格安SIMの中でも特に高い人気を誇るmineoが、ソフトバンク回線を利用する「Sプラン」をスタートさせました。

SプランはSIMロックがかかったままのソフトバンクの端末でそのまま使えるのが売りですが、実際に使ってみるとそれ以外にも他プランにはないメリットがあることが分かりました。

ここではmineoのSプランを実際に利用してみて分かったメリット・デメリットを紹介します。

1. mineoは3キャリアすべて対応の「トリプルキャリア」に


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これまでau回線とドコモ回線を選択できたmineoですが、2018年9月から新たにソフトバンク回線を利用する「Sプラン」がスタートしました。

これにより、mineoは国内3キャリアすべての回線に対応した「トリプルキャリア」へと生まれ変わりました。

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えで端末をそのまま使う際、SIMロックがかかっていると利用できる格安SIMが制限されてしまいます。

mineoはトリプルキャリアになったので、どのキャリアから移行する場合でも自分の端末に合った回線を選べるようになったわけです。

そもそもソフトバンク回線の格安SIM自体の種類が少ないので、SIMロック解除できてないソフトバンクのiPhoneやAndroid端末で格安SIMを使いたい人にとっては朗報ですね。

2. Sプランは通信速度が速く安定している

mineoのSプランを実際に契約してみて感じた1番のメリットは「通信速度が速く安定している」ことです。Aプラン・Dプランと比べてどの時間帯でも安定した速度が出ています。

Sプランの通信速度を、回線が比較的空いている朝(9時前後)と回線が混雑している昼(12:30前後)・夕方(18:00前後)の3回に渡って計測してみました。計測にはアプリ「Speedtest.net」を使用しています。

まずは朝の時間帯です。

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下り速度は21.2Mbpsでした。これだけ出ていれば普段使っていて困ることはないでしょう。実際に動画視聴やSNS、ブラウジングもスムーズにこなせました。

続いてお昼の時間帯です。


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この時間帯は回線が混雑し、格安SIMの通信速度が急激に落ちるのが一般的です。同じmineoのAプラン・Dプランだとこの時間帯は1Mbpsを下回ることもあります。

しかし、Sプランは朝とほとんど変わらない20Mbps以上をキープしています。これだけの速度が出るなら会社や学校のお昼休みにスマホをたくさん使う人でも安心ですね。

最後に夕方です。


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この時間帯は25Mbps前後の速度で安定していました。電車で帰宅途中に動画やSNSを利用する人でも快適ですね。

最大通信速度では大手キャリアのサブブランドに敵いませんが、普通に使う分には全く問題ない速度がどの時間帯でも安定して出ています。

実際に使っていても、読み込みが遅くてイライラするような場面はほとんどありません。ソフトバンクの端末を所有している人向けのプランではありますが、通信速度を重視する人にも十分おすすめです。

3. 使い勝手は他回線のプランと同じ

mineoは機能やサービスが充実しており、非常に使い勝手の良い格安SIMとして知られています。Sプランも使い勝手はAプラン・Dプランと全く同じで、

・バースト転送機能

・速度切り替え

・mineoアプリ

・フリータンク(mineoユーザー全員でパケットを共有する機能)

・パケットギフト

といったmineoの便利な機能を使うこともできます。特にmineoは低速通信も質が良いので、専用アプリから素早く速度を切り替えられるのが便利です。

余った容量を他のユーザーに送る「パケットギフト」はSプラン同士ではもちろん、AプランやDプランのユーザー間でも利用できます。

試しにmineoのAプランとSプランでパケットギフトを試してみましたが、パケットの送信・受信ともに問題なく利用できました。

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4. デメリットは「VoLTE通話」ができないこと


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速度が速く使い勝手も変わらないなど一見いいこと尽くしなSプランですが、「VoLTE通話ができない」というデメリットがあります。

mineoのAプラン・Dプランでは端末が対応していればVoLTE通話を利用可能です。しかし、Sプランでは端末がVoLTEに対応していても利用できません。

これはソフトバンク回線を利用する格安SIM共通の問題です。

例えばLINEモバイルnuroモバイルのソフトバンク回線もVoLTEには非対応なので、mineoの問題ではなくソフトバンク側がVoLTEを提供していないのでしょう。

もちろんVoLTEに対応していなくても通常の電話は利用できます。しかし、電話をよく利用する人でVoLTEによる高品質な通話を楽しみたい人は注意が必要です。

mineo(マイネオ)