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いくら「格安」でも初期費用が高くっちゃ…。

といった疑問もあるかと思います。確かに「格安SIM」と聞くと月額料金の安さばかりが注目されていて、契約に必要な初期費用はあまり深くまで解説されていません。

実際に契約するという時になって「え?この金額はなに?」と困惑するのは嫌ですよね。そこで、今回は大手キャリアから格安SIMへ転入するといった状況を想定して、必要な初期費用などを計算してみました。

キャリアを卒業する時にいくらかかる?

まずはキャリアを出る時の金額を計算してみましょう。大きくわけると、
1.MNPの転出手数料
2.長期契約の解約違約金
3.端末の残債
などが発生します。

■1.MNP転出手数料(2,000円〜3,000円)

まずはキャリアを卒業。つまり、電話番号そのままで「転出」する際の料金を確認してみましょう。これはキャリアによって異なります。転出方法と共に表にまとめてみました。

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方法はいくつかありますが、確実なのはショップ窓口ですね。

「転出したいのでMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の予約番号を発行してください」

と言えば良いでしょう(きっとものすごい引き止められると思いますけど…)。

そして、手数料はドコモが2,000円で、ソフトバンクとauは3,000円となっています。なお、これは実際にMNPを行なって転出した時に費用が発生します。予約番号を発行しても思いとどまった場合、有効期限内に転出できなかった場合は費用は発生しません。

■2.長期契約の解約違約金(9,500円)

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2年単位での更新を前提とした長期プランに加入している場合は、2ヶ月間の契約更新月以外で解約すると9,500円の契約解除料金が発生。これは3キャリアとも金額は共通です。この費用をかからなくするには、契約更新月を狙いましょう。
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こちらはソフトバンクの例。2年契約の場合は25ヶ月目、26ヶ月目なら解約費用はかかりません。

なお、2年の自動更新が無いプラン、2年経てば更新月関係なく解約できるプランもあるので、自分の契約プランを確認しましょう。

契約更新月はキャリアのマイページから確認できますが、不安であれば窓口に直接問い合わせてスケジュール帳にメモしておくといいかもしれません。約1万円と、かなり高額なので上手くタイミングを見計らってください。

■3.端末の残債

端末を24回払い(最近は48回という長期支払いもあります)の割賦で購入している場合は、解約しても残りの残債は払わねばなりません。12ヶ月間使っていたら、残り12ヶ月間分の金額を払わなきゃならないってことですね。

これは残り12ヶ月分をそのまま毎月払うだけでなく、翌月一括で払うこともできるので、口座の中のお金と相談しましょう。窓口で転出手続きを行なうと、これもその場で決められて便利です。

●オプション契約や固定回線とのセット契約はMAX注意!

キャリアでの出費はこちらも注意してください。契約によっては携帯電話とセットで固定回線やWi-Fiスポット、映像サービス、見守りサービス、電子書籍サービスなど複数のサービスが契約されている場合もあります。MNPで転出する際には、オプションサービスが残るのか? 一緒に解約できるのか? なども確認しましょう。転出=回線解約となるので、契約内容によっては追加でコストがかかる場合もあるのです。


1.キャリアを出る時に2,000円〜3,000円かかる
2.長期契約の更新月以外は9,500円
3.端末の残債は残る

まとめるとこうなります。やはり長期契約の途中解約違約金が重くのしかかります。

格安SIMを始める時にいくらかかる?

では続いて格安SIMに転入するのを想定しましょう。転入先は「IIJmio」を過程して、端末は手持ちの端末を使い回すと仮定しました。この場合必要なのは、

1.契約事務手数料(パッケージ費用/初期費用)
2.SIMカード発行手数料
となります。

■1.契約事務手数料(パッケージ費用/初期費用)(648円〜3,000円)

まず契約に際しての契約事務手数料が必要です。この価格は3,000円。しかし、家電量販店やオンラインショップなどからIIJmioのSIMパッケージを購入すると、契約事務手数料がかからずにパッケージの値段だけで済むといった買い方もあります。

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IIJmioのパッケージはAmazonでは648円で購入できますね。

このパッケージを使って契約することで、本来3,000円かかる初期費用=契約事務手数料が不要になります。かなりお得です。

■2.SIMカード発行手数料(394円/406円)

これはSIMカードを発行するごとに発生する金額で、タイプD(ドコモ回線)では394円、タイプA(au回線)では406円かかります。音声通話契約の場合は、パッケージを購入していても等しく発生します。

●プランによってはSIMカード追加分の料金も

IIJmioではミニマムスタートプラン、ライトスタートプランでは追加で1枚、SIMカードを追加できます。これにはSIMカード追加手数料2,000円と、SIMカード発行手数料394円もしくは406円がかかります。

ファミリーシェアプランは新規契約と同時にSIMカードを追加した場合は、3枚までならSIMカード追加手数料はかかりませんが、SIMカード発行枚数に応じてSIMカード発行手数料394円もしくは406円は発生します。


1.IIJ契約時に648円〜3,000円かかる
2.SIMカード1枚につき(394円/406円)かかる

まとめるとこうした初期費用となります。端末を買わないのであれば意外とコストはかかりません。

すべてをまとめるといくらかかる?

値段が出せたところで、では実際にキャリア(ドコモを想定)から格安SIM(IIJmio)に転入すると初期費用はいくらかかるのか? をチェックしてみましょう。

なお、端末の残債は残りの支払回数に応じて変わりますし、端末を引き続き使うことができるので、今回は計算していません。また、IIJmioへはパッケージではなく、公式ページから申し込んだ場合の金額を想定しています。

■ケース1.長期契約の違約金が発生する場合

MNP転出手数料(2,000円)+長期契約の解約違約金(9,500円)+IIJmio契約手数料(3,000円)+SIMカード発行手数料(タイプD:394円)
=合計:14,894円

■ケース2.長期契約の違約金が発生しない(更新月)場合

MNP転出手数料(2,000円)+IIJmio契約手数料(3,000円)+SIMカード発行手数料(タイプD:394円)
=合計:5,394円

となりました。これに端末の残債がある場合はその金額が加算される計算。日割りにもなりますが、キャリア時代の月額料金に、新たに契約したIIJmioの月額料金も加わります。そう考えると、やはりなかなかに初期費用はかかりますね。契約翌月は、この金額を見越しておかねばなりません。まぁ、格安SIMは月額料金が安いので、すぐ元を取り戻せそうですけどね。

しかし、IIJmioやBIC SIMは今なら1円で契約できる!

と、大体の金額が出たあとで申し訳ないのですが、IIJmioとビックカメラオリジナルのSIMパッケージ「BIC SIM(契約先はIIJmio)」では、7月31日まで初期費用1円という超お得なキャンペーンも行っています。

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適用条件はそれぞれの公式サイトから申し込むこと。それだけで、上で計算した金額から2,999円が減るのです! つまり、長期契約の違約金が発生しない場合なら、初期費用はわずか2,395円。

また、1年間の間データ容量が毎月3GB増量され、毎月の料金が300円割引されるというすごい特典までついてます。

なんだかんだで計算してみるとコストがかかる初期費用。格安SIMへの転入を狙っている方は、こうしたキャンペーンを上手く使って、乗り換えていきましょう。