ASUSから発売中の「ZenFone 3」は、シリーズとしては第三世代となるモデル。以前までのモデルとはデザインを一新し、高級感のあるデザインにリニューアルしているのがポイントです。

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 これまでのモデルは背面に樹脂が採用されていましたが、ZenFone 3からは背面もガラス素材を採用。フレームはメタル素材となっており、剛性を感じるしっかりとした作りになっています。本体カラーはサファイアブラックとパールホワイト。どちらも前面ベゼルのまで同じカラーリングです。
 細部の作りにもこだわりがあり、縁の部分はなだらかなカーブの2.5D加工。同社のデザインではおなじみの同心円が背面のガラスの下に表現されています。

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 ディスプレーサイズは5.2インチ(1080×1920ドット)。本体サイズは約73.9(W)×7.69(D)×146.8(H)mmで重量は約144gとなっています。左右のベゼルがスリムな2.1ミリで、画面占有率は77.3%。横幅も73.9ミリとスリム。フレームやガラスが丸みを帯びているので、グリップしやすいデザインに仕上がっています。
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 カメラ機能も強化されており、メインカメラは約1600万画素。写真では4軸光学式手ぶれ補正を登載。動画でも3軸電子式手ぶれ補正で、動きながらの撮影でも安定した動画が撮影できます。さらにフォーカススピードも約0.03秒とスマホのカメラとしてはトップクラスのスピード。レーザーオートフォーカスと像面位相差オートフォーカス、コンティニュアスオートフォーカスの3つを組み合わせることで、高速化を実現しています。

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 日本でのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しているのも特徴のひとつ。これまでもデュアルSIM対応で、同時待ち受け可能なモデルは存在していましたが、片方はGSM(2G)のみというモデルが多く、日本では実質使えない仕様でした。

 ZenFone 3ではその点が改良されており、4G(LTE)+3Gでのデュアルスタンバイに対応。LTEの同時接続はできないものの、日本でもDSDSが利用できるようになっています。さらにau系のネットワークにも対応。片方をドコモ系のMVNO、もう片方をau系のMVNOという具合の使い分けも可能です。ちなみに、SIMスロットの片方はmicroSDカードとの共用になっているので、microSDカード利用時はシングルSIMでの運用となります。

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 対応バンドもひろくFDD-LTEはBand1/2/3/5/7/8/18/19/26/28。さらにTD-LTEにも対応しておりBand38/39/40/41が利用可能。国内のバンドだけでなく、中国でのバンドにも対応しているので、中国出張などが多いビジネスマンにもお勧め。DSDSなので両国のSIMを挿入しておけば、挿し変えることなく使えるのも便利です。

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 そのほか高速通信にも対応しており、モバイル通信はカテゴリー6での運用で2波のキャリアアグリゲーションにより下り最大300Mbpsでの通信が可能。Wi-Fiも5GHz帯に対応しているので、混線しにくく安定した通信が行えます。

 CPUはSnapdragon 625(2GHz、オクタコア)とミドルクラスですが、メモリーは3GB、ストレージが32GBとキャリアのフラッグシップと比較しても遜色のないスペック。バッテリーは背面が外せない仕様のため交換はできませんが、容量は約2650mAh。本体背面には指紋認証センサーを登載し、充電などに使うUSB端子はType-Cとなっています。

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 高級感があり、対応バンドも多くスペックも十分ながら、直販価格で4万2984円。全モデルよりも若干価格は上がったが、それでもコストパフォーマンスの良さは健在。長くしっかり使えるモデルを探しているユーザーにオススメのモデルです。