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格安SIMの安さも広く知れ渡りました。初めてのスマホとして、もしくは2年縛りが切れるタイミングでのスマホ乗り換えとして、格安SIMや格安スマホを狙っている人も多いのではないでしょうか。

こうした格安SIMを利用する上での懸案が、端末の選定です。現在支持を得ているスマートフォンは、大きく分けて2種類。iPhoneとAndroidです。これらのスマホはどう違うのか? 格安SIMデビューに適しているのはどちらか? を考えてみましょう。

1.選べる端末の種類が多いのはAndorid

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iPhoneはApple社が販売しているスマートフォンのこと。一方でAndroidはGoogle社が開発している「Android OS」を搭載しているスマートフォン全般を指します。そのため、Androidはさまざまなメーカーからさまざまな機能、大きさ、価格のAndroidスマホが発売されているのです。

2.格安SIMとセットで買えるのはAndroid

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格安SIMとのセット端末。いわゆる「格安スマホ」の購入を検討しているのであれば、一般的にはAndroidスマホから選ぶことになります(例:IIJmio)。一部例外としてiPhone SEや台数限定で整備品のiPhoneをセット端末として用意している格安SIMもありますが、極めて稀な事例です。

3.価格が安いのはAndroid

Androidは多くのメーカーから、多種多様な機種が販売されています。価格や性能にも幅があり、中には初めてのスマホデビューにも適したエントリー向けの格安機種もあります。

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たとえばIIJmioのエントリー向けセット端末。「Huawei P10 Lite」は一括で26,800円です。販売ページはこちら

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iPhoneを新品で購入するとなると、「Appleオンラインストア」かAppleの販売店舗「Appleストア」となります。最新のiPhone 7の価格は72,800円から、iPhone 7 Plusは85,800円からと、倍以上の価格差があります。

もちろん、その分iPhoneは性能も高く利用者も多い人気端末ですが、価格を抑えて格安スマホに乗り換えたいというのであれば、Androidを選んだほうが出費は抑えられます

4.わからない操作を訪ねやすいのは「iPhone」

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求めやすいのはAndroidなのですが、問題解決しやすいのはiPhoneだったりします。

iPhoneは基本的にどのiPhoneも「iOS」という基本ソフトウェアで動いています。そのため、もし操作方法がわからないとなっても、身近なiPhoneユーザーへ尋ねれば、どのユーザーに尋ねてもほぼ同じ返答が帰ってきます。操作方法を教えてもらいやすいのは、確実にiPhoneです。

一方でAndroidスマホも「Android OS」という基本ソフトウェアで動いていることは同じですが、AndroidスマホはOSをメーカーがカスタマイズしてスマホに搭載することができます。そのため、メーカーごとに若干使い方や標準アプリが異なるのです。「電話帳アプリを起動して、電話帳への登録がわからない!」となったとしても、同じメーカーの同じ機種を使っている人が身近に居なければ、操作方法を教えてもらうことができません。

5.利用開始時に専用のアカウントを作る必要があるのはどちらも同じ

iPhoneはアプリをダウンロードしたり、特定のアプリを利用するために「Apple ID」というIDとパスワードを発行する必要があります。

Androidもまた、同じくアプリのダウンロードや、特定のサービスを利用するために「Googleアカウント」というIDとパスワードを発行します。また、このアカウントを発行することで、人気の無料メールサービス「Gmail」を利用できるようになります。これらを考えると、スマホを使い始めるまでの手間や難しさはどちらも同じだと言えます。

ただし、どちらのスマホもアカウントの発行手順が多く、初期設定もビギナーには難解です。もし、初めてのスマホデビューであれば、身近に居るスマホ利用者からのアドバイス。もしくは店舗窓口で説明を受けながら設定を進めましょう。販売店によっては、有料ですが設定を代わりに行ってくれる(一緒に進めてくれる)オプションなども用意されています。

6.大容量SDカードにカメラ写真を保存できるのは「Android」

iPhoneはストレージ容量が決まっていて拡張できません。

一方で、Androidスマホの多くは、microSDカードスロットがあります。市販のmicroSDカードにカメラで撮影した写真や動画、PCから取り込んだ音楽データなど、あらゆるデータを保存しておくことができるのです。microSDカードは普及価格帯の32GBモデルでも2,000円前後で購入でき、容量がいっぱいになったら他のカードに差し替えることも可能です。

また、スマホ側が対応していれば、128GBといった大容量のmicroSDXCカードも利用できるため、Androidスマホのほうが容量不足に苦しむことは少なくなります。

7.家族や友達と無料通話は、iPhoneもAndroidも「LINE」アプリで可能

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LINEでは、利用者間で無料でトーク(文字によるメッセージ)、無料通話、無料ビデオ通話が利用できます。つまり、LINEを利用すれば、家族間・友達感通話代金は不要になります。iPhone、Android共にアプリがあり、キャリア、端末の垣根を超えて利用できのです。

また電話番号とLINEアカウントが紐付けられるので、電話帳の電話番号からLINE利用者を見つけることもできます。また、QRコードを見せ合って友達になったり(相手の連絡先をLINEに登録する)こともできたりと、友達の増やし方も豊富。これにより、普及率も高く、最近ではキャリアメールよりも使い勝手の良い連絡手段。今や、地域の連絡網や幼稚園・保育園のクラス連絡などもLINEで行われはじめていますし、スマホデビューしたら必ず利用しておきたいアプリです。

8.他にもこんな違いがある!

■端末価値が高いのは「iPhone」

もし端末を買い替えたり、不要になった時に売却するとなったとします。こういった時に中古での端末価値が高く、高値で売却できる可能性があるのは間違いなくiPhoneです。購入時の価格も高くなりますが、後々売却したいのであればiPhoneを選んでおくと良いでしょう。


■カスタマイズ性が高いのはAndorid

Androidスマホは、ユーザーがかなり大きく手を加えることができます。アプリによってガラッと画面の見た目を変えることができるのもAndroidならではの利点です。ただし、メーカーの意図しないカスタマイズはスマホの動作が不安定になることもあるので、カスタマイズに関してはユーザーの知識が必要な要素です。


■でも、色々なケースを選べるのは「iPhone」


おしゃれなケースから、実用性に富んだケース。落としても大丈夫な強固なケースなど、iPhoneは人気スマホなだけあって、さまざまなメーカーからさまざまなケースが販売されています。Androidスマホにも専用ケースはありますが、海外製の格安スマホの場合では選択肢が極端に少なくなり、自分が求めるケースにはなかなか出会えません。


違いがわかった上で、「格安」デビューにはどちらを選ぶのが楽チンか?

 

まとめましょう。格安SIMの始めやすさや便利さといった点では以下の4点でAndroidスマホが有利です。

1.Androidスマホのほうが選べる機種が多い

2.格安SIMとセットの端末は、ほぼAndroidスマホ

3.Androidスマホのほうが価格の安い機種がある

4.microSDカードでカメラや動画の保存容量を増やせる

 

Androidにはない、iPhone独自の優位性は以下3点。

1.操作が統一されていて、相談しやすい

2.売るときに高く売れるブランド力

3.ケースのバリエーションが豊富

 

iPhoneとAndroid。この2つのスマートフォンはどちらも特徴的で一長一短です。しかし、格安SIMとセットで始めると仮定すると、敷居が低いのはセット端末として購入できて値段も安めなAndroidスマホです

初めて格安SIM、格安スマホを使ってみたいというのであれば、利用したい格安SIMを扱っているMVNO(「仮想移動体通信事業者」-格安SIM事業者のこと)の製品一覧から、まずは2万円〜3万円程度のエントリークラスのAndroidスマホを選ぶと良いでしょう。
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この際は、身近で利用しているユーザーや本ブログのようなプロによるレビューをチェックしたり情報を集めておくと安心できます。

また、試用機を展示している実店舗を構えているMVNOもあるので、そういった店舗で触れるとなおさらGood。楽天モバイルイオンモバイルなどがそれで、こうした実店舗を持っているMVNOはビギナー向けです。MVNOの専門店舗だけでなく、ビックカメラなど家電量販店でも一部のMVNOの端末を触れて即日契約できることも覚えておきましょう。

もちろん、「高くてもいい! iPhoneを使ってみたい!」という要望があれば、SIMフリーのiPhoneをAppleストアで購入するのもアリですよ。初期投資は必要ですけど、周りがみんなiPhoneだったら色々と尋ねることもできて安心感もありますしね。