「VAIO Phone A」は、VAIOブランドとして発売された3モデルのスマートフォン。ただし基本的なデザインやスペックは2016年に発売された「VAIO Phone Biz」とほぼ同じ。大きく違うのは、OSがWindows 10 MobileからAndroid 6.0.1に変更されている点です。
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ディスプレーは5.5インチ(1080×1920ドット)でCPUはSnapdragon 617(1.5GHz、オクタコア)を採用。メモリーは3GB、内蔵ストレージは16GBとなっています。ストレージの容量が若干少ないのが気になりますが、microSDカードも装着できるので問題なし。ベースが2016年発売のモデルではあるものの、十分メイン端末として活用できるスペックです。
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本体デザインもWindows 10 Mobileのモデルと同等。背面はアルミニウム素材の削り出しでやや重みはあるものの、高級感と剛性感がありしっかりとした作り。サンドブラストで滑りにくく、背面中央にVAIOロゴの彫り込みがあるといった加工もそのまま。充電などに利用するUSBはmicroタイプ(USB 2.0)。本体上部にイヤホンジャック、右側面に電源とボリュームボタンを配置したデザインとなっています。
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本体サイズは約77(W)×8.3(D)×156(H)mmで重さは約167g。ディスプレー回りのベゼルにやや幅があるので、5.5インチクラスとしては大きめの印象ですが、背面は角を落としたラウンド加工になっているので、男性ならしっかりとグリップできます。バッテリーは2800mAhで本体カラーはシルバーの1色のみ。
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対応するバンドはLTEがBand1/3/8/19/21。3Gに関してはBand1/5/6/8/11/19となっており、VAIO Phone Bizではアップデートでの対応だったBand5が、初期状態からでも利用できます。ただし日本国内では3GのBand5を採用している通信キャリアはないので、アメリカなど海外での対応が強化されたといったところ。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しています。

SIMスロットはデュアル仕様ですが、VAIO Phone Bizでは非対応だったLTE+3Gの同時待ち受けが可能なDSDSが利用できます。ただしSIMスロットのひとつはmicroSDとの排他利用なので、microSDカード使用時にはシングルSIMでの運用となります。
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そのほかCA(キャリアアグリゲーション)にも対応しており、下りは最大225Mbps。ドコモ回線のVoLTEにも対応しているので、高品質な音声で通話できるのもポイントです。

カメラ機能はメインカメラが約1300万画素、インカメラは約500万画素。カメラアプリはOS標準なので凝った機能はありませんが、HDRや各種エフェクト、顔認識といった基本的な撮影機能は搭載しているので、普段使いの撮影に困ることはありません。
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インターフェースはAndroid標準に近く、ドロワーも含めてシンプルなデザイン。オリジナルのアプリなども少なく、逆にクセがないので使いやすくなっています。ホームボタンなどのナビゲーションキーはディスプレー内のソフトウェアキーで操作します。
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VAIO Phone BizはWindows 10 Mobileということで、Microsoft Officeなどのビジネス系のアプリが使えたり、Continuum機能でパソコンのように活用できるというのがウリでしたが、スマートフォンとして使う場合はアプリの対応数などでやや使い勝手の悪い面もありました。その点、VAIO Phone AはOSがAndroidなので、対応アプリも多く安心。しかもスペックや高級感のあるデザインはそのままで、価格は直販で2万6784円とローエンドモデルに近くコストパフォーマンスは抜群。MVNO各社でのセット販売も多く、スマホ導入に際して、コストを抑えたいというユーザーにはオススメの端末です。