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MVNOの格安SIMでは、データ通信量あたりのコストパフォーマンスが高いのが特徴です。特に「楽天モバイル」や「みおふぉん」「BIC SIM」「イオンモバイル」などの人気のMVNOでは、余剰分の高速通信量を翌月に繰り越せるしくみもあり、日々通信を節約したり、Wi-Fiスポットを上手に使っていけば、低容量の格安プランでも、必要な時に高速通信を存分に利用できるわけです。

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ただし、1点気をつけるポイントがあります。それが、高速通信分を使い放題になるというわけではないケースもあるのです。

高速通信時が使い放題なMVNOと、制限があるMVNO

1.高速通信が使い放題なMVNOとは?

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たとえばBIC SIMやみおふぉんなど、IIJのMVNOでは高速通信を「クーポン」という単位で貰え、それを消費することで通信が高速になります(参考:IIJmio-クーポンについて)。このクーポンを消費している間は、3日で○○GBなどの通信制限などはかかりません。つまり、クーポンが5GB分残っていれば、5GBを使い切るまで速度制限無しです。

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アプリやWebから「クーポンをわざと使用しない」といった設定もできます。高速通信を利用しない代わりに、通信速度は200kbpsに制限され、直近3日間で366MB以上通信すると制限がかかります。

しかし、Twitterやニュースをチェックする程度であれば、低速でも十分なので、甘んじて200kbpsに制限してクーポンを貯めておくというおトク技も。こういった通信周りの制限が緩いのがIIJのMVNOの特徴です。

簡単に言うと、日々コツコツと節約できて、使いたい時は好きなだけドバーっと使えるという内容になっています。翌月に旅行を控えているなら、節約して繰越分を多めに蓄えておくといった使い方も可能です。

2.高速通信時でも制限がかかるMVNO

一方で、高速通信時でも使いすぎると制限がかかるMVNOもあります。たとえば、楽天モバイルでは3日あたりで高速通信できるデータ量が決まっています。

●3日あたりの通信量制限
3.1GBプラン:540MB
5GBプラン:1GB
10GBプラン:1.7GB 

これを超えると高速通信が残っていても、通信速度制限がかかってしまうというわけですね。さらに、3日間制限中の通信量も繰り越し容量、高速通信容量、高速通信容量追加パックが消費されてしまうという点にも注意が必要です(参考:楽天モバイル-料金

毎日そんなに使わないというのであれば、あまり気にならないポイントですが、時にはドバーっと使いたい!といった時でもこういった制限に引っかってしまう可能性もあるのでご注意ください。

もちろん、楽天モバイルには「初月無料」「楽天スーパーポイントが貯まる」「セット端末が豊富」など、さまざまなメリットもあるので、一概に高速通信のしくみだけでMVNOとしての優越は付きませんけどね。

最近のMVNOは価格や目立つサービスだけで見るとどれも似たり寄ったりにも見えます。でも、よくよく調べると、中身にはそれぞれの個性があります。これから格安SIMデビューしたい、他の格安SIMに移りたいという方は、そういった所を知っておくと有利になりますよ。