4色が用意されています。背面カバーは樹脂素材を採用。塗装の仕上げがしっかりしているので樹脂とはいえチープさは感じられず、高級感があります。

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 カラーごとに若干仕上げが違っていて、レビューに使用したレッドは若干ざらつきのあるマットタイプ。丸みを帯びたラウンドフォルムと相まって、手に吸い付くようにフィットします。

 ちなみに、純正カバーが別売り(直販価格:3000円)のアクセサリーとして購入できるので、ほかの色に変えたいときは、カバーだけ買い換えればオッケーです。

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 電源ボタンと音量ボタンは本体右側面に装備。イヤホンジャックは本体上部、充電用のmicroUSB端子は本体下部にあります。防水機能はないですが、そのぶんキャップレスなので使いやすい。

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 カメラ機能は800万画素。レンズはセンターラインに配置されていて、その下にはLEDフラッシュを搭載しています。最近のカメラ機能をウリにしたスマホと比べると、画素数では劣りますが、普段使いのカメラとしては十分なスペックです。

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 また撮影モードも「HDR」や「パノラマ」のほか、最近流行のセルフィー(自撮り)向けに、指定した数の顔を検出すると自動でシャッターが切れる「自分撮り」や、肌をキレイに見せる「美人効果」といった機能も搭載しています。

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 SIMスロットは本体背面のカバーをあけてアクセスします。SIMのサイズはmicro。海外では、デュアルSIM使用のモデルもありますが、日本版はシングルスロット。そのほかmicroSDカードスロットも装備しています。

初心者にも優しいUI

 ユーザーインターフェイス(UI)は同社オリジナルの「Zen UI」。といってもOS標準の操作方法と大きな差はなく、これまでAndroid端末を使ったことがあるユーザーなら迷わず使いこなせるはず。

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 ホーム画面やアプリ一覧の切り替えや、ウェブブラウザーのスクロールは実にスムーズ。つっかからずストレスなく操作できます。

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 さらに、ホーム画面のアイコンや文字を大きく表示する「簡単モード」への切り替えも可能。「簡単モード」では、アプリ一覧や通話アプリなども文字の大きなオリジナルのデザインになるので、初めてスマホを購入する人や、シニアユーザーでも安心して使えます。

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 画面上部から引き出せる「通知パネル」は、大きなアイコンを使ったデザインで、ひと目でどんな機能なのかが分るようになっています。ちなみに通知パネルはホーム画面を表示した状態なら、ディスプレイのどの部分を下方向にスワイプしても呼び出せます。わざわざ画面最上部まで指を動かす必要がないので便利。

 ブルーライトをカットして目の疲れを軽減できる「読書モード」も通知パネルから切り替え可能。電子書籍やウェブブラウザーなど長時間ディスプレイを観るときに重宝します。
 また、手袋をしたままでもタッチ操作が可能となる「手袋モード」を搭載しているのも、寒くなるこの季節にはうれしいポイントです。

ドコモ回線MVNOに最適

 「Zenfone 5」の対応周波数は、3Gが800MHz、850MHz、900MHz、1900MHz、2100MHz。LTEはBand1(2.1GHz帯)、Band2(1.9GHz帯)、Band7(2.6GHz帯)、Band8(900MHz帯)、Band19(800MHz帯)となっています。
 FDD-LTEだけで、auのWiMAX 2+やソフトバンクのAXGPにあたるTD-LTEには非対応。また、auのBand18(800Mhz帯)も利用できません。

 ドコモが対応している、Band1(2.1GHz帯)とBand19(800MHz帯)が使えるので、格安SIMで運用する場合は、ドコモ系が最適です。

アクセサリーもオススメ

別売の「View Flip Cover」が秀逸

 アクセサリーとして、同時購入をオススメしたいのが「View Flip Cover」(直販価格:3500円)です。「Zenfone 5」専用で、フリップカバーと背面カバーが一体になっています。

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 純正の背面カバーを取り外して装着するので、フリップカバーのぶんしか厚くならないのが◎。さらに、センサーによってカバーを閉じればスリープモードに、開けばスリープが解除されるので、電源ボタンを押す手間が省けます。

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 また、フリップカバーには丸い穴が開いていて、カバーを閉じた状態で電源ボタンを押すと、時刻や天気、再生中の音楽タイトル、各種着信通知などが確認できるようになっています。

 フリップカバータイプのケースは、開くと背面のカメラを隠してしまい使いにくい製品も多いですが、「View Flip Cover」は、背面に回すと穴の部分がカメラレンズの場所になっているので問題なし。こういった使い勝手の良さもオススメのポイントです。

数年キッチリ使える端末

 必要な機能はキッチリとおさえてあり、ストレスのたまるような基本性能や操作性は皆無。デザインにも手抜きはなく、ミドルクラスのモデルとはいえ、数年は問題なく使い続けられるポテンシャルを持っています。

 それでいて、価格は16GBストレージモデルが2万6800円、32GBストレージモデルが2万9800円と、ハイエンドタイプのスマホの半分以下。格安SIMと組み合わせれば、低コストで高いパフォーマンスが期待できる最強のモデルでしょう。

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