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やるのとやらないのでは、大違いですよ。

キャリアも格安SIMも、最近は大容量のデータプランが登場していますね。

理由はいくつもありますが、4G/LTEの快適なモバイルデータ通信が一般化したおかげで、ユーザーが扱うデータも年々増えているといったところでしょう。スマホで見るコンテンツも、テキストベースのものから音楽や動画のストリーミングへとシフトしているのが実感できます。

特に動画は、どうしても消費データ量が必要になります。低コストでスマホを維持したいけれど、移動中やっぱり動画を見ちゃう! うんうん、わかります。人は誘惑には弱いものです。YouTubeやらNetflixやらAbemaTVやら、さまざまなエンターテインメントに触れられる端末があるのだから、それを見てしまうのは人ならばしょうがないことです。

そこで、ここではそれら動画サービスを、なんとかデータ消費量を節約しつつ楽しめないものか? といった設定を紹介していきます。とどのつまり、各アプリのデータ節約の低画質化設定の方法です(設定はすべてiPhone版のアプリとなります)。

画質こそ落ちますが、内容を確認できれば良いというのであれば、これらの設定が効果的です。


定番動画サービス系の設定を見直す

まずは定番。利用者の特に多いYouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、ニコニコ動画といった人気動画サービスの通信節約設定をチェックしてみましょう。

■1.YouTubeの通信設定を見直す

YouTubeは事前にできる設定と、動画視聴毎に行なう設定があります。まず、事前に見直して置きたい設定から紹介しますね。

・Wi-Fi時のみHD再生をオンにする

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YouTubeアプリの自分のアカウントアイコンをタップして、「設定」を開きます。「Wi-Fi接続時のみHD再生」をオンにしておきましょう。これで、モバイルデータ通信下では、回線速度が早くてもHD画質以上になることはありません。

・視聴中に画質を変更する

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視聴中はメニューボタンをタップして「画質」をタップ。画質を変更しましょう。節約を重視するならば、最低の「144p」ですが、なかなかに画質が厳しいので、「240p」あたりが消費データ量と画質とのバランスが良い設定だと思われます。

なお、先日スタートしたYouTube Premiumは動画の最初や途中に広告が挟まりません。その分余計な動画データを読み込まないので、Premiumユーザーの方が若干ですが、データ量を節約できます。


■2.Netflixの通信設定を見直す

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NetFlixの通信設定はひとつだけです。「その他」→「アプリ設定」→「モバイルデータ使用量」とタップして、「自動設定」のチェックをオフにしたら、「データ使用量:少」を選びましょう。

自動設定でも良いのですが、通信速度に応じて可変するので、節約度を重視するならば「少」の設定がおすすめです。

■3.Amazonプライム・ビデオの通信設定を見直す

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Amazonプライム・ビデオの通信設定も事前に行なうタイプです「設定」→「ストリーミング再生・ダウンロード」→「ストリーミングの質」とタップ。標準で「中」画質になっているはずですが、念の為確認しておきましょう。また、「Wi-Fi接続使用時には最高画質にする」はオンが推奨です。

これで、Wi-Fi時は高画質に。モバイルデータ通信時のみ「中」画質で再生されます。

■4.Huluの通信設定を見直す

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Huluは動画再生時に画質を手軽に変更できます。プレーヤー上の「設定」ボタンをタップして「画質・通信量」を「低」にしましょう。

■5.ニコニコ動画の通信設定を見直す

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「設定」を開き「動画設定」項目の「動画画質」をタップ、「安定性を優先」へと変更します。画質と引き換えとなりますが、通信データ量を抑えられます。同じく、生放送設定も「安定性を優先」にしておきましょう。

ライブ配信系サービス系の設定を見直す

続いては、最近ゲーム実況やイベント中継、オリジナル番組などで注目されているライブ配信系サービス。こちらも映像クオリティの設定が変更できるので、見直してみましょう。

■1.AbemaTVの通信設定を見直す

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AbemaTVは2種類の通信節約設定が行えますが、手軽なのが「通信節約モード」への切り替えです。これには、左下の「≡」から「設定」をタップし、「通信節約モード」のスイッチをオンにすればOK。1時間あたり100MB程度という、極めて通信量を抑えたモードで視聴できます。


■2.Twitchの通信設定を見直す

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ゲーム実況などで人気のTwitch。こちらは再生プレーヤー上の設定ボタンから、最低では160pまで画質を落として通信量を節約できます。

ただ、ゲーム実況など画面の動きが激しい場合は160pでは視聴に厳しい場面もあり、ゲーム画面内の文字も読めません。コンテンツとの相性を考えると、映像を楽しめるのは360pからだと思われます。


■3.Openrecの通信設定を見直す

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こちらもゲーム実況などで人気のOpenrec。設定は「アカウント」メニューから「設定」をタップ。「モバイル通信量設定」→「モバイル通信時は低画質で再生」を選びます。

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加えて、動画再生時に画質の固定化ができるので、とことんデータを節約したい場合は、プレーヤー上の「設定」ボタンから「低画質(144p, 169kbps)」を選ぶとさらに画質は低下しますが、その分だけデータ量は少なくなります。ただ、Twitchと同じく、文字などはかなり見づらくなるのでご注意を。


これらの設定でどれだけ通信量を節約できたのか?

さて、ではこれらの設定を行なうことで、どれだけ通信量の節約になったのでしょうか? 各サービス10分あたりのデータ量を計測してみました。

 

標準設定 節約設定あり 節約できたデータ量 備考
YouTube 76.4MB 16.3MB 60.1MB 標準時はWi-Fi接続時のみHD再生をオフ(平均480p)、節約時は144p
Netflix 76.8MB 60MB 16.8MB 標準時は「自動設定」/ ウォーキング・デッド 第1話で検証
Amazonビデオ 標準設定と節約時の設定が同じなので計測対象外
Hulu 189MB 60MB 129MB 標準時は「推奨」/ ウォーキング・デッド 第1話で検証
ニコニコ動画 55.4MB 46.8MB 8.6MB 標準時は「自動」/ アニメ番組で検証(一般会員)
AbemaTV 86.8MB 20MB 66.8MB 標準時は「中画質」/ニュース番組を再生
Twitch 151MB 27MB 124MB 標準時は「自動」、節約時は160p/ アクションゲーム実況を再生
Openrec 220MB 15MB 205MB 標準時は「中画質以下」で「自動」、節約時は144p / アクションゲーム実況を再生


標準設定や自動設定と比べると、圧倒的な差がでているんじゃないでしょうか。たとえば、YouTubeを30分見たと仮定すると、データ量の差は180MB、これはでかい!

今回差の少ないニコニコ動画は、一般会員なのでひょっとしたら高画質視聴にならなかったのかもしれません。ただ、節約効果はゼロではなかったので、一般会員でも節約設定にしておくメリットはあると思います。

もちろんこれに加えてアプリ内をザッピングしている時に表示する映像・画像の通信が加わるため、リアルなデータ消費量はこれよりも若干多くなる点にご注意ください。でも、節約の効果は確かにあります。

 

画質はどのくらい落ちる?

最低画質設定時の動画のクオリティはどうなの? って思うでしょう。Netflixなどのオンデマンド系は個人的には「ワンセグよりだいぶマシ」で、ちゃんと内容を楽しめるレベルでした。実際のところが気になると思うので、参考までにこちらをどうぞ。

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Netflixの最低画質時の映像です。このクオリティで10分で約60MB、30分ドラマで180MBは優秀だと思います。Amazonプライム・ビデオも同様のクオリティで楽しめましたが、Huluは1段階荒い印象。消費データ量は他のサービスとほぼ同じなので、もうひと踏ん張り頑張って欲しい印象です。

とはいえ、どちらもドラマ・映画・アニメの内容はちゃんとわかりますし、きちんと楽しめるクオリティは出ていると思います。一方で、Twitch、Openrecは最低画質だとブロックノイズだらけでかなり厳しいシーンもあります。アクションゲームの実況などでは、少し画質を上げたほうがいいと思われます。


設定やプランを工夫すれば移動時だって動画を楽しめる!


移動時でも映像は楽しみたいものです。

でも、僕たち格安SIMユーザーとしては、何も制限なしに。というわけにはいきません。通信量を抑える=コストを抑えるとなるので、湯水のようにじゃかじゃかとモバイルデータ通信を使うわけにはいかないのです。

通信量を抑えつつ、運用コストを抑えつつ、それでもエンタメを楽しむために、これらの設定を是非覚えておきましょう。

 

それでもどうしても通信量が足りないよ! ということになったら、楽天モバイルの「楽天スーパーホーダイ」など、低速(1Mbps/混雑時300kbps)ながらも使い放題になる格安SIMや、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリーオプション」など、エンタメ系通信がカウントフリーになるオプションなどを選ぶという選択肢もあります。

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また、エンタメに限らずデータ量が増える大容量のプランなども良いでしょう。IIJmioやBIC SIMであれば、+20GBの大容量オプションが月額3,100円で付与できます。

現在、格安SIM側にも選択肢が増えています。さまざまなプラン・オプションが提供されているので、自分の用途やデータ消費への理解を深めて、最適な格安SIMを選びましょう。

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