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最近はインターネットに接続できる「IoT家電」が続々と登場しています。

これらの家電は家庭内のWi-Fiに接続することで、スマホから電源のオン・オフやステータスのチェック、動作モードの変更といったコントロールが可能。また、スマホからの操作は家庭内ネットワークに限らず、外出先からでも家庭内のIoT家電へと接続することもできるのです。

さて、本題です。IoT家電はMVNOのSIMでも接続できるのでしょうか

DysonのIoT家電「Dyson 360 Eye」に格安SIMで接続する

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テストで利用したのはDysonのロボット掃除機「Dyson 360 Eye」です。こちらは掃除機のスケジュールや動作モードの変更、動作レポートの確認、スイッチのオン・オフなど、ほぼ全ての操作をスマホから利用できます。つまり、スマホがリモコンとなるわけです。

ただし、一般的なリモコンと違うのは、赤外線ではなくインターネットを通じて接続されているという点です。

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電源のオン・オフからスケジュール設定もスマホからOK。お掃除の開始もインターネットを介して命令できます。

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スマホのスタートボタンをタップすると……

インターネットを介してDyson 360 Eyeに起動命令が送られ、掃除が始まります。今回スマホにセットしてあるSIMは、BIC SIM(IIJmio)でしたが、問題もなくすんなりと接続できました。

これは、Dyson 360 Eyeに限らず、同様の家庭内のWi-Fiを介するタイプのIoT家電の多くは、Wi-Fiのインターネット接続さえあればOK。機器に接続するための通信の種類、SIMや契約の種類は関係ないようです

 

キャリアとの契約が必要なサービスってどんなIoT?

IoT「家電」では、家庭内での利用が前提となっているので、基本はWi-Fi。それ単体に4G/3G通信機能を備えていません。しかし、「家電」以外のIoT機器。特に屋外設置型のものに関しては、インターネットに接続するための手段として独自の回線契約が必要なものもあります。

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家庭向けサービスではありませんが、こんなIoT、スマートデバイスも存在しています。ベジタリア株式会社が提供する水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch(パディウォッチ)」は、屋外設置型のスマートデバイス。水田の水量や気温など、さまざまなデータを監視して、スマホからチェックすることができます。

家庭内と違い、Wi-Fiなどの通信環境のエリア外に設置することになるため、データを送受信するための通信回線として、ドコモの通信モジュールを内蔵。専用契約で月額料金は1,980円となっています。

 

こういった特殊な例もありますが、家庭向けと限定すれば、現段階ではキャリアやSIMによる制限はほぼありません。家庭内にWi-Fi環境があれば、MVNOの格安SIMでも外出先からIoT家電を操作できるのです。