170321tik00

iPhoneはAppleStoreの店頭やオンラインストアで購入することで、SIMフリー版としても購入できます。端末価格の高さから格安スマホとは言えないジャンルですが、それでもiPhoneを利用したい! といったニーズも存在します。格安SIMデビューはiPhone乗り換えと共に! と計画している方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではAndroidスマホ→iPhoneへの乗換方法を紹介します。PCを使った良いバックアップ手段が無いため、クラウドをフル活用して行きましょう。

■Apple謹製アプリは問題あり

170321tik01

AndroidからiPhoneへの移行手段としては「iOSに移行(Move to iOS)」アプリを利用するというものがあります。「連絡先」「カレンダー」「メッセージ」などに加え、「写真や動画」までも転送できるとあって、ポテンシャルとしては非常に高いものがあります。

ただし! 端末によってはいちばん大事な「連絡先」が引き継げなかったり、それ以前に転送失敗してしまったりと完成度が高いとは言えません

170321tik02

そこで、今回は「JSバックアップ」と「Googleフォト(Android,iOS)」を利用した乗り換え方法紹介しましょう。JSバックアップで連絡先とカレンダーを。Googleフォトで写真をGoogleのクラウドにバックアップして、iPhoneからでも見られるようにします。

1.「JSバックアップ」で「連絡先」と「カレンダー」を移行

まずは下準備として、AndroidとiPhoneの両方にJSバックアップをインストールしましょう。インストールができたらAndroid側のデータをJSバックアップのサーバ上に保存していきます。

●Android側の手順

170321tik03

JSバックアップアプリを起動して、利用規約を読んだら同意にチェックを入れ、画面の指示に従ってアクセス許可を与えていきます。以後何度かアクセス許可を問われますが、全て許可していきましょう。

170321tik04

「かんたんデータ移行」をタップして「データを取り出す」をタップします。

170321tik05

「標準プラン」をタップして、読み取り時に必要なパスワードを設定します。その後「データ取り出しスタート」をタップしましょう。

170321tik06

データが取り出されていきます。データの取り出しが終わるとQRコードが表示されます。これを移行先であるiPhoneで読み取ることで、データをダウンロードできるというしくみです。

●iPhone側の手順

170321tik07

iPhoneでも同じようにJSバックアップアプリを起動して、規約への同意とアクセス許可を与えます。機能選択画面では「データを取り込む」→「QRコード読み取り」とタップしましょう。

170321tik08

カメラが起動するので、Androidの画面に表示されているQRコードを読み取りましょう。なお、Androidの画面のQRコードが消えてしまった場合は、メニューから「前回のQRコードを表示する」をタップすると再表示できます。

170321tik09

Androidでの取り出し時に設定しておいたパスワードを入力し、「このパスワードで実行」→「データを取り込みスタート」とタップしましょう。

170321tik10

データがiPhoneに取り込まれていきます。取り込みが終わればアプリを終了してもOK。この際に「アプリをインストール」をタップすると、Androidで利用していたアプリと同名のアプリをAppStoreから検索できます。ダウンロードは手動で行なうことになるので、特に必須というわけではありません。

170321tik11

「連絡先」と「カレンダー」をチェックして、正しく引き継がれていることを確認しましょう。

2.「Googleフォト」で「写真」と「動画」をバックアップ

続いては写真と動画のバックアップです。こちらは無料で利用できる「Googleフォト(Android,iOS)」がベスト。ただし、写真データをアップロードするため、自宅にWi-Fi接続があることが推奨条件です。モバイルデータ通信でも利用できますが、容量の少ない格安SIMではおすすめできません。もし、容量の少ないプランでも利用したいのであれば、公衆無線LANが利用できる格安SIMを選ぶといいでしょう。

GoogleフォトはAndroidユーザーであればすでに利用しているサービスかもしれませんが、念のため利用手順を説明しましょう。

●Android側の手順

170321tik12

Googleの「フォト」アプリを起動し、Googleアカウントでサインインします。

170321tik13

メニューボタンから「設定」→「バックアップと同期」とタップし、「バックアップと同期」がオンになっていることを確認。また、アップロードサイズは無料で容量制限の無い「高画質」が良いでしょう。これらの設定が済めば、あとは自動的に写真や動画がGoogleフォトサービスへとバックアップされていきます

●iPhone側の手順

170321tik14

iPhoneではAppStoreで「Googleフォト」を検索してインストール。インストールできたら起動して、画面の指示に従って進めていきましょう。

170321tik15

Androidスマホと同じGoogleアカウントでサインインします。バックアップの設定を問われますが、設定は特に変更しなくても良いでしょう。

170321tik16

アカウント設定後は、Googleフォトのクラウド上にバックアップした写真を閲覧することができます。必要に応じてダウンロードも可能です。

3.音楽データなどはiTunesで同期する

170321tik17

AndroidからiPhoneへ音楽ファイルを直接コピーするのは難しいので、パソコンからiPhoneに再転送することになります。これにはiPhoneの管理・オーディオプレーヤーソフト「iTunes」を利用します。

以上、AndroidからiPhoneへの環境移行でした。ほとんどのデータはクラウドを駆使して移行することになるので、Wi-Fi頼みのところもありますが、JSバックアップの連絡先とカレンダーだけで良いのであればモバイルデータ通信でも環境移行できます。

その際はAndroidスマホが通信できるうちにバックアップを作成しておきましょう。JSバックアップの無料プランではバックアップ作成後7日間はデータが保存されます。