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試してよかった!というのが本音です。

青少年インターネット環境整備法の改正によって、契約者が青少年である場合はフィルタリングサービスなどの必要性を説明しないといけなくなりました。同時に青少年だった場合は、有害情報フィルタリングサービスを利用させることが、通信サービス提供の条件となります。

まぁ、ざっくり言うと「青少年にはフィルタリングサービスが必要ですよ」という改正です。保護者が要らないよ!って言ったらフィルタリングサービスは無しでいいようですけどね。

なお、これはキャリアだけでなく、MVNOも同様です。たとえば、IIJmioでも「青少年のフィルタリングサービスに関する重要なお知らせ」として、インターネット利用者の確認、フィルタリングサービス加入への推奨、フィルタリングサービス設定完了の確認を行なうとしてます。

さて、では僕が使っているMVNO(例IIJmio)ではどんなフィルタリングサービスが用意されているのでしょうか。子を持つ親としてチェックしてみました。

月額360円からのフィルタリングサービス

IIJmioではデジタルアーツ株式会社の「i-フィルター for マルチデバイス」を月額360円、しかも最大2ヶ月無料で提供しています。iOSとAndroid、Windowsに対応したフィルタリング・セキュリティアプリとなり、サイトブロックやリモート管理、アプリフィルターなどの機能を利用できます。機能一覧はこちら。

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デジタルアーツ株式会社より引用


OSによってできることが若干異なりますね。

たとえば、位置確認や発着信履歴確認Androidでは可能ですがiOSでは利用できません。逆にWebへの書き込みブロック機能はiOSでは利用できますがAndroidは利用不可。とはいえ、子どもがどんな単語を検索しているのか?をチェックしたり、見せたくないサイトを規制できるのは共通です。

 

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IIJmioユーザーは、契約はIIJmioの会員専用ページにログインし、契約するオプションを選択します。なお、ウイルス対策機能とセットになった「みまもりパック」が月額500円で提供されているので、より守りを強固にしたい場合はそちらでもいいでしょう。画面の指示に従って進めていき、規約をよく読んで「申込み」をクリックすれば契約完了。

 

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契約するとすぐにメールが届きます。ライセンスキーがまとめられた会員ページへのURLが記載されているので、そちらをクリックすれば「i-フィルター for マルチデバイス」ライセンスキーを確認できますよ。

インストール方法はこちらで解説されていますので、そちらを参考にインストールして、有効化していきましょう。

フィルターの使い勝手はどう? iフィルターのAndroid版を試してみた!

それでは実際にAndroid版のiフィルターをSIMフリースマホに導入して、小学6年生〜中学1年生くらいの子供が使っていると仮定していじくりまわしてみました。

結論から言うと、すごい防御力です
。スマホではさまざまな動作が遮断されますし、サイト検索も不適切なキーワードでは検索できません。また、PCや他のスマホから管理ページにログインすれば、子どものスマホにさまざまな制限をかけたり、ログをチェックできます。

続いてはiフィルター(Android版)で利用できる主な機能を紹介していきますね。

■フィルターの強度を一発設定

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設定した子どもの年齢に合わせて、フィルターが選ばれます。これはプリセットされた強度から選ぶことで簡単に変えられるのです、自分なりのガイドラインを引くことができますね。ネットショッピングやオークションなどで、勝手に買われないために「購入ページブロック」機能も安心できます。

ちなみに、フィルターの強度を調べてみたのですが、「小学生」設定ではゲーム攻略サイトはNGで、学研の図鑑情報ページは閲覧可能でした。小学生にはフィルターのチェックは強め!

■見せたくないサイトをブロック

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親として、見せたくないサイトを管理できます。自分のブログを持っている方は、必ず追加しておきましょう。ちなみに、ページが遮断された時に、Web上のフォームから保護者にお願いすることもでき、ジャッジは保護者にゆだねられるのです。

■インターネット利用状況を確認

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インターネット利用状況をグラフィカルにチェックできます。使い過ぎの注意に活躍。ぜんぶお見通し感がすごい

■キーワード・サイト履歴

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検索したキーワードや閲覧したサイトの履歴がバッチリ残ります。エッチなサイト見ていてもバレバレですね! もしフィルターの合間を縫って危ういサイトを見ていた場合は、フィルタリングに追加しましょう。

■アプリのフィルタリング

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アプリストアでアプリごとに設定されている年齢制限や、カテゴリに応じてブロックすることができます。また、インストール済みアプリの利用可否の設定も可能です。

■位置情報表示(iOSは非対応)

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Google標準のAndroidデバイスマネージャーでも位置探索はできますけど、この画面から調べられるのは便利ですね。ただ、僕の設定では上手く場所を追跡できませんでした。設定や端末側の対応が必要な項目かもしれません。

■ブロック解除申請

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見たいサイトが見られなかった場合、設定された時間を超えてインターネットをしたい場合などは、利用者(子ども)からブロック解除申請を送れます。管理画面ではその申請をチェックして、許可するかの判断が可能。ちゃんと親がコントロールできるというシステムですね。

■毎日メールで利用状況が通知される

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そして使ってみてびっくりしたのですが、お昼休み時間に子どもの前日のスマホの利用状況がメールで通知されたんです! これを過剰と捕らえるか、適正と捕らえるかは人それぞれですけど、この徹底っぷりには感動です。なお、通知時間は自分で設定することもできますよ。

■自分で解除はできないけど、Huawei端末は要注意!

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なんだこのクソアプリ! 削除してやる! って子どもはなるでしょう。ならない子なんていないと思います。

でも、当然ながら自分で削除はできません。 「設定」を開くと専用メニューが表示されてしまって、システムの内部にアクセスはできません。ただ、Huawei端末は独自のホームアプリを利用しているので、iフィルターを削除できちゃうんですよね。このあたりの対策は、「iフィルター Huawei 対策」でググると解決方法がでてきますので、該当端末の方はチェックしてみてください。


ITリテラシー学習にもなるiフィルター、導入する価値は高い!

機能を体験してみると、思っていたよりも徹底した管理になっていて驚きました。

その分、子どもにとっては自由が奪われていくわけなので、納得できないところかもしれませんけどね。でも、ただ不条理に押し付けられるのではなく、納得できないときは親に「申請」を送れるというシステムになっている点は素晴らしいと思います。双方向性にすることで、なぜその機能を制限しているのか? といったリテラシー育成の良い学習になるのではないでしょうか。

iフィルターはIIJmioをはじめ、「mineo」「BIGLOBEモバイル」「エキサイトモバイル」「楽天モバイル」など、多くのMVNOで利用できます。MVNOで契約することで、公式サイトから申し込むのと比べて少し安かったり、請求をまとめられるのもメリットですね。

この春から子供にもスマホを……と考えているのであれば、これは是非検討してほしいサービスです。