ASUSから発売された「ZenFone 3 Max(ZC520TL)」は、直販で2万1384円と低価格ながら、4100mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続使用時間はモバイル通信時で最大約20.1時間のスタミナモデルです。

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▲5.2インチディスプレーの「ZenFone 3 Max」

 ディスプレーは5.2インチ(720×1280ドット)、CPUはMediaTek製のMT6737M (1.25GHz、クアッドコア)を採用し、メモリーは2GB、ストレージ容量は16GB。基本スペックはいわうるローエンドモデルですが、画面のスクロールやアプリの切り替えにもたつくようなことはなく、3Dゲームなどヘビーな用途でもなければ、ストレスの溜まるようなことはありません。

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▲ホームボタンなどはディスプレー上のソフトウェアキーになっている

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▲カメラの下に指紋センサーを搭載するASUS端末ではおなじみの配列

 特徴は上記にも上げた大容量バッテリー。4100mAhと一般的なスマホと比べて1000mAhほど大きいバッテリー容量ながら、厚さは8.55mmとそれほど厚さを犠牲にしたデザインにはなっていません。背面はメタル素材を使い丸みを帯びたラウンドフォルムで、前面のガラスも角を落とした2.5Dガラスなので、しっかりと手にフィットするデザインです。本体サイズは約73.7(W)×8.55(D)×149.5(H)mm/約160g。本体カラーはシルバー、ゴールド、グレーの3色をラインアップしています。

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 ▲大容量バッテリーながら8.55ミリと薄型

 大容量バッテリー搭載の特徴を活かして、連続使用時間はWi-Fiでのウェブブラウジングは最大約18時間、音楽再生なら最大約87時間と3日以上も聞き続けられるスペックです。さらに「リバースチャージ機能」を装備し、付属のUSB変換ケーブル(USB-OTGケーブル)を使えばモバイルバッテリーとしてほかの機器への給電にも対応しています。

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 ▲USBはmicroタイプで中央ではなくやや外側に配置

 本体背面には指紋センサーを搭載。パスワードなどを入力しなくてもスリープ状態からロック解除までワンタッチでオーケー。認証スピードも約0.3秒と高速です。カメラのシャッターボタンとしても利用できるので、自撮りのときに無理な体勢にならず、手ぶれをおさえた撮影ができます。

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▲本体背面のカメラレンズと指紋センサー

 カメラ機能はメインカメラが約1300万画素。インカメラは500万画素。「HDR」や「美人エフェクト」など各種撮影モードも搭載しています。

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 ▲カメラアプリに搭載されている撮影モード

 LTEの対応バンドは、FDD-LTEがB1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28で、TD-LTEがB38/B41。SIMスロットはデュアル仕様で、片方はmicroサイズ、もう片方はnanoサイズでこちらはmicroSDとの排他仕様となります。また一方はGSMでの接続となるため、日本国内では両方同時待ち受け状態のいわゆる「DSDS」には非対応。さらにWi-Fiは IEEE802.11b/g/nでacには非対応。最新の高速規格が利用できないのは残念なポイントです。

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▲デュアルSIMだが国内でのDSDSには非対応


 ユーザーインターフェースはスタイリッシュなデザインの時計表示や登録したスケジュールを見やすい位置に表示したり、最新の天気をリアルタイムのアニメーションで通知するなど、使い勝手と楽しさを追求した最新の「ZenUI 3.0」を採用。日本語入力には変換効に定評のある「ATOK」を搭載しており、文字入力もスムーズに行なえます。

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▲ユーザーインターフェースは「ZenUI 3.0」

 ハイエンドモデルと比較するとスペック面でやや見劣りしますが、税込みでも2万円強という価格と、4100mAhの大容量バッテリーは魅力。メイン端末として考えればコストパフォーマンス抜群のモデル。また格安SIMの大容量プランと組み合わせて、モバイルルーターやモバイルバッテリーとしても使える2台目スマホといった使い方にもピッタリのモデルです。