2016-02-16bic00a

選択肢が増えました。

ビックカメラグループが販売している格安SIM「BIC SIM powered by IIJ」。商品特徴としては、IIJmio(みおふぉん)と連携したサービスで、IIJmioのサービスに無料のWi-Fiスポットサービスが付帯しているというSIMカードでした。

IIJmioとプラン・価格は同じですが、Wi-Fiスポットがタダで使えるというBIC SIMオリジナルの特典でオトク。また、ビックカメラ店舗で契約できるという点もまた便利! と、人気の格安SIMでしたが、ここにきてビックカメラのオリジナルSIMカードにラインナップが増えています。なんとOCNと連携した新たな格安SIM「BIC モバイル ONE powered by OCN」が登場したのです。

2016-02-16bic01

OCNの人気格安SIM「OCN モバイル ONE」をベースとしたプランとなり、1日あたり110MBといったように高速通信が日単位で設定されているのが特徴です。たとえば「110MB/日コース」の場合は月額1,600円で通話・SMS+LTE高速通信が毎日110MBまで利用可能。110MBを超えた通信は200kbpsに制限されます。

毎日110MB。やや少ないかとも思えますが、自宅や会社ではWi-Fiがメインといったパターンに良いプランですね。30日(ひと月)で換算すると3.2GBもの高速通信が利用できることになります。

では、既存のIIJmioと連携したBIC SIMとはどう違うのでしょう? どっちがオトクなのでしょう? ラインナップが増えるというのは良いことですが、同時に迷いが出てしまいますよね。これを解決していきましょう。まずは最も肝心なプラン・価格について比較してみましょう。

ビックカメラオリジナルSIMカードのプラン比較(音声通話対応)

160217hbk01

●最安価格は1,600円〜

音声つきプランではこのようなラインナップとなります。IIJの「ミニマムスタートプラン」が3GB/月で1,600円。OCNの「110MB/日コース」が110MB/日(30日換算3.2GB程度)が同じく1,600円となります。特定の日にまとめて通信するような人はIIJが、毎日コンスタントに通信する人はOCNの方がいいでしょう。

●価格と高速通信量との比較ではOCNに分があり!

もうすこし通信したい!という方は5GB付近のプランに注目しましょう。IIJの「ライトスタートプラン」、OCNの「170MB/日コース」「5.0GB/月コース」がそれです。この中でコストパフォーマンスが最も高いのは実は「170MB/日コース」。30日換算すると4.9GB程度を月額料金2,080円で利用できます。

他のプランでも高速通信量と価格を比較すると「BIC モバイル ONE」の方が若干優れています。

続いてこの2つのSIMの特徴を確認していきましょう。

ビックカメラオリジナルSIMカードの特徴比較

160217hbk02

●エリア/速度について

エリアはdocomoと同じエリア、利用Bandも同じです。なお、LTE通信速度は時間帯によって若干異なります。人が多いお昼時などは速度が落ちる傾向がありますが、それはどちらも同じ。なお、制限速度はどちらも200kbpsとなっています。IIJには低速時でも最初だけ高速読み込みを行なう「バーストモード」があり、OCNには200kbps接続時の3日間or1月あたりの通信量制限がありません。どちらも魅力的です。

●付帯サービスについて

2016-02-16bic02

IIJではWi-Fiスポット「Wi2 300」のベーシックエリア(月額362円)を無料で利用できます。マクドナルドやスターバックスなどでWi-Fi接続できるので、ノマドワーカーには便利でしょう。混み合っている場合も多いんですけどね。

2016-02-16bic03

OCNの方はというと、IP通話「050 Plus」(月額300円)が無料になります。IP通話を利用して通話料も安くしたい!というのであればかなり魅力的です。また、期間限定ですがひかりTVも無料になります。

ベーシックなところの大きな差は、付帯サービスでしょうか。公衆無線LANサービスを取るか、それともIP電話を取るか…といったところです。ちなみに、OCN モバイル ONEでは050Plusの通信データを高速通信分としてカウントしない。といったサービスもあります。IP通話の消費データって、本当に微々たるものですが長電話な方には嬉しいサービスかもしれません。


■BIC SIM powered by IIJの便利な点

・低速時のストレスを緩和させるバーストモードがある
・Wi-Fiスポットが付帯する
・10GBを家族で分け合える

■BIC モバイル ONE powered by OCNの便利な点

・価格に対する高速通信量の割合に若干のアドバンテージ
・選択できるコースが多い
・050 Plusの月額料金が無料になる


なお、どちらのサービスも翌月からのプラン変更が可能、通信速度の任意切り替えに対応しており、あえて低速にすることで高速通信分を使わずに通信することもできます。また、どちらも使い切れなかった分の高速通信量を翌月まで繰り越せます(OCNの「15.0GB/月コース」だけは繰越できません)。

いやぁ…どちらも個性があって悩ましいですね!

どちらかを選べと言ったら……う〜ん。長考してしまいそうです。
個人的に「これはスゲエいい!」というポイントがあって、IIJ側ではファミリーシェアプランの3枚のSIMを発行できて10GBを無料で分け合えるという点。これは複数端末や家族で使いたいという場合に便利です。

一方、OCN モバイル ONE側の050 Plus無料(=無料で050番号を維持できる)という点も非常に魅力的。この2点、どちらも甲乙つけがたい!

そう、やはりそこなんです。

価格としては若干「BIC モバイル ONE」にアドバンテージがありますが、いくら格安SIMといえど、そこ(価格)だけで選ぶのは推奨できません。価格と共に高速通信の量や配分、そして付帯サービスにも注目しつつ、自分にベストな選択肢を導き出しましょう。