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格安SIMに乗り換えたいけど、プラン体系がわからない!

そんな声も聞こえてきます。これは確かに…。と思うところで、たとえば、キャリアでは通話定額コミコミが最近の主流。しかし、多くの格安SIMにおいては通話定額はオプションです。また、キャリアではテザリングにオプション料金が発生するものもありますが、多くのMVNOではテザリングに関しての料金項目すらありません

これは分かりづらいと言う声が出るのもわかります。そこで、ここではこれらキャリアのプランと格安SIMのプランの料金体系の違いをわかりやすく解説していきます。

キャリアと格安SIMとのプラン比較1

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キャリアのプランとの構造の違いを説明するために、今回は一例として、auの「データ定額・LTEプラン」とIIJmioの「ミニマムスタートプラン」を比較してみました。

どちらも端末は「HUAWEI P20 Lite」を選び、MNPで転入した場合を想定しています。auの方は5分以内のかけ放題が付帯しているので、IIJmioでは「通話定額オプション」を加えて条件を揃えています。auの方は5分以内のかけ放題が付帯しているので、IIJmioでは「通話定額オプション(10分以内)」を加えて条件を揃えています。なお、金額はすべて税抜きです。

結果、格安SIMであるIIJmioのほうが約半額まで月額費用が抑えられています。しかし、今回は料金比較ではなく、プラン体系の比較。プランの内訳を見ると、IIJmioの方がシンプルなことがわかると思います。

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まとまっているものをわかりやすくするとこのようになります。

auのプランでは、機種代金を除けば、基本プラン「スーパーカケホ」とデータプラン「データ定額」、さらにインターネット接続サービス「LTE NET」が加わって、スマホのプランとなります。

一方でIIJmio含む多くの格安SIMでは、データ通信、テザリング、インターネット接続サービスなど、スマホを使うために必要なものがすべて基本プランに備わっています。そのため、IIJmioでは、基本プランだけ契約していれば、スマホで通話やデータ通信を行なえます。無料通話が欲しい時だけ、オプションとして加えるというスタイルです。
 

キャリアと格安SIMとのプラン比較2

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auでは基本プランとデータプランがセットになった「ピタットプラン」の提供も始まっています。こちらは使ったデータ量に応じて段階制に基本プランの料金が変わるというもの。こちらとも比較してみました。

3GBを想定すると、旧プランに比べると520円〜1,520円安くなっていて頑張りを感じます。プラン構造から見ても、インターネット接続サービスもコミコミでわかりやすくなっていますね。しかし、このプランではテザリングにオプション料金がかかるのが欠点。テザリングを使いたいと思ったら、毎月500円の出費が必要になります。

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こちらもまとまっているものを比較してみました。auではテザリングがオプション、IIJmioでは通話定額がオプションとなり、プランに含まれるものの違いは1つだけ。構造的にこういったプランの方がわかりやすいですね。

つまり、格安SIM(IIJmio)のプラン体系とは?


比較するとわかるとおり、IIJmio含む多くの格安SIMのプラン体系は非常にシンプルです。

●格安SIM(IIJmio)の基本プランに含まれるもの:
  1. プランごとのデータ量
  2. インターネット接続サービス
  3. テザリング料金

●格安SIM(IIJmio)の基本プランに含まれないもの:
  1. 端末代金
  2. 通話定額などのオプション料金

基本的にはこのようになると覚えておきましょう。必要なものはオプションで付けるスタイルが、ベーシックなプランです。

とはいえ、近年は格安SIMのプランも複雑化しつつあります。最近はIIJmioも、端末と基本プラン、通話オプションがセットになった「コミコミセット」も選ぶことができます。

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また、Y!mobile楽天モバイルUQmobileでは通話定額と基本プランがセットになっているものが主流です。こうして近年では、格安SIMのプラン体系も複雑化の傾向があります。

個人的には、料金体系がわかりやすいのも格安SIMの利点だと思っているため、この流れはあまり好きではありませんが、ここで解説したような基本的なプラン体系がわかれば、複雑なプランでも自分にとって何が足りていて、何が足りていないのかが判断できます

異なるMVNOで異なるプランとの比較検討もスムーズにできるようになるので、乗り換えの際に活用ください。