最近はSIMスロットを搭載し、モバイル通信が可能なノートパソコンも増えてきています。今回紹介する「VAIO S11」もそのひとつ。11.6インチ(1920×1080ドット)というコンパクトさと相まって、機動力抜群のモデルに仕上がっています。
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「VAIO S11」の最新モデルはCPUにインテルの第8世代Coreシリーズを採用。最新のCPUで4コア/8スレッドと処理能力がアップしています。さらにVAIOオリジナルのチューニング機能「VAIO TruePerformance」により、CPUの運用効率をアップさせて、より高い性能を発揮可能。VAIO TruePerformance動作時のCore i5のモデルが、通常動作のCore i7よりも高い性能を発揮するといった結果も出ています。
VAIO TruePerformanceはアダプターで電源供給時のみ動作という縛りもありますが、モバイルノートパソコンでもヘビーな処理をしたいというユーザーにピッタリです。
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インターフェースは左側面にアナログRGBと有線LAN、HDMI、USB(3.0)、SDカードスロットを装備。右側面にはUSB(3.0)×2とヘッドフォン端子が配置されています。薄型でコンパクトなデザインながら、USBポートが合計3つもあるので周辺機器を接続するときに便利。またアナログRGB端子もあるので、旧型のプロジェクターなどに変換ケーブルなしで接続でき、最近のノートパソコンでは珍しく有線LANポートがあるなど、やや古い環境のオフィスでも実力が十分発揮できる設計です。
ただしUSB Type-Cポートは搭載しておらず、電源端子も専用タイプ。USB PDでの充電には非対応なのは残念なところ。
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11.6インチのコンパクトモデルながらキーピッチは約16.95mmで、キーストロークは約1.2mm。本体を開くとヒンジの部分がスタンドのようになり傾斜がつくので、タイピングしやすい設計です。さらにキーボードは防水仕様になっており、約150cc(コップ1杯分)の水がこぼれても、内部に浸水しにくい構造を採用。ただし排水溝はないため、水をこぼしてしまった場合は電源を落としてからしっかりと拭き取って乾かすといった対応は必要です。
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またタッチパッドは2ボタン式で、指紋認証センサー搭載モデルも用意されいます。セキュリティー面では、本体にセキュリティーロック・スロットを装備しているので、ワイヤーロックなどで盗難などから物理的に保護も可能。さらにOSやハードウェアと独立して機能するセキュリティーチップを搭載しているので、より強固に運用でき社外秘のデータを多く扱うような職場で安心です。
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本体サイズは約283.4(W)×195.5(D)×15~17.9(H)mm。天板にカーボン素材を採用するなど軽量化も計られており、重量は840~860gと900gを切っています。充電用のアダプターも実測で239gと軽量タイプ。両方持ち歩いても1.1kg弱なので、毎日パソコンを持ち歩くようなユーザーには嬉しい重量です。
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本体背面にSIMスロットがあり、サイズはmicroSIM。対応するLTEのバンドはBand1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,20,21,25,26,28,29,30,38,39,40,41,66とかなり多いのがポイント。国内はもちろん、海外でも安定して電波をキャッチして高速で通信できます。
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この幅広いバンドを活かせるよう、Windows 10の「データプラン」対応SIMを同梱。毎月の契約などは不要で、必要なときだけデータプランを購入して使えばオーケー。しかも日本国内だけでなく海外での通信にも対応しているので、海外出張の多いビジネスマンにピッタリです。
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ちなみに今回試用したモデルは「ALL BLACK EDITION」で各パーツの配色を黒で統一したスペシャルモデル。ヘアライン加工も施されており、より高級感のある印象になっています。価格は15万1800円から。ハイレベルな機動性に加え、モバイルパソコンでも性能は妥協したくないというユーザーにオススメのモデルです。
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