実際冷や汗をかいたことがあります。

一般的にはSIMカードなんて、一度挿したらそのままです。セットする時もキャリアで契約するとサポート・スタッフが全てやってくれるため、自分でセットしたことが無いという方も多いと思います。というか、「SIMカード」という物自体がスマホにセットされているということを知らない人も多いはずです。

しかし、MVNOの格安SIMへ切り替えるとなると、基本的にSIMカードのセットは自分で行なう必要があります。また、MVNOは契約期間の縛りが少なく、価格も控えめなので、頻繁にSIMカードを変更するといったこともあるでしょう。

こうなると怖いのが……、「SIMカード抜けない!」といったトラブル。こういったトラブルはなぜ起こるのか? どうやって解決すれば良いのか? を解説していきましょう。

ケース1.SIM取り出しツールを紛失してしまった!

ひとつは「SIM取り出しツール」というSIMスロットを開ける器具を紛失しまったというケースです。iPhoneなどはSIMカードスロットがスロットイン方式であるため、取り出すためには「SIM取り出しツール」というピンが必要です。

頻繁に使うものではありませんが、サイズも小さいために紛失しまうことも……。こうなると、SIMカードを取り出すことができません。

この場合は100円ショップなどで購入できる「ペーパークリップ」を利用します。

曲がっているクリップを伸ばしてSIMカードスロットの穴に差し込めばOK。必ずまっすぐに差し込んで、奥まで差し込めたら、力を込めてグッと押せばカードスロットが飛び出てきます。なお、この方法はApple公式のトラブルシューティングとして掲載されています。

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ただし、機種によって穴の大きさが異なるので、ペーパークリップを挿入する際は慎重に。サイズ的には挿入可能ですが、針や安全ピンなど、先の尖ったものは絶対に使ってはいけません。

ケース2.サイズ変更アダプターが引っかかった!

SIMカードは3種類のサイズがありますが、基盤パターンがある程度共通化されているため、サイズ変換アダプターを利用することで、他のサイズへと変更できます。

ただし、アンオフィシャルであるため、精巧に作られているわけではなく、トラブルの原因にもなります。たとえば、段差にSIMスロットの「ツメ」が、引っ掛かり、抜けなくなるといったことも……。セット途中にSIMカードが抜けてしまった場合に起こるトラブルですが、アダプターの設計が甘いとアダプターとの間にわずかな段差が生じてツメが引っかかることもあります。

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こういったケースでは、ツメとSIMカードの間にクリアファイルを差し込み、引っ掛かりを抑えて引き抜くといった手法があります。

クリアファイルもまた100円ショップで購入できます。クリアファイルだけでなく、薄くてある程度の硬さがあればOK。SIMカードスロットのサイズに合わせてカッターなどでカットしましょう。

SIMカードが抜けなくなった!を防ぐには?

SIMカードが抜けない!

このトラブルを未然に防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。SIM取り出しツールはシンプルに大事に保管しておくといった対処となりますが、問題はアダプターを利用する際です。

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どうしてもアダプターを利用しなければならない場合は、SIMカードを薄い両面テープ使って固定しましょう。セットするときのSIMカードの落下やズレを防げますし、僅かな厚み増加によって、アダプターの段差解消にもなります。

しかし、最も大事なことは、無理やりサイズを変換するのではなく、ちゃんとスマホのSIMカードスロットに適合したSIMカードを用意することです。

新規契約の際は、利用したいスマホのSIMカードスロットサイズをきちんと確認しましょう。また、MVNOの格安SIMでは、契約後にSIMのサイズ変更が可能なサービスも多々あります。機種変更などでSIMカードのサイズが変わった場合は、そちらを利用していきましょう。