ファーウェイから発売中の「WiFi E5577」は、直販価格1万778円とお手ごろな価格で購入できるSIMフリーモバイルルーター。厚さ17.3mmと薄型なので、ポケットやカバンにも入れやすいコンパクトサイズがポイントです。
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 本体サイズは約96.8(W)×17.3(D)×58(H)mmで、重量は約112g。バッテリーは約3000mAhで本体背面のカバーを外せば着脱可能です。スペック上では、連続待受時間が最大約600時間、連続通信時間は最大約12時間となっているので、一般的な社会人や学生の生活スタイルなら、朝自宅を出て帰宅するまで十分使用できるスタミナがあります。また、市販のOTGケーブルを使えばモバイルバッテリーとして、スマートフォンなどほかの機器への給電も可能です。
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 ボタンは本体前面に電源ボタン、本体上部にメニュー操作用のボタンがあるだけとシンプル。1.4インチのディスプレーもモノクロタイプ。そのためAPNなどの細かな設定は、接続したPCのウェブブラウザーや、スマートフォンなら公式アプリ「HUAWEI HiLink」から操作します。
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 公式アプリのHUAWEI HiLinkでは、電波状況やバッテリー残量が確認できるほか、本体内にセットしたmicroSDカードを使って、ほかの機器とファイルの共有が可能です。
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 対応するバンドはLTEがBand1、3、5、7、8、19、20。FDD-LTEのみでTD-LTEには対応しておらず、日本のキャリアではドコモとソフトバンクの電波が利用できます。また3GはBand1、2、5、6、8、19、2Gは850、900、1800、1900MHzに対応しています。

 FD-LTEに対応しておらず、モバイル通信での最大速度は150Mbps。無線LANも対応規格はIEEE802.11a/b/g/n(2.4G/5GHz)と最新のIEEE802.11acには非対応なので、ハイエンドのモバイルルーターと比較すると、通信面でのスペックはやや劣ります。

 とはいえ、格安SIMを使う場合、モバイル通信での速度は規格上の最大速値はほぼ出せません。これはドコモやソフトバンクといったMNOキャリアのSIMを使っても同じです。規格上の速度にはあまりこだわらず、ある程度の速度が出せればオーケーというユーザー、特に速度制限のある無制限の定額制プランを使っているようなユーザーには、端末の価格が安いので低コストで運用できます。
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  SIMスロットは本体背面のカバーを開けて、バッテリーを外した下に配置されています。SIMのサイズは標準。またmicroSDカードスロットもSIMスロットの隣にあります。このため電源を投入しながらSIMの交換やmicroSDカードの挿し変えはできません。充電やデータ接続に使用するUSB端子はmicroUSBとなっています。
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  そのほかモバイル通信ではなく、ほかのWi-Fiに接続した状態でもルーターとして使用可能。たとえばホテルなどのWi-Fiを使う場合この機能を使えば、各機器でホテルのWi-Fiへ接続の設定をする必要がありません。出張などでスマホだけでなくパソコンやタブレット、そのほかいろいろなWi-Fi対応機器を持ち歩いているユーザーには重宝する機能です。

 自分が使用しているSSID以外にもうひとつSSIDを作成できる「ゲストWi-Fi」機能も装備。この機能を使えば、自分が使っているネットワークと、ゲスト用のネットワークが切り分けられるので、セキュリティー的に安心して使えます。
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  本体カラーはホワイトのみ。モバイルルーターとしての基本的な性能や機能はしっかりおさえており、しかも低価格。低コストで格安SIM+モバイルルーターを導入したいユーザーにはオススメです。