インターネット回線はすでに水道や電気と同じくらい自宅での重要なインフラのひとつ。ですが引っ越しが多く固定回線の契約や解約がめんどうだったり、ひとり暮らしのため自宅に居る時間が少ない場合は、自宅でのインターネット接続もモバイル通信に頼っているユーザーも多いはず。シンセイコーポレーションの「novas HOME+CA FREE」は、そんなユーザーにピッタリのSIMフリーホームルーターです。
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本体にはSIMスロットを装備しておりWAN(インターネット側)はモバイル通信となります。SIMのサイズはmicroSIMでシングルスロット。対応するLTEのバンドは、Band1、19の2つのみですが、この2つでのCA(キャリアアグリゲーション)に対応しているので、下り最大262.5Mbpsでの通信が可能です。ちなみに3Gには非対応で、通話やSMSといった機能も装備していないので、MVNOの格安SIMを使う場合はデータプランが最適です。また対応するバンドからauやソフトバンクではなく、ドコモ系の回線で使用するのが前提です。
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ちなみにPCを接続すると高速データ通信量をかなり使ってしまうので、利用するデータプランは大容量のものか、速度制限はあるものの通信量は無制限のプランがオススメです。

無線LAN機能はIEEE 802.11a/b/g/n/acの規格に対応。アクセスポイントとなるSSIDを2つ設定でき、最大16台まで同時利用可能です。本体左側面には有線LANポートもふたつ装備しているので、デスクトップPCなど無線LAN機能がないデバイスも接続して使えます。
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本体背面には2本の外付け可動式アンテナを搭載。モバイル通信の感度が良い場所に設置しつつ、電波を吹く方向を調節しながらWi-Fiも部屋の隅まで届くようにできるので、安定した通信が可能です。
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操作ボタンは本体左右側面に配置しており、右側面には電源とWi-Fiのオン・オフ、さらにパスワードなしで簡単にスマートフォンやPCなどが接続できるWPSボタンがあります。左側面にあるのがUPDATEボタン。これは本体に最新ソフトウェアが配信されたときにアップデートをスタートさせるためのボタンです。通常ホームルーターは、ウェブブラウザーなどで本体にアクセスしてアップデートをする必要がありますが、本製品ではそれが不要。電源のLEDランプがグリーン点灯した場合、本体にソフトウェアが配信された通知なので、UPDATEボタンを押せばオーケー。ルーターなどの機器に詳しくなくても、簡単にアップデートできます。
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ただしAPNなどの設定のため、初期導入時にはウェブブラウザーを使って本体にアクセスする必要があります。ですがメジャーなMVNOの通信設定はあらかじめ用意されているので、サービス名を選ぶだけで設定できます。そのほかMACフィルタリングやポートフォワーディングといったホームルーターの基本的な機能も装備しているので、細かく設定して使いたいユーザーにも安心です。
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サイズは約130(W)×69(D)×162(H)mm(アンテナを除く)で本体重量は約317g(アンテナを含む)。ホームルーターとしてはコンパクトな部類なので、設置場所を選びません。本体カラーは通信機器としては珍しナチュラルウッドカラーを採用。リビングなどに置いても違和感がないのもポイントです。ちなみにIIJは専用カラーのピンクが別途用意されています。
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LTEの対応バンドが2つだけなので、対応エリアが気になるところですが、固定回線を契約せずに手軽に自宅へインターネット接続環境を導入できるのは◎。大手家電量販店にて販売中で価格は2万5400円前後。自宅にインターネット回線導入を考えているユーザーは、「novas HOME+CA FREE」と格安SIMの組み合わせも候補としてオススメです。