出先でもパソコンをオンラインにできるテザリングは便利ですよね。自宅で仕事をしていて煮詰まると外に出て作業を行う僕には必須の機能です。この便利なテザリング、Windows10のパソコンで使用するときには少々注意が必要です。下手をするとギガ死の可能性もあります。今回はWindows10のパソコンを使ってテザリングをする際に気を付けることをまとめました。

テザリングは「従量制課金接続」で繋ぐべき

windows10では、Wi-FiとUSBテザリングに対して一部の通信を抑制する「従量制課金接続」という機能があります。従量制課金接続を使用することで、GB単位の通信量を抑制することができます。

通常、windows10では接続している回線がテザリングを使用してのものなのか判別していません。そのため、テザリングで使用している格安SIMの回線でも問答無用でWindows Updateに使用する更新データをダウンロードします。これがWindows10でギガ死してしまう危険性の最大の要因です。

従量制課金接続で繋ぐようにすることで、下記の動作を行わないようにすることができます。

  • Microsoft Storeからダウンロードしたアプリの自動更新処理
  • Windows Updateで優先度が「高」に設定されている更新の自動ダウンロード処理
  • OneDriveの自動同期処理(同期の停止)

以下の画像は私が実際にテザリングで使用した通信量です。左側が従量制課金接続を使用せずテザリングを行った月のもの、右側が従量制課金接続を使用してテザリングを行った月のものです。両方ともテザリングで接続していた時間はおおよそ15時間前後です。
20180831_tethering

従量制課金接続を使用せずにテザリングを行っていた月と比べて、従量制課金接続を使用してテザリングを行っていた月は約1GBの通信量の削減に成功しています!

これで従量制課金接続の有効性がわかっていただけたかと思います。次からは具体的な従量制課金接続の設定方法を紹介します。

Wi-Fiテザリングに従量制課金接続を設定する

格安SIMを搭載しているスマホもしくタブレットでWi-Fiテザリングを行えるように設定していきます。

Windows10のパソコンでWi-Fiテザリングに接続します。

2018-08-31_kyou-wifiテザリングに接続

接続したWi-Fiテザリングの「プロパティ」をクリックします。

2018-08-31_プロパティクリック

接続しているWi-Fiの設定画面が表示されます。下にスクロールしていき、「従量制課金接続として設定する」をオンにします。

2018-08-31_従量課金接続ON

以上でWi-Fiテザリングでの従量制課金接続設定は完了です。

USBテザリングを従量制課金接続に設定する

「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」をクリックします。

2018-08-31_USB設定

「イーサネット」を開きます。

2018-08-31_USB_イーサネットをクリック

テザリングで利用している接続をクリックします。
2018-08-31_USBテザリングしている物をクリック

「従量制課金接続として設定する」をオンにします。
2018-08-31_USB従量課金接続ON
以上でUSBテザリングでの従量制課金接続設定は完了です。

Chromeの設定でデータ通信を減らす

従量制課金接続に変えるだけでも十分通信量を節約できますが、更に節約する方法があります。テザリングを使用する目的で一番主だったものはブラウジングではないでしょうか。ブラウジングでもちょっとした工夫をすることによって通信量を減らすことが可能です。

なお、2018年現在で世界的に一番のシェアを誇るブラウザのChromeを使用していることが前提の説明になりますが、おおよそのブラウザで応用することが可能です。

Chromeに広告ブロッカーを入れる

chromeには広告をブロックしてくれる「uBlock Origin」という拡張機能があります。広告ブロッカーは通常、ウェブサイトに貼ってある煩わしい広告を読み込まないようにする目的で使用されます。

2018:08:31_ublock
これにより、広告の表示に使用されていた通信をなくすことができるため、その分の通信量を浮かせることができます。ウェブサイトによっては、非常に多くの広告を貼っていところもあるため、通信量を減らすことが可能となります。

uBlock Origin

Chromeで画像を読み込まないように設定する

chromeの拡張機能であるText Modeは、インストールすることで画像の読み込みをオン/オフで切り替えられるようになります。画像の表示をオフに設定しておけば、広告と同じく表示を行うための通信を避けられるため、通信量を節約できます。

一方で、画像が表示されなくなることによって、ウェブサイトが非常に簡素な見た目になるため、人によっては寂しさを覚えるかもしれません。

livedoor_image_on_off2

Text Mode

広告ブロックと画像を読み込まないようにするとページの表示が早くなる

広告ブロッカーの導入と画像を表示しない副次的な効果として、画像や広告がない分ウェブサイトの読み込み速度が向上します。格安SIMはお昼などアクセスが集中する時間帯に速度が低下する傾向にありますが、画像と広告をOFFにすることによって低速でもストレスなくブラウジングがおこうことができるようになります。

テザリングの設定を見直すことによって通信量を減らそう

Windows10の場合、テザリングの設定を少し見直すだけで、通信量は簡単に削減することができます。Windows10でテザリングを行った際に起こる通信量の大食いに怯えていた人はぜひ実践してみてください。

Chromeに関してはOSの垣根を超えて有効です。拡張機能をインストールするだけで済むため、1分もかからずに通信量対策がとれます。

これらを上手く活用して快適な通信生活を手に入れましょう。