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この問題、長らく疑問でした。

そして、実際に使い放題系のSIMを契約してみた感想を綴っていきたいとおもいます。

まず、僕がメインで使っているのはIIJmio(パッケージはBIC SIM)のファミリーシェアプラン。12GB/月を複数回線でシェアできるというプランです。

だいたいは容量内で収まっているのですが、ここ数ヶ月は家族全員外出が多かったために月途中で無念にもデータが枯渇したり、なぜかGoogleフォトの「モバイルデータ通信でアップロードする」がONになっていて、1日に7.8GBを使うという悲惨な出来事がありました。

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結果、毎月容量ゼロ生活を余儀なくされています。今月も月半ばにして200kbpsの牢獄へと叩き落されております。ウボァー…!

まぁ、IIJmioでは制限された200kbpsでも読み込みの最初だけ高速にしてくれるバースト転送機能があるので、ちょっとした調べ物、SNSやら音声通話などであれば実用できるのですが、仕事となるとそうもいきません。テザリングも多く使いますし、ドキュメントや画像ファイルなどもメールでやり取りしています。さすがに200Kbpsでは立ち回りが制限されるため、先月あたりから使い放題のSIMカードを契約してみました。

使い放題の「DTI SIM」を契約してみた

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使い放題の選択肢はいくつかありますが、今回は「DTI SIM」の「ネットつかい放題」プランをチョイス。SIMフリーのモバイルルーターにセットして運用してみました。

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通信速度は使い放題と考えればなかなかに優秀です。

コンディションの良い時には上り下りともに15Mbps前後、夜間でも8Mbps前後の速度が出ます。自宅のメイン回線として利用するには心もとない数値ですが、月額2,200円のモバイル回線と考えれば悪くありません。増えた分の出費はやや痛手ですけど、DTI SIMの登場によってとりあえずは仕事で困ることは無くなりました。

しかしです、「使い放題やったぜ!」と湯水のように使えるわけではなかったのです

実質1日1GB制限! 完全使い放題というわけではない

当初は「使い放題だぜ〜!」と調子に乗ってじゃぶじゃぶと使っていたのですが、ある時急に速度が遅くなったのです。

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あ…ありのまま、今起こったことを話すぜ…。速度を測ってみたら、0.07Mbpsという切ない数値で、計測自体がタイムアウトしてしまうこともあった…。制限モードだとか、200kbpsだとかいうチャチなもんじゃ断じて無い。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。

とあまりの遅さにポレナレフの気持ちになっていると、DTIからメールが届きました。メールによると、

お客様がご利用の通信量は平均的なご利用量を超過しているため、まもなく通信制限対象となる可能性がございます。

とのこと。オーマイガッ!

なお、この時の通信量を確認してみたところ、ジャスト1GBでした。月あたりの通信量は決まっていないけど、1日あたりの通信量が決まっているってことですね…むむむ。

ちなみに、日によってはもうちょっと使えることもあって、今のところの最高記録は1.4GB/日。でも、毎回じゃないので1GB/1日使えるプランだと思ったほうがよいでしょう。

まぁ、通信制御は毎日0:00に解除されるので、精神的負担は少ないですけどね。しかし、こうなるとわざわざ別回線を契約せずとも、既存の大容量オプションでも良かったのでは? という思いも出てきました。

大容量オプションと使い放題SIMはどっちがお得だったのか?

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IIJmioには「大容量オプション」というオプションがあります。プランのデータ容量に加えて、20GB(3,100円/月)・30GB(5,000円/月)の容量を拡張できるというもの。20GBプランであれば、ファミリーシェアプランの12GBと加えて32GB/月使えるというわけです。

DTI SIMの「ネット使い放題」の場合は、1日1GBを目安に毎日使ったとすれば、一月30GB使える計算で、30GB(2,200円/月)となります。わかりやすく表にまとめてみました。

プラン 容量 月額費用(税抜)
DTIネット使い放題 30GB前後
(1GB/日を30日繰り返した場合)
2,200円/月
IIJmio 大容量オプション(20GB) 基本プランに+20GB 3,100円/月
IIJmio 大容量オプション(30GB) 基本プランに+30GB 5,000円/月

ふむ…。制限があったとしても、使い放題の方が安い⁉

と、単純に容量分の価格で比較すると使い放題SIMの方がコストパフォーマンスは上になります。でも、これはあくまでも毎日使った場合の単純な計算です。

僕の場合は外出しない日もあり、モバイルルーターが必要な時はひと月に15日くらいです。一方で、まる1日の外出となれば2GB〜3GBガツンと通信したり、1GB/日制限だとまかないきれないこともありました。利用頻度、利用量に幅があるのであれば、容量内で好きなだけ高速通信を利用できる、大容量オプションの方が使い勝手がよいのでは? とも思うんですよね。

結論:使い放題SIMは、生活スタイルによって向き不向きがある

使い放題SIMは(今回のケースでは)厳密には使い放題ではありません。しかし、利用できる期待値を考えると、コストパフォーマンスは高く使い方によってはかなり有効な手段です。

また、通信頻度や使い方よって、使い放題SIMのほうが良い人と、ガツンと大容量なプランやオプションを選んだほうが良い人が分かれます。

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・毎日コンスタントに1GB前後使うならDTI SIMの「ネットつかい放題」がお得。
・まったく使わない日があったり、時に大量に通信するなら「大容量オプション」

まとめると、こういう使い分けが正解な気がします。

僕の場合はきっと20GBの大容量オプションの方が合ってると思うのですが、冒頭で解説した「Googleフォトデータ使い切り事件」のようなこともあり得るので、しばらくはこのDTI SIMの「ネット使い放題」も維持しておこうかと思います。

これなら設定ミスっても1GBでブレーキが利いて、1日でリセットされるのは気が楽です。ある意味ビギナーにも安心なプランなのかもしれませんね。

なお、今回はIIJmioの大容量オプションを例に比較しましたが、他のMVNOを利用している方は、20GBクラスの大容量プランを当てはめて検討してみてくださいね。