最近のスマホはどれも似たようなモデルばかりでつまらない……というユーザーにオススメなのが、今回レビューするモトローラ・モビリティ・ジャパンの『Moto Z Play』です。
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●DSDSでmicroSDカードも利用できる

 Moto Z PlayはCPUにSnapdragon 625(2GHz、オクタコア)を搭載でメモリーは3GB、ストレージ容量は32GB。ディスプレーは有機ELパネルで5.5インチ(1080×1920ドット)とスペック的にはミドルハイに位置づけられるモデルです。
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 Moto Z Playの特徴はなんといっても、本体背面に装着できる拡張パネルの『Moto Mods』シリーズ。単なる着せ替え的な交換だけでなく、バッテリーやカメラ、プロジェクターといった機能拡張が簡単にできるようになっています。
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 ちなみに『Moto Mods』シリーズは『Moto Z』にも対応しています。Moto ZはMoto Z Playよりも1.79ミリもスリムなデザインでスペックなどもMoto Z Playを上回るハイエンド仕様。
 ただしMoto Zは薄型デザインのためイヤホンジャックは非搭載で、バッテリー容量も2600mAhとやや少なめ。その点Moto Z Playは、イヤホンジャックもあり、バッテリーも3510mAhと大容量などでスタミナじゅうぶん。一般的な使い勝手のバランスではMoto Z Playのほうに軍配があがります。
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 全体的なデザインは、角を落とした丸みのあるデザイン。本体カラーはブラックとホワイトの2色をラインアップしています。背面はクリア素材を採用しており光沢のある仕上がりです。
 背面で目を引くのがカメラレンズと特殊形状の端子。本体の最薄部が6.99ミリで薄型のため、レンズの出っ張りが大きく目立つ印象。そのメインカメラは約1600万画素。レーザーオートフォーカスと位相差オートフォーカスを組み合わせて、昼夜を問わず高速なフォーカススピードで鮮明な写真が撮影できます。
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  背面下部には独自の端子を装備。これは『Moto Mods』シリーズを装着するための端子になっています。
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 本体前面下部には指紋認証センサーを搭載。タッチするだけでスリープからロック解除といった動作が可能。アプリのログインなどにも利用できます。ただしホームボタンはディスプレー内のソフトウェアキーとして用意されているので、ホームボタンとしては利用できません。ボタンの位置的にホームボタンのようにも見えるので、ほかのAndroid端末から機種変更したユーザーは慣れるまで戸惑うポイントになりそうです。
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 通信機能は4Gと3Gの同時待ち受けが可能な「DSDS」(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応。しかも一般的なDSDS対応スマホは、SIMとmicroSDの排他仕様になっていて、microSDカードをセットするとSIMは1枚しか使用できません。これはハイエンドモデルのMoto Z も同じです。
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  しかしMoto Z Playは、SIMを2枚とmicroSDカード1枚が同時に利用可能。DSDSも使いたいし、写真や動画などをたくさん扱うのでmicroSDカードも使いたいというユーザーの要望を叶えることができる仕様になっています。
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 4G(LTE)の対応バンドは、Band1、2、3、4、5、7、8、12、17、19、20、28、38、40、41。国内外のバンドに幅広く対応しているので安心です。

 そのほか手首をひねってカメラを起動させたり、2回振り下ろすと懐中電灯としてストロボが常時点灯するなど、端末を動かすことで操作できる「Moto Actions」も利用可能。就寝時にはディスプレー面を下に伏せておけばお休みモードに移行するなど、ディスプレーを観ずに操作できるので便利です。

●気になる『Moto Mods』を装着

『Hasselblad True Zoom』は、カメラメーカーのハッセルブラッドの協力で開発されたカメラユニット。光学10倍ズームのレンズを装備しているので、スマホが苦手な望遠撮影が可能となります。実売価格は3万1000円前後。
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『Moto Insta-Share Projector』は最大70インチ(854×480ドット)の投影が可能なプロジェクターユニット。Moto Z Playで再生した写真や動画を手軽に大画面で楽しめます。バッテリーでの連続投影時間は約1時間となっています。実売価格は3万6500円前後。
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『JBL SoundBoost | Speaker』は3Wのスピーカーを2つ搭載したステレオスピーカー。ペアリングといっためんどうな手間は不要で、装着すればすぐに使えるようになります。自立可能なスタンドも装備しているので、動画視聴にもピッタリです。実売価格は1万2700円前後。
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  そのほか、ワイヤレスチャージが可能となるバッテリーカバーの『Incipio offGRID? Power Pack』(実売価格9500円前後)や、着せ替え感覚で背面デザインを交換できるバックカバーの『Moto Style Shell』(実売価格3800円前後)が用意されています。
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 Moto Z Play自体は実売価格で5万1000円前後。さらにすべてのアクセサリーを揃えると、それなりの価格となってしまいますが、「今日は外出が長いからバッテリーパックを装着」、「今日は営業先でプレゼンをするのでプロジェクターユニット」など気軽に付け替えて活用できます。ちょっと変わったスマホを狙っているユーザーは、候補の筆頭にしてほしいスマホです。